こんばんは。
今回は、冬もなるべく状態良く管理したいドラセナ属の観葉植物「マッサンゲアナ」のお手入れの様子をご紹介します。
UCHIのマッサンゲアナは1年ぶりのご紹介になりますが、アノひょっこりと出てきた新芽も枯れずに生長して元気に過ごしています。
しかし気温が下がるとドラセナ属の多くは熱帯アジアやアフリカが原産地ということもあり、マッサンゲアナも置き場所の気温や管理方法次第では、葉が黄ばんだり、茶系に変色して枯れてしまうことがあります。
そしてUCHIでも置き場所をリビングから別の部屋に移していた影響もあり、12月中旬頃に数枚の葉が痛んで変色してしまいました。
そこでその状況に対処してリビングに戻してからはほぼそういった状態になる葉はなくなりましたので、その対処した様子と併せ、1年ぶりにマッサンゲアナの現在の様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのマッサンゲアナ
- 痛んだマッサンゲアナの葉への対処
- 枯れた葉に対処して、再びリビングに戻したマッサンゲアナ
UCHIのマッサンゲアナ
UCHIのマッサンゲアナは2020年1月25日に、ひょっこりと新芽が出てきた様子をご紹介しました。
その出てきた新芽が枯れてしまわないか少し不安もありましたが、無事に1年かけてゆっくりと今も生長を続けています。
また以前根腐れで1株枯らしてしまっているので、水の与え方には気を付け、なるべく葉水だけで水分を補うようにしていますが、水を控えていることによっての悪影響を感じることはありません。
※必要に応じて水は適度に与えています。
しかし冒頭でもお伝えしたように、置き場所を別の部屋に移したことが影響してか、それまで何ら異変がなかったマッサンゲアナが、去年の12月中旬頃には数枚の葉が痛んで変色してしまいました。
そこでその時の対処と、すぐさま置き場所をリビングに戻したことが良かったのか、一応それ以降は葉に異変を感じることはなくなりましたので、その葉に異変が表れた時の様子や、その時の対処の様子をご紹介したいと思います。
まずはその前に、前回のご紹介から1年経った、現在のマッサンゲアナの様子をご紹介します。
こちらが現在のUCHIのマッサンゲアナの様子です。
葉は徒長して、多いともいえませんが、それなりにきれいな状態が維持できていると思います。
しかしこのようにずっと維持できていたわけでなく、マッサンゲアナの茎を見ていただくと枯れた葉の残骸が残っています。
これは冒頭からお伝えしている去年の12月中旬頃に葉が茶系に変色して対処した残骸で、その対処した時の様子を撮影していますので、その様子をご紹介します。
痛んだマッサンゲアナの葉への対処
こちらは2020年12月14日のマッサンゲアナの様子で、数枚の葉が先端付近から茶系に変色していることがすぐにお分かりいただけると思います。
このように痛んだのは寒さが原因ではないかと考えています。
それは以前マッサンゲアナをリビングに置いていましたが、置き場所の問題から別の部屋に移していました。
しかしその部屋はほとんどエアコンを使わない部屋で、11月まではそれでも問題なく過ごしていましたが、12月から徐々に朝晩が特に寒くなるので、そのことが葉が痛んだ原因ではないかと思います。
しかしこのように茶系に変色した葉へできることはこのままにするか、カットするしかありません。
そこで病害虫予防と、このままでは見た目も悪いので、付け根付近でこのようにカットしました。
そしてこちらがカットした直後の葉の付け根付近(茎)の様子です。
この残骸は無理やり取らず、しっかりと枯れるまで待ちたいと思います。
また先端だけ枯れている葉もあり、このピンクの円で囲ったような状態の葉がそうで、こういった状態はこのままでも問題ないと思いますが、こちらにも簡単な処理をしたいと思います。
このように枯れた先端は枯れていない部分辺りで(緑の部分から)カットして取り除きました。
後ほどそのカットした部分がどのようになったのかもご紹介します。
改めてもう1度今朝のマッサンゲアナの様子にもどりますが、全体的な様子をご紹介するには葉のホコリが気になります。
そこでこのように葉水してホコリを取り除きます。
葉水だけでは取れないホコリなどもありますので、その場合はティッシュペーパーで拭き取り、葉をキレイにします。
因みに普段葉水は拭き取らす、裏側にもなるべく葉水するようにしています。
1度薬剤で対処していますが、このようなこまめな葉水が2年前に悩まされたカイガラムシ発生の予防にも一役買ってくれているのか、全くカイガラムシは発生していません。
最後に枯れ始めた葉をカットしたときに残っていた付け根の残骸は、先ほどの写真のように枯れていますので、簡単に手でこのように取り除けるので、取り除きて茎の部分をスッキリと仕上げました。
この後は気温が影響していると思いますので、再びリビングに戻し、約1ヶ月経ったマッサンゲアナをご紹介します。
またひょっこりと出てきた新芽などの様子も併せてご紹介します。
枯れた葉に対処して、再びリビングに戻したマッサンゲアナ
まずこちらが枯れ始めた葉をカットしたときに残っていた付け根の残骸を取り除いた茎の部分です。
枯れた残骸を取り除いたのでスッキリとした見た目になりました、因みにこの部分は茎とお伝えしていますが、正式な呼び方はわかりません。
そして次にこちらがアノひょっこりと出てきた新芽の現在の様子です。
葉の大きさは大きな株の葉と遜色ない大きさになりました。
しかし唯一今状態の悪い葉が、この新芽の葉で、写真の中央の葉が少し黄ばんだ色合いをしている様子がお分かりいただけると思います。
おそらくこの葉は今後維持ずるのは難しいのではないかと思いますが、なるべくこのままにして様子を見守りたいと思います。
そしてこちらが先端の枯れた部分をカットして1ヶ月程たった葉の現在の様子です。
不覚にもわかり難い写真で申し訳ありませんが、、カットした断面付近だけは少し茶系に変色していますが、それ以上の進行はなく、一応対処は成功しているのではないかと思います。
徒長してやや長い気がしますが、状態の良いマッサンゲアナの葉の様子で、お手入れしたこともありキレイに模様(斑)が見て取れます。
因みにこの模様は日陰気味の場所で育てていると全体が同じ色(緑系)になり、目立たなくなります。
逆に窓際などで日に当て育てているとこのような模様がしっかりと出ます。
最後にマッサンゲアナの特徴の幹の様子がこちらで、触れてみるとしっかりとした硬さがあり安堵しています。
それはもし根腐れしているとブニョブニョとした感触になるからです。
UCHIのマッサンゲアナは3度目の冬を過ごしていて、UCHIなりに感じている冬を状態よく過ごすコツは、室温はなるべく12度以上で葉水(裏表)をこまめにして湿度を保つことではないかと思います。
もちろん日当たりも重要ですが、もしマッサンゲアナの状態が悪い場合は室温と湿度を見直してみることがオススメかと思います。
そして冬は特に水の与え過ぎには気を付け、なるべく乾かし気味にして、くどいようですが、葉水(裏表)をこまめにすることは湿度だけでなく水分も補えるので、マッサンゲアナをなるべく冬も状態良く管理するには欠かせないといえるのではないかと思います。
このまま無事に冬越しできれば、そろそろマッサンゲアナの土を新しいものへと交換したいと考えているので、またその様子をご紹介したいと思います。
今回ご紹介したマッサンゲアナの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。
また過去のマッサンゲアナの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。