シンビフォルミスに感じた手応え

こんにちは。

今回は、これは確かな手応えなのかハオルシア属の多肉植物「シンビフォルミス」に感じたその様子をご紹介します。

植物がうまく(理想的に)育てられない場合、もちろん株の状態も無視できませんが、やはり育て方や置き場所に何かしらの原因がある可能性が高く、そういったことを改善することで理想に近づけていけると思います。

ただその原因を知るためには上級者や知識のある方が近くにいる場合はともかく、園芸店や購入店のスタッフさんに聞くか、書籍やインターネットでその株に合った情報を探るしかありませんが、そういった場合なかなかピンポイントでその情報にたどり着くことが難しいと思います。

UCHIでは特にシンビフォルミスが上手に育てられず、ずっと手をこまねいていましたが、たまたま親株と違った育て方をしていた子株からヒントを得て、それを実践してみると、まだそれが原因(解決策)とはいいきれませんが、これまでと違った手応えのようなものが感じられていますので、それが確かな手応えなのかわかりませんが、そういったシンビフォルミスに感じた手応えの様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのシンビフォルミス
  • 数株を無造作に植えたシンビフォルミスの子株達
  • それぞれのシンビフォルミスの様子と次の課題

 

UCHIのシンビフォルミス

UCHIのシンビフォルミスは2023年6月17日に、理想とは真逆の姿にしてしまった様子と併せ、その原因について考えました。

 

そしてその後は水(土の保水性)が原因でないかと考え対処していると、まだ短期間ではありますが、それなりの手応えを感じる様子があります。

しかしそれが確かな手応えなのかというと、これだとまだ結論付けられるわけではありませんが、今後変化の様子が感じにくくなる時季となりますので、前回のご紹介から5ヵ月が経った、手応えを感じ始めた現在のシンビフォルミスの様子をご紹介したいと思います。

 

 

こちらがその保水性に目を向けた、UCHIのシンビフォルミスの様子です。

 

 

葉がこれまでのように長く伸びずに大きくなり、置き場所も考慮したことから以前のように徒長はすることなく、株が生長したことがお分かりいただけると思います。

※少し植え替え土を足しています。

 

 

先にもお伝えしていますが、まだ対策してから5ヵ月で、必ずしも土の保水性が足りていなかった(原因だった)といいきれませんが、手応えがないともいえないと思います。

ただ多少成果も感じられなくはないけど、まだ記事にしてご紹介するほどの成果ではないのではと思われた方もいらっしゃるのではないかと思います。

それはごもっともなご意見で、手応えを感じているのはこちらの株だけではなく、アノ数株を無造作に植えたシンビフォルミスの子株達の方にもそういった様子があります。

 

それでは数株を無造作に植えたシンビフォルミスの子株達は今どういった手応えがあるのか、現在の様子をご紹介します。

 

 

手応えを感じる数株を無造作に植えたシンビフォルミスの子株達

こちらが手応えを感じている、数株を無造作に植えたシンビフォルミスの子株達の現在の様子です。

半年も経たない間にかなり生長し、様子が変わったことがお分かりいただけると思います。

 

 

やっぱりどうしても一緒に植えたかったオブツーサもその後植えてみると、無事に根付いてくれ、今ではこのよう瑞々しいオブツーサらしい様子が感じられるまでに生長してくれました。

 

 

親株は土のブレンドを変えたので以前より保水性はアップしていますが、こちらは水を与える頻度を増やしてみるとこのようにビニールポッドいっぱいに生長してくれました。

 

 

ただ手放しに喜べないのが、全体的に葉がこのように長く伸びて、徒長(葉が徒長)してしまっているからです。

 

シンビフォルミスを上手に育てられてる方だと、もっと葉がなんというか厚みがあるというか、膨らみがかんじられるというか、プリッとした様子に育てられています。

そこでやはりもっと日当りの調節が必要なのかと考えましたが、この株は以前もお伝えしたように屋外で直射日光が当たる場所に置いています。

しかしその場所の近くにある銀波錦や他の多肉植物などで多少遮光されていることもあり、葉焼けせずこのような様子で過ごしてくれていますので、その銀波錦が日差しを遮らない場合、完全な直射日光が当たる状態となってしまうと、葉が親株の外側の葉のように赤茶系に変色して、いわゆる葉焼けするのでないかと思い、そのような大胆な行動に移す自信がありません。

 

けれどもこの葉をもっとプリッとした様子に育てるには、水分ではなく日当たりでないかと考えていて、夏場はともかく春と秋は日当たりの強さと日照時間をなるべく伸ばすことで、葉を長く伸ばす必要がないと株に感じさせることで、理想に近づけるのでないかと思っています。

 

とりあえず葉のことは今後どう対処するかより明確な方針を検討するとして、先にお伝えしているようにまだ結論付けるには早いですが、やはりこれまでやや水分(保水性)が足らないことが原因でうまく育てられていなかったのではないかと思い、また今後は冬越しのため水を与える量を減らす予定ですので、今の様子をご紹介しつつ、結果をお伝えすることにしました。

 

それでは最後にもう一度それぞれのシンビフォルミスの様子をご紹介し、それぞれの次の課題と向き合いたいと思います。

 

 

それぞれのシンビフォルミスの様子と次の課題

まずこちらの子株達は、シンビフォルミスに限っては葉の厚みにこだわり、プリッとした様子をご紹介できるように意識を向けたいと思います。

 

ただそのためには栄養はもちろんやっぱり日当たりがカギとなる気がしていますので、冬の間はともかく春から遮光はどうするか、その時の株の様子を見ながら検討したいと思います。

 

 

そしてUCHIのシンビフォルミスは、まだ水(保水性)が問題だったとは言い切れませんが、多少こちらも手応えがあるので、それが確かな手応えなのかまだわかりませんが、引き続き水分量に関しては多めにしたいと思いますが、やはり時季的な制約は無視できないので、冬は控え目にして、また次の生育期から水分量を意識し、生長具合を見て子株同様に葉にもこだわりを持てればと思います。

 

それぞれの課題といっても結果は同じ方向に向かうだけなので、とりあえず冬を無事に過ごし、また春から夏の間で変化の様子があれば、その時のそれぞれの様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。