鶴首して待つルペストリスの花

こんにちは。

今回は、鶴首して待つクラッスラ属の多肉植物「ルペストリス」の花の様子をご紹介します。

今ちょっと制作しているものがあって、その関係もあり前回の投稿からかなり時間が空いてしまいましたが、その間も植物は各々のペースで生長して変化してくれています。

そして植物を育てる楽しみのひとつとしてはやはり花が咲いてくれることだと思いますが、UCHIの多肉植物としてはブログを始める前から育てている最も古くからといっていいぐらいの品種であるルペストリスに、初めてつぼみがついていることに気がつきました。

しかしここからが本当に長く、つぼみが枯れないか、害虫などの被害にあわないか、そして無事開花するのかと、とにかくひたすら首を長くして待ちに待っていた花ですが、そのルペストリスの花は無事に咲いたのか、現在のルペストリスの様子をご紹介したいと思います。

今回の目次

  • UCHIのルペストリス
  • ルペストリスの花

 

UCHIのルペストリス

UCHIのルペストリスは2023年6月10日に、1年かけて改善したその時の様子をご紹介しました。

 

その後の方針としては、見栄えの改善を考えていましたが、夏からまた葉が縮れ枯れたりすることから余計なことはせずに様子を見つつ育てることにしていました。

そして特に目立つ改善も悪化もないまま冬を迎え、それに伴いやや水を控え冬越ししていると、今年に入ってすぐの、1月の中旬に入った頃にこれまで見たことのないルペストリスの様子に気が付きました。

 

それではまずはその時のルペストリスの様子からご紹介していきたいと思います。

 

 

こちらがそのこれまで見たことのない様子に気が付いた2024年1月13日の、UCHIのルペストリスの様子です。

 

 

多少は時季も考慮して水を控えていましたが、以前の経験からタイミングを計ってしっかりと与えるようにもしていたのですが、それでもひにひに葉のしわが目立つことが気になっていた頃です。

 

 

もっと水を増やすべきかと葉の様子などを見ていると、何やら赤い異物らしきものの存在に気が付きました。

 

 

最初はもしかして害虫と思ったほどで、全体をよく見ようと鉢ごと手に取ると、それはつぼみだと気が付きました。

 

冒頭でお伝えしているように、ルペストリスはこのブログを始める前から育てていた品種のひとつで、もう9年近くもしかするとそれ以上育てているにも関わらず、このようにつぼみを付けた様子を見たことがなかったので、どこか花は咲かないものとぐらいの感覚で育てていた品種だけにかなり驚きました。

 

そしてその驚きは喜びに変わり、花の様子をすぐにご紹介できるものだと考えていましたが、その浅はかな考えはすぐに難しいとわかり、過去の失敗から、害虫の被害にあわないか、水の与え過ぎや与えなさ過ぎでつぼみのまま枯れないか、栄養はたりているのか、鳥にやられないかと、とにかく無事に花は咲くのかとひたすら待つことになりました。

 

そして冒頭でお伝えした制作していたものがひと段落終えた昨日、それはお祝いをしてくれているかのように、ひとつのつぼみが開花していることに気がつきました。

また別のつぼみの様子からもしかすると明日ならと考えていると、今朝、全てではないもののまずまずの様子を見せてくれています。

 

ただもっと多くのつぼみが開花してからの方がとも、といった思いもありましたが、以前ベストタイミングを見計らって枯らしてしまった経験もあるので、今日の様子をご紹介することにしました。

 

それでは鶴首して待った、今朝のルペストリスの花の様子をご紹介します。

 

 

ルペストリスの花

まずこちらが今朝の、UCHIのルペストリスの全体的な様子です。

水は結構しっかりと与えていますが、全体的な様子としてはさほど変化はありません。

 

 

しかし、とにかく待ちに待った花は、つぼみに気が付いてちょうど3ヶ月で、ようやくこのように咲いてくれました。

花はとても小柄で、花びらは白く、柱頭だと思うのですが、中心部がピンク系の色合いでとてもかわいい花です。

 

ちょうどまだ開花していないいつぼみが、開花するまでの段階的にあるので、その様子をご紹介したいと思います。

 

 

まず赤い(ピンク系)の粒状のつぼみが徐々にこのように上へと立体的に出てきます。

 

 

そして時間を置いて、この写真のように、おそらく白い花びらがこのように姿をしっかりと見せてくれるようになります。

 

 

そしてかなりの時間をかけて、こういったかわいい花が開花します。

まだ花はこの茎のものしか開花していませんが、今の自分にとってはルペストリスの花としてブログでもご紹介することもでき、とても満足しています。

 

 

ただルペストリス自体はより良い姿とはいえない見た目をしたままです。

 

 

けれどもまたこのようなぷっくりと健全な葉も増えてきていますので、今後は株として全体の見た目の改善により一層力を入れたいと考えています。

 

 

UCHIのルペストリスは9年程育て、初めてこのような花を咲かせた様子を見せてくれました。

特につぼみに気が付いてからは、鶴首して待つという言葉がぴったりな程長かった気がしていますが、その分の喜びはひとしおです。

 

ルペストリス以外の多肉植物でも春に花を咲かせる品種は多く、何種かの品種でそういった様子がありますので、またそういった様子をご紹介していければと思います。

そしてルペストリスもタイミングを見て植え替えやお手入れなどして見た目の改善をしていきたいと思いますので、またそういった様子をご紹介できればと考えています。

 

それと少しお知らせなのですが、先ほどからご紹介している制作しているものとはWebアプリで、スマホやタブレットでご覧いただいている場合は最下部に、PCでご覧いただいている場合はサイドバーの最下部に開発したWebアプリをご紹介していますので、ご興味があればぜひご利用ください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。