フォロトシア・グランディフローラムの葉挿しに再挑戦

こんにちは。

今回は、フォロトシア属の多肉植物「グランディフローラム」を増やすため、今伸び始めている葉をカットして葉挿しに再挑戦した様子をご紹介します。

前回のご紹介の時に、グランディフローラムの葉挿しの一部が黒く変色して、くぼんでいるような様子をご紹介しましたが、その後、子株の状態は改善することなく枯れてしまいました。

しかし、親株のグランディフローラムは今も順調に生長を続けていて、その伸び始めている葉(茎)をカットして、その勢いを借りて、もう一度葉挿しにしたいと思いますので、その作業の様子をご紹介します。

※未だにグランディフローラムの緑の茎のような部分が、葉なのか茎なのかわからないので、引き続き葉としますので、挿し木ではなく葉挿しとしてご紹介をします。

今回の目次

  • UCHIのグランディフローラム
  • グランディフローラムの葉挿しのその後
  • もう一度グランディフローラムの葉挿しに挑戦
  • 伸び始めた葉をカットしたグランディフローラムと葉挿しにした子株

 

UCHIのグランディフローラム

UCHIのグランディフローラムは2020年2月3日に、冬でも生長を続けるグランディフローラムのお手入れと、子株の異常な症状があることをご紹介しました。

 

このご紹介から、まだ1ヶ月半程しか経っていませんが、今もグランディフローラムは順調に生長を続けています。

しかし残念ながら、冒頭でもお伝えしたように、子株の黒く変色し、くぼんでいるような状態は改善はできず、それどころか2株とも枯れてしまいました。

 

グランディフローラムの葉挿しは去年の夏に行い、発根してしっかりと根付き、半年間はそれなりに順調に過ごしていたので、枯れてしまったことはとても残念です。

そこで、今も生長を続けている親株の伸び始めた葉をカットして、その勢いを借りてもう一度葉挿しにしたいと思います。

 

まずはその作業をする前に、現在のグランディフローラムの様子をご紹介します。

 

こちらが今も順調に生長している、UCHIのグランディフローラムです。

グランディフローラムは棒状の多肉植物で、雰囲気がおしゃれでとても魅力てきです。

 

 

前回枯れた葉(茎)は株ごと土から抜き出しましたが、その影響は他の株にはなく、ホッとしています。

 

 

グランディフローラムは今もこの写真のように、先端から新しい葉(茎)が伸び始めていますので、この生長しようとしている勢いを借りて、もう一度葉挿しに挑戦したいと思います。

 

葉挿しにするための作業をする前に、枯れてしまった子株の様子をご紹介します。

 

 

グランディフローラムの葉挿しのその後

こちらが枯れてしまった葉挿しにしていた子株です。

残念ながら、黒く変色してしぼんでしまい、枯れてしまいました。

 

 

前回、この葉挿しの一部が黒く変色していることをご紹介しましたが、その後変色した部分は広がり、このような状態になってしまいました。

 

 

枯れた子株を、植えている鉢から抜き出してみましたが、とてもしっかりと土に根付いていたようで、簡単には抜き出せませんでした。

しかしより力を加えて抜き出してみると、このように太くしっかりした根が生えていたことがわかります。

 

ここまでしっかりとした根が発根し、根付いて機能していたにも関わらず、枯れてしまったのは本当に残念です。

はっきりとした原因がわかりませんが、増やすことは諦めず、もう一度葉挿しに挑戦したいと思います。

 

 

もう一度グランディフローラムの葉挿しに挑戦

葉挿しには、この先端が伸び始めている部分の節をカットし、葉挿しにしたいと思います。

 

 

早速3本(枚)をカットしました。

以前の時と同様に、白い樹液のような液体が出てきて、切断した断面を守るように覆いました。

 

 

もちろん、親株の断面にも同じ現象があります。

 

 

カットして2時間程白い液体が乾くまで待ちました。

これで葉挿しにする準備は整いました。

 

 

土を小粒の赤玉土だけに入れ替え、後はここに葉挿しにするだけです。

 

それではカットした親株のグランディフローラムと、葉挿しにした子株をご紹介します。

 

 

伸び始めた葉をカットしたグランディフローラムと葉挿しにした子株

こちらが、葉挿しのため伸び始めた葉をカットしたグランディフローラムです。

作業前よりいい感じのバランスになったと思います。

 

 

そしてこちらが、葉挿しにしたグランディフローラムです。

以前より太めのものを葉挿しにし、今度こそ成功させたいと思います。

 

 

親株のグランディフローラムは1株だけ枯れてしまいましたが、このガラスの鉢(底に穴がないタイプ)で根元が蒸れて根腐れせず過ごしていることに関心します。

しかし前の子株の枯れた原因はわかりませんが、根腐れした可能性も十分あるので、水の与え過ぎには注意し、しばらく日陰に置いて様子を見て、徐々に明るい場所へ移したいと思います。

 

また親株のグランディフローラムや、葉挿しにした子株に新しい変化がありましたら、その様子をご紹介します。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

127日後の様子をご紹介します。

 

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グランディフローラムの育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、グランディフローラムの育て方だけでなく、これまでにご紹介しているグランディフローラムの様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。