こんにちは。
今回は、いつか以前のような姿へ仕立てたいフォロトシア属の多肉植物「フォロトシア・グランディフローラム」をご紹介します。
フォロトシア・グランディフローラムは購入してからこれまで一度も土の入れ替えをしたことがなく、そういったことがタイトルから考えられるようなことになった引き金になった可能性も捨てきれません。
そこで子株にはそういったことを未然に防ぐための対処をして育て、いつか以前のような姿へ仕立てたいと思いますので、そういったそれぞれのフォロトシア・グランディフローラムの様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのフォロトシア・グランディフローラム
- 教訓を与えてくれた、親株のフォロトシア・グランディフローラムの最後の様子
- カビが気になるフォロトシア・グランディフローラムの鉢への対処と土の入れ替え
- 鉢をキレイにして、土の入れ替えもしたフォロトシア・グランディフローラム
UCHIのフォロトシア・グランディフローラム
UCHIのフォロトシア・グランディフローラムは2021年2月17日に、やっぱりこの時季が苦手なのかと冬のその時の様子をご紹介しました。
なんとかその寒い時季さえ乗り越えられればと考えていましたが、1本、そしてまた1本と枯れてしまい、ついには一番太い丈夫そうな株だけになってしまいました。
しかしそんな中、子株はトラブルなく冬越しも終え、今では活発な生長も初めていますので、まずはそんな元気の良い子株の様子をご紹介したいと思いますが、やや気になる様子もあります。
そこでトラブルは未然に防ぎたいので、その気になる様子をご紹介し、対処したいと思います。
こちらが前回のご紹介から約5ヶ月半が経った、子株のフォロトシア・グランディフローラムの様子です。
活発な生長を初めていて、元気に過ごしているとお伝えしているのに、大きさは以前と変わりないように感じると思いますが、それは後程ご紹介します。
そしていきなり本題の気になる様子ですが、それはピンクの円で囲った黒いカビです。
この程度ならばと思うかもしれませんが、これは親株からの教訓で対処しておきたいことです。
また土の状態は問題なさそうですが、鉢に付いているカビの影響も考えられますので、新しい土へと入れ替えたいと思います。
そしてこちらが、UCHIのフォロトシア・グランディフローラムとご紹介していた親株の様子なのですが、ご覧いただいているように親株はとても残念なことになってしまいました。
それではそんな教訓を与えてくれた、親株のフォロトシア・グランディフローラムの最後の様子をご紹介します。
教訓を与えてくれた、親株のフォロトシア・グランディフローラムの最後の様子
こちらは2021年7月23日のUCHIのフォロトシア・グランディフローラムの様子です。
残念ながらこのような姿になってしまいました。
この時に気が付いた異変としては、小石がこのように茶系になってしまっていることで、こういったことも多少は枯れた原因に関係している可能性もありそうです。
また一応確認のために、枯れたフォロトシア・グランディフローラムを鉢から抜き出してみました。
すると枯れていることには間違いなく、残念ながらこういった様子から、もう改善は不可能です。
フォロトシア・グランディフローラムはこのブログの初期の頃から育てていて、一応枯れた日を先ほどお伝えした2021年7月23日とすると、約2年9ヶ月(1003日)程、UCHIで過ごしてくれました。
残念でなりませんが、子株は元気に過ごしていますので、まだ全滅させたわけではありません。
そこでもう一度同じような状態に仕立てようと、鉢(正確にはガラス鉢)と中身を別々にして洗って干そうとしたのですが、この作業中に右手前の名称のわからない、木のチップなようなものをひっくり返してしまうといった失敗をしてしまい、あえなく以前のように仕立てることを一旦断念することにしました。
またこの時に気になったのが、鉢の内側のカビもしくはコケの様子です。
これはこれまで購入してから一度も土の入れ替えをしたことがないので対処できず、ある意味放置状態だったので、このカビもしくはコケが枯れた原因の可能性が十分に考えられます。
そしてしばらくフォロトシア・グランディフローラムのことは忘れ、子株もそのまま育てていたのですが、先ほどご紹介したように鉢のカビに気が付き、因果関係はわかりませんが、このカビが原因で子株まで枯らしたくはありません。
そこでカビだけ取り除くのは難しいので、一旦子株のフォロトシア・グランディフローラムを鉢から抜き出して鉢を洗い、また土も入れ替えて対処したいと思います。
カビが気になるフォロトシア・グランディフローラムの鉢への対処と土の入れ替え
まずフォロトシア・グランディフローラムを鉢から抜き出しました。
すると挿し木にしている小さな茎はまだ発根していたいことに気が付きました。
そして次に根に絡んだ古い土をなるべくこのように取り除きました。
そしてスポンジできれいに鉢の外側と内側を洗い、カビやヨゴレを取り除きました。
最後に赤玉土(小粒)1と日向土(細粒)1といったブレンドの土に根が伸びている株だけ植えて、たっぷりと水を与えました。
そしてこのまだ発根していない茎は、もう少し土が乾いてから元に戻したいと思います。
またこの発根していない茎は、実は子株から伸びた部分をカットして挿し木にしたものです。
これは6月辺りから伸び始め、今月(7月上旬)にカットして挿し木にしました。
そしてこういった様子から活発に生長を始め、元気に過ごしているとお伝えしました。
また以前から伸びた部分だけカットしたので、こういったことから大きさが以前のままだということです。
そしてある程度土が乾いたので、発根していない茎を元に戻しました。
それでは親株に代わって今後生長の様子をメインでご紹介する、鉢をキレイにして、土の入れ替えもしたフォロトシア・グランディフローラムをご紹介します。
鉢をキレイにして、土の入れ替えもしたフォロトシア・グランディフローラム
こちらが鉢をキレイにして、土の入れ替えもした、UCHIのフォロトシア・グランディフローラムの様子です。
このようにまだ発根していない茎も土へと戻しました。
どうにかこの発根していない茎も根付いてくれることに期待して、このやり方で次から次へと株を増やしたいと考えています。
親株のフォロトシア・グランディフローラムはとても残念なことになってしまいましたが、その教訓を活かして子株のフォロトシア・グランディフローラムの今後に期待を託したいと思います。
また土の代わりをしていた木の素材のバークチップのようなものの名称がわかりませんが、園芸店やホームセンターなどで見かければ購入しておき、小石は洗って干して保管してありますので、かなり時間がかかると思いますが、その目的のために育てる様子をご紹介しつつ、フォロトシア・グランディフローラムはいつか以前のような姿へ仕立てたいと考えています。
今回ご紹介したフォロトシア・グランディフローラムの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。
また過去のフォロトシア・グランディフローラムの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。