葉が維持できない雅楽の舞への振り切った植え替え

おはようございます。

今回は、葉が維持できないポーチュラカリア属の多肉植物「雅楽の舞」への振り切った植え替えをした様子をご紹介します。

植物の植え替え時の鉢のサイズアップの基本といえば、1周りからせいぜい2周りで、大き過ぎるとその時の株の根の量に対して土が多すぎて乾きにくくなり、最悪の場合根腐れの原因となるからですが、そんな中、株の状態、置き場所などの複合的要素から、ご紹介したセオリーを無視して、ある意味振り切った植え替えをしたのが、これからご紹介する雅楽の舞です。

一番の目的は大きく育てるということよりも、以前から問題視している葉の維持を目的としていますが、それがどういった様子なのか、何故そのように振り切ったサイズへ植え替えをしたのかなど、現在の雅楽の舞の様子と併せ、その植え替えの様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIの雅楽の舞
  • 振り切った雅楽の舞の植え替え
  • 振り切った植え替えをした雅楽の舞

 

UCHIの雅楽の舞

UCHIの雅楽の舞は2023年3月11日に、またも葉が著しく減ってしまった、その時の様子をご紹介しました。

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このご紹介後は、土が新しいということもあり、読者の皆様に行ったアンケート結果通り、しばらくは葉の維持ができるようになり、それなりに改善できた様子で過ごしていました。

※アンケートへのご協力ありがとうございました。

 

しかし時間が経つにつれ、茎が伸び、葉の量も増えると、ある期間からまた同じように葉がいつの間にか減っている状態となり、植え替えから3年以上も経った現在では、いくら水を与えても葉は増えず、また植え替え前のような姿になってしまっています。

 

原因は明確で、土は古く、とにかく土に水分保持ができていないことが原因だと思います。

またその他にも今のままでは生育に歯止めがかかるといった様子もあり、このまま通常の植え替えでは、また早々と同じような状態になるような気がしていますので、先にご紹介した植え替えの基本のセオリーを無視した対処をしたいと思います。

 

それでは作業を始める前に、まずは今、雅楽の舞はどういった姿をしているのか、作業前の現在の様子からご紹介したいと思います。

 

 

こちらが現在の、UCHIの雅楽の舞の様子です。

 

 

見る場所によってはそれなりに葉は維持しているのですが、全体的に小さく、また枚数も多いとはいえません。

 

 

そしてよりひどいのはこちらの伸びた茎の様子です。

葉は先端のみでそれより根元にかけては、一部を除いて、ほぼ葉がない状態です。

 

 

そのひとつの原因がこの地表を見てもらえばわかりやすいのですが、根が地表でも見てとれるまでになっているので、根詰まりしていると考えられます。

 

そして土の状態が悪く、また素焼きの鉢で、屋外管理ということもあり土はとにかく乾きやすく、明らかに水分が常に不足しているのでないかと思います。

 

そこでUCHIの雅楽の舞は生長意欲が強く、より良い環境を与える必要があるのでないかと思いますので、大胆というより、むしろ振り切ったサイズ感の鉢へ植え替えしたいと思います。

 

 

振り切った雅楽の舞の植え替え

まずは植え替え用の鉢ですが、雅楽の舞は根が細いことから、水分は多めに与えたいのですが、あまりに乾きが悪いとそれはそれで問題です。

そこで素焼きの鉢であることを条件として、良いサイズ感がないかと家中さがしましたがなかなか見つからず、代わりに見つけたのがこちらの素焼きの鉢です。

 

一見少し大きめではあるものの許容範囲の素焼きの鉢に見えますが、実はこの鉢は以前、胡蝶蘭に使っていたもので、そこそこの大きさの鉢です。

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ではどれぐらいかというと

 

こちらが現在植えている雅楽の舞と比較したもので、かなり大胆というかもう完全に振り切ったサイズアップといえます。

本来このようなサイズアップはNGですが、現在の根の様子、そして置き場所の風通しと、土の乾き、株の様子から総合的に判断してというと体裁がいいですが、今手持ちの中では一番適したのがこのサイズしかなかったということから、この鉢へ植え替えることを検討しました。

 

 

またこのような新しい葉にしっかりと水分を与えるためにはこれぐらいでもいいかと決断しました。

 

それでは振り切ったサイズ感の素焼きの鉢へ、雅楽の舞を植え替えたいと思います。

 

 

こちらが植えていた鉢から抜き出した、雅楽の舞の様子です。

 

とにかくカチカチで、見るからに以前よりやはり根が増えていることがお分かりいただけると思います。

 

 

真っ直ぐ立てることがもうできませんが、こちらが雅楽の舞の根鉢の様子です。

 

 

そしてこのように古い土をポロポロと振るい落しましたが、土はどこにいったの?というぐらい、かなり土が減っている(おそらく減っていない)ような印象程の量を取り除き、ほぼ根だけの状態にしました。

 

あとは、赤玉土(小粒)6.5、ピートモス1.5、日向土(細粒)1.5、ゼオライト0.5と、いつもの多肉植物用のオリジナルブレンドの土で植えるだけです。

 

それでは植え替え、一晩が経った今朝の雅楽の舞の様子をご紹介します。

 

 

振り切った植え替えをした雅楽の舞

こちらが振り切った植え替えをし一晩が経った、UCHIの雅楽の舞の様子です。

なんだか想像していたよりも、大きすぎるといった印象も受けない感じがします。

 

 

当然一晩では葉が増えるわけではありませんが、購入時のような密度にまで葉が増えると、決して大きすぎる感じではない気もします。

 

 

また間口が大きく、風通しも良いことから、一晩でここまで土の表面が乾いています。

この様子なら上部の乾きは決して悪くなく、まだ中間層には水分があると予想できますので、もしかすると株、土、鉢の性質から、結果的にこのサイズで良かったのでないかという感じがしています。

 

 

UCHIの雅楽の舞は振り切った植え替えをしたつもりでしたが、一晩たって様子を見たところ、鉢がオーバーサイズというより、むしろちょうどよい大きさではないのかといった印象もありますが、見た目だけではそれは判断が付きません。

これぐらいのサイズ感で良かったといえるのはもうしばらくたってから結果がわかると思いますので、時季も良いことから早々に結果をご紹介できるのでないかと期待がもてますので、またこのように振り切った植え替えをしたことで、どのような様子になったのかなどを、夏前から初夏辺りにその時の雅楽の舞の様子を通してご紹介できればと考えています。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

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雅楽の舞の育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、雅楽の舞の育て方だけでなく、これまでにご紹介している雅楽の舞の様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。