こんにちは。
今回は、気づけば風前灯火のサンスベリア属の観葉植物「サンスベリア・マッソニアーナ」の様子をご紹介します。
株にもよるのかもしれませんが、UCHIのサンスベリア・マッソニアーナは状態が安定していてほぼ変化のない状態が続き、室内をいつも変わらない様子で彩ってくれています。
しかしこれからご紹介するサンスベリア・マッソニアーナは、静かに過ごす中で忍び寄っていた危機に、偶然気付けた稀なケースですので、それがどういった様子なのかをご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのサンスベリア・マッソニアーナ
- サンスベリア・マッソニアーナの枯れた葉を取り除いて植え替え
- 改めて植え替えたサンスベリア・マッソニアーナ
UCHIのサンスベリア・マッソニアーナ
UCHIのサンスベリア・マッソニアーナは2022年2月26日に、油断していたわけでないのに冬に表れた異変の様子をご紹介しました。

このご紹介での保温して冬越しをする対処は失敗に終わりましたが、1株ずつ別の鉢に植えた、サンスベリア・マッソニアーナは難を逃れ過ごしていて、気が付けば今年の2月までわき芽が出て育つぐらいの変化しかないぐらい安定して過ごしていました。
しかしその2月にひと株の葉が枯れてしまい、以前の失敗から余計なことはせずに、植え替えの適期までおとなしく待つことにしていました。
そして確実といえる今、対処することにしたのですがこれが思いもよらない想定外の事態となりました。
それではそれがどういった事なのか、まずはそのことに気が付く前の、予定していた対処をした時の様子からご紹介したいと思います。
こちらが前回のご紹介から3年3ヶ月程が経った5日前の、UCHIのサンスベリア・マッソニアーナの様子です。
造花なのかといったぐらい変化なく過ごしています。
ただよく観察すると、やや葉にシワが入っていて、これが唯一の変化といってもいいぐらいです。
次にもうひと株の様子をご紹介したいのですが、こちら以前とは違いかなりほっそりした様子で、これはわき芽が生長したもので、こちらの株に対処が必要です。
それは何故かというと、今年の2月様々な植物を枯らしてしまいましたが、この株もその植物達と同じ場所に置いていたことが原因なのか、このような被害がありました。
それまでほんとうに状態が変わらず、むしろこちらの株の方がわき芽がでてきて生長してくれたといった変化があったのですが、元々の葉は残念なことになってしまいました。
もちろんこのままにしていては良くないので、植え替えの適期まで待つことにしていて、今こそそういった時期でもありますので、枯れた葉を取り除いて植え替えするといった対処することにしました。
サンスベリア・マッソニアーナの枯れた葉を取り除いて植え替え
雰囲気を変えたいので、こちらの空いているオリジナルのプラスチックの丸型の鉢へ植え替えることにしました。
まずサンスベリア・マッソニアーナを土から抜き出し、軽めに揺さぶるだけで土がボロボロと落ちてくれるので、簡単にこのように古い土を振るい落せました。
次に枯れた葉を取り除くのですが、ここで考えもしない想定外がありました。
当初は枯れた葉だけをカットだけしようと考えていたのですが、なんというか少しふにゃっとした感触を感じなくもないのでカットせず根元から取り除こうと千切るように引っ張ると、枯れた葉を簡単に取り除くことができたのですが、ピンクの円で囲っている2カ所にカビのようなものが発生していることに気が付きました。
そこで枯れた葉の方はこのまま処分すればいいだけですが、植える側は対処する必要があり、カビのような部分を水で洗い流したりと、できる対処をし、そして用意している鉢に植えました。
そして今朝ご紹介するため撮影しようと様子を見て作業を進めていましたが、あまりにもこの部分の事が気になったので抜き出してみると、とんでもないことになっていました。
写真でご紹介するには少しグロテスクで、撮影するタイミングもなかったので文章での説明となりますが、この膨らんだ根の部分(球根のようになっている部分)の半分ほどが緑系の色合いに変色していて、間違いなくこのままでは枯れるといえる状態だったのでほとんど(9割以上)のほぼ傷みのない部分までカットして取り除きました。
これまで植え替え後に抜き出して様子を確認するなんてことはしないので、今回はたまたまそういった確認をしたことで気が付け、もしかすると明日には様子が一変していた可能性があります。
今日ご紹介しようと思わなければ間違いなく枯れていたと考えられ、これまでの姿はこの株の最後の風前の灯火を見せてくれていたのかと思うと今できる対処せずにいれません。
本当に気が付けたことは幸いで、とりあえずもう先のような大きな鉢適しませんので、一回り小さなこちらの色違いの鉢へ植えることにしました。
続けて、この機会にもうひと株を先の鉢に植え替えもしました。
それでは改めて植え替えたサンスベリア・マッソニアーナをご紹介します。
改めて植え替えたサンスベリア・マッソニアーナ
こちらが今朝、改めて植え替えた、UCHIのサンスベリア・マッソニアーナの様子です。
もうひと株も先に使う予定だったオリジナルのプラ鉢に植え替え、サイズは違いますが色違いで揃えました。
もし状態の悪化に気が付けなければと思うとゾッとしますが、完全に対処できたわけでなく、まだまだ気が抜けない状態です。
このように一見すると、それぞれの株は元気に過ごしているようで、根の部分の異変に気が付かず、悪化の一途をたどるだけでした。
しかしこのようにご紹介するため植え替えたりすることで状態の悪化に気が付け、今できる対処はできたのでないかと思います。
この今の様子が最後の姿とならないようにしたいのですが、これから先のことはサンスベリア・マッソニアーナ次第で、もう見守ることしかできません。
非常に難しい状態であることは間違いありませんが、またこのように2株並べ、それぞれの様子をご紹介できればと考えています。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。