こんにちは。
今回は、やっぱりこの時季が苦手なフォロトシア属の多肉植物「フォロトシア・グランディフローラム」の様子をご紹介します。
フォロトシア・グランディフローラムは1年中リビングに置いているので、最低でも10度以上の場所で過ごしていますが、この時季はやっぱり苦手だということが鮮明に表れてしまいました。
去年も同じ2月に枯れた株を抜き出すといった様子をご紹介していますが、今年はそれ以上に深刻な状態で心配が絶えません。
しかし今年は去年とは違う手応えを感じていることもあります。
それではそういった様子と併せ、この時季が苦手なフォロトシア・グランディフローラムの現在の様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのフォロトシア・グランディフローラム
- 少し異変を感じ始めた頃のフォロトシア・グランディフローラム
- フォロトシア・グランディフローラムの枯れた株を抜き出す。
- 手応えも感じている子株と枯れた株を抜き出した親株のフォロトシア・グランディフローラム
UCHIのフォロトシア・グランディフローラム
UCHIのフォロトシア・グランディフローラムは2020年7月23日に、ボリュームアップするといった計画を実行に移した様子をご紹介しました。
その後は順調に過ごしていて、計画していたボリュームアップは成功したと考えていましたが、1月末辺りからその様子は一変してしまいました。
そして今も尚対処しなければいけないことがあるのですが、その対処をする前に、まずは前回のご紹介から約7ヶ月が経った、現在のフォロトシア・グランディフローラムの様子をご紹介します。
こちらが前回のご紹介時と比べ、変わり果ててしまったUCHIのフォロトシア・グランディフローラムの様子です。
明らかに前回の計画を実行に移したころとは違うことがお分かりいただけると思います。
このようにそれなりに過ごしている株もありますが、ボリュームアップしたころと比べ前後左右が明らかに殺風景な様子です。
残念ながら2月に入り次々に枯れだし、7株あった元気な株が、今では4株にまで減ってしまいました。
そしてあまりやりたくないのですが、ご覧いただいているように枯れた株がまだ残っていますので、病害虫予防のためにも枯れた株は抜き出したいと思います。
その前にこのような姿になってしまう前の少し異変を感じ始めた頃のフォロトシア・グランディフローラムの去年の年末の頃の様子と、今年の1月の後半の様子を撮影していますので、その時の様子をご紹介します。
少し異変を感じ始めた頃のフォロトシア・グランディフローラム
こちらが2020年12月8日のフォロトシア・グランディフローラムの様子です。
この時はまだ外側に開きつつあるものの、挿し木した株も枯れずに残っていて、それなりに過ごしている様子がお分かりいただけると思います。
しかしこの頃に初めての異変として、たまたま少し移動させただけで株が倒れて抜け落ちてしまうようなことがありました。
その抜け落ちた株の様子を見てみると、発根はしていますが根は短く、しっかりと根付いているといった様子ではないことに気が付きました。
そこでやや生長が遅いような気がして、少し日が届く場所に移して生長を促進させようとしたのですが、これがかえって悪影響を及ぼしてしまったような気がしています。
こちらが日が届く場所に移して1ヶ月半程が経った、2021年1月28日のフォロトシア・グランディフローラムの様子です。
多くの株の先端が枯れたりしたので、取り除いたことにより以前より高さを失ってしまったことがお分かりいただけると思います。
そしてその先端が枯れてしまう様子がこちらで、このように次々と先端が枯れ始めてしまいました。
その都度枯れた先端を取り除いていると、先ほどご紹介したような姿になってしまい、高さを失ってしまうことになってしまいました。
またそういった株はこのようにシワが目立つ傾向にあります。
そこで少し水を与えたのですが、これがまたより状況を悪化させてしまったのだと思います。
そしてもう一度これまでの場所に戻し、シワの改善は諦め断水して冬越しすることにしていました。
しかし結局状況を変えることができず、最初にご紹介した姿になってしまいました。
それでは先ほどご紹介した、枯れた株は病害虫予防のためにも抜き出したいと思います。
フォロトシア・グランディフローラムの枯れた株を抜き出す。
それではフォロトシア・グランディフローラムのこのように枯れた株を抜き出します。
他の株へ影響が及ばないようにゆっくりと慎重に抜き出しました。
するとこちらが枯れた株の根元の様子で、完全に枯れてしまっていることがお分かりいただけると思います。
そして枯れているもうひと株も抜き出しました。
すると簡単に抜き出すことができたので根元を見てみると、どうやらこの株は枯れた株の元気な部分を挿し木にしていた茎で、発根せず枯れてしまったようです。
そこで気になったので折って状態を確認してみました。
すると元気な茎なら出てくるはずの白い液がにじみ出てきません。
発根していなかったので水分が不足している可能性もありますが、断面を撮影する準備をしていると、この間でも本来なだにじみ出てくる白い液はでてきませんでした。
このように去年の冬より状況がとても悪いと言わざるを得ないUCHIのフォロトシア・グランディフローラムですが、冒頭でもお伝えしたように去年の冬とは違う手応えも感じていることもあります。
それは子株の様子で、目立つ生長した様子はありませんが、今も枯れずに過ごしています。
そこで暗くなりがちなお話ばかりでしたが、そういった様子とは違った手応えも感じている子株の様子と併せ、枯れた株を抜き出した親株の様子をご紹介します。
手応えも感じている子株と枯れた株を抜き出した親株のフォロトシア・グランディフローラム
こちらが去年の冬とは違う手応えを感じている子株のフォロトシア・グランディフローラムの様子です。
去年は2月上旬に挿し木していた子株に異変が表れてしまいましたが、今年はそういった様子はありません。
あまり生長している様子こそありませんが、それでも左の株の先端が少し伸びていて、それなりに過ごしています。
この時季を乗り越えられれば今後は生長することが期待できますので、この調子で冬越しをして、春を待ちたいと思います。
そしてこちらが枯れた株を抜き出した親株にあたる、UCHIのフォロトシア・グランディフローラムの様子です。
ボリュームアップするといった計画は失敗に終わってしまったことは言うまでもありません。
今はそれどころかこの残った4株をいかに枯らさず冬越しするかといったことが優先課題となってしまいました。
やっぱりこの時季は苦手で、今できる対処はしましたが、1株はグラグラしているので枯れてしまうのではないかといった不安すらまだあります。
しかし何とかこのままこの状況を乗り越えられれば、また3月中旬以降から生長し始め、春には活発に生長することが期待できます。
少しシワが目立ち始めている茎もありますが、もうしばらく断水を続け、このまま4株を維持して春を迎えたいと思います。
今後しばらくは親株の状態は気がかりですが、また春頃に子株の様子と併せ、その時のそれぞれのフォロトシア・グランディフローラムの様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
163日後の様子をご紹介します。