フォロトシア・グランディフローラムを増やす

こんにちは。

今回は、生育期を迎えたフォロトシア属の多肉植物「グランディフローラム」の変化の様子をご紹介します。

グランディフローラムはこれまで全く変化がありませんでしたが、5月を迎えようやく目に見える変化がありました。

またタイトルからもお分かりになると思いますが、そのグランディフローラムに思い切ったことをしましたのでその様子も併せてご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのグランディフローラム
  • グランディフローラムの育て方
  • グランディフローラムの葉挿し

 

UCHIのグランディフローラム

UCHIのグランディフローラムは2018年10月24日に、初めてご紹介しました。

 

育て方も詳しくわからないまま育てていますが、一応枯れずに今でも元気に過ごしています。

そんなグランディフローラムですが、急に一番長い葉の先端が膨らみ始め、その膨らみはわずかな期間でグングンと伸びました。

 

グランディフローラムはゆっくり生長をするという情報がありましたが、伸び始めると一気に伸びるということが経験できました。

まずは変化があったグランディフローラムの現状をご紹介します。

 

 

グランディフローラムの葉の太さや色は以前と変わりはありません。

しかし一番長い葉がさらに上へ新たな節をつくり、より高く伸びました。

 

 

伸びた部分はピンクの線より上の部分です。

伸び始めると、グングンと一気に生長したと感じています。

 

 

今もまだ伸びている新しい部分は、色も薄く初々しい様子です。

 

 

こちらがその生長前の膨らみと表現した部分です。

この膨らみがまたグングンと一気に伸びると思いますので、楽しみにしています。

 

 

UCHIのグランディフローラムは、このようなガラスの器に植えられているものを購入しました。

このガラスの器は底に穴がないので、水やりはかなり慎重に管理しています。

しかしやはり通気性が悪いせいか、底の方に緑のコケのようなものが付着し始めています。

 

今後この緑のコケのようなものが広がり、グランディフローラムに悪影響が及ばないか心配です。

そこで今回はこの元気なグランディフローラムに、思い切ったことをしたいと思います。

 

その前にグランディフローラムの育て方についてあまり詳しい情報が見当たりませんので、少しでも参考になればと思いUCHIの今までの育て方をご紹介します。

 

 

グランディフローラムの育て方

窓際の日当たりのよい場所で育てています。

水は控え気味にして、表面が乾いてから3から7日程の日を置いて水を与えるようにしています。

 

日当たり

グランディフローラムは日当たりがよく、風通しのよい場所がおすすめです。

直射日光や強い日差しは避け、遮光された日が当たる場所が無難だと思います。

 

水やり

春と秋は土が乾いたら水を与え、冬は乾かし気味にし、冬はほぼ断水するように管理しました。

夏はまだ経験がありませんが、他の多肉植物同様に水は控え気味にして、水を与える場合は涼しくなってから少量与えるようにと考えています。

 

冬越し

寒さが若干苦手のようです。

UCHIでは10度以上の室内で無事冬越しできました。

 

※この育て方はUCHIでの育て方ですので、地域などにより多少違いがあると思います。

 

 

グランディフローラムの葉挿し

思い切ったこととは、グランディフローラムの新しく伸びて生長している部分をカットして、葉挿しにしたいと思います。

※グランディフローラムの緑の茎のような部分は葉のようですので、葉挿しという表現でご紹介します。

誤認の場合は修正しますので、ご了承ください。

 

今のグランディフローラムの様子からすると、今は生育期であると予想できます。

その様子から、葉挿しなどにするには今は最適だと思いますので、思い切って葉挿しにしたいと思います。

 

 

雑菌などの予防から、ハサミは使わずに折るように切断しました。

すると断面に白い樹液のような液体がすぐに出てきて、カットした断面を覆いました。

これはフィカス属でも同じような現象があります。

 

 

もちろん切り取った方にも白い樹液のような液体が出てきました。

この樹液が切り口を覆い、雑菌などの侵入を防ぐものだと思います。

 

このままではさすがに葉挿しには出来ませんので、しばらく切り口の液体が乾くまで待ちます。

 

 

そして2時間程乾かせた切り口の様子です。

白い樹液は、半透明の白に変化して乾いています。

 

 

植える鉢は、100円ショップの一番小さな素焼きの鉢を使います。

蒸れなどの予防のため、通気性のよい素焼きの鉢を選択しました。

 

 

そして切り口が乾いたグランディフローラムの切り取った部分を葉挿しにしました。

このやり方(増やし方)が正しいかはわかりませんが、後はしばらく水は与えず、日陰で様子を見守りたいと思います。

 

 

そしてこちらが、親株の断面です。

まだ完全に乾いていないのか、白乳色になっています。

 

 

伸びた部分を切断したので、購入時の姿に戻ったグランディフローラム。

節を伸ばそうと新たな膨らみもありますので、今後も水の管理には気を付けて、しっかりと育てたいと考えています。

 

葉挿しにしたグランディフローラムはうまく根付くかはわかりませんが、今後変化があればまたその様子をお伝えしたいと思います。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

72日後の様子をご紹介します。