こんにちは。
今回は、頑健なホヤ属の観葉植物「ホヤ・カルノーサ リップカラー」の様子と併せその中にある課題もご紹介します。
ホヤ・カルノーサ リップカラーは室内で管理していますが、同じ室内管理でも冬に枯らしたりしたものもありましたが、ホヤ・カルノーサ リップカラーはほとんど影響を受けずとにかく元気で丈夫で、まさに頑健な品種といえます。
そんなホヤ・カルノーサ リップカラーですが、その後が気になるを100に近づいていたこともあり、そろそろかなと思っていたと頃に、ちょうどその時を迎えることができましたので、その頑健な様子と併せ、その中にある、今後の課題と感じている様子など、現在のホヤ・カルノーサ リップカラーの様子をご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのホヤ・カルノーサ リップカラー
- 苔玉にして約2年がた経った苔玉ホヤ・カルノーサ リップカラー
- ホヤ・カルノーサ リップカラーの課題
UCHIのホヤ・カルノーサ リップカラー
UCHIのホヤ・カルノーサ リップカラーは2023年11月26日に、新たな試みに挑戦した様子などをご紹介しました。

今年の2月に寒さから多くの室内管理している観葉植物を枯らしたり、弱らせてしまいましたが、同じ部屋に置いていたホヤ・カルノーサ リップカラーにはほぼ影響がなく、基本、寒さ、暑さ、日蔭や乾燥の耐性も強く、そのことからホヤ・カルノーサ リップカラーは冒頭で頑健とお伝えしました。
しかし唯一失敗したのが、夏に屋外に置いていた子株を枯らしてしまったことです。
頑健といったもののこれはUCHIのミスでもあり、少し欲張って育てようと春から日が当たる場所に移動させ育てていたところ、その後のアノ夏の強烈な暑さなどから葉焼けなどで弱らせて、枯らしてしまいました。
けれども室内管理のそれぞれの株は水が多少切れようが元気に過ごしているので、本来の適切な置き場所ではそのようなことがないといえます。
そのような印象を受けていたここ最近ですが、そんな時「その後が気になる」を100頂けたので、新たな試みもしていることからちょうど良いタイミングでないかと思いますので、前回のご紹介から約2年が経った、現在のそれぞれのホヤ・カルノーサ リップカラーの様子をご紹介したいと思います。

まずこちらが、UCHIのホヤ・カルノーサ リップカラーの様子です。
暑さ、寒さの影響はほぼなく、全体的につるが伸び葉も増え順調に生長して過ごしていますが、生長速度はそれほど早くないのかなといった印象はあります。

今も元気に生長していて、短いつる(茎)はこのように立ち上がってイキイキとしている様子を見せてくれています。

その立ち上がって、よく日の当たる場所に出てくる葉は、白の斑の面積が大きくなる傾向があります。
暑さ寒さの影響をあまり受けず、水切れや乾燥、また日当たりの悪い場所でも元気に過ごしてくれるホヤ・カルノーサ リップカラーですが、唯一の課題があります。
それはこの美しい白の斑を持つ葉におこる現象です。
それがどういった事なのかご紹介したいと思いますが、その前に、新たな試みとして苔玉にして吊るして育てることに挑戦した子株のホヤ・カルノーサ リップカラーがありますので、どのように過ごせているのか、苔玉にして約2年が経った、現在の苔玉ホヤ・カルノーサ リップカラーの様子をご紹介したいと思います。
苔玉にして約2年がた経った苔玉ホヤ・カルノーサ リップカラー

こちらが苔玉にして約2年が経った、苔玉ホヤ・カルノーサ リップカラーの様子です。
夏から同じリビングですが、以前ご紹介したダクトレール ライトのダクトに吊り下げ育てています。


まずご紹介したいのが、約2年が経った水苔の様子で、2日前に水を与えましたが、水の保持力と乾き具合から見て特に劣化は感じられません。

そして先にご紹介しているように、約2年が経ったと考えると、生長速度こそ早くありませんが、このようにつるを伸ばして葉を増やし元気に過ごしています。
そしてこの苔玉ホヤ・カルノーサ リップカラーには少し不思議といえばいいのか、ちょっと想定外の様子があります。

それは伸びたつるだけでなく、吊るしている上部には詰まるように葉が増えていて、その増えた葉は先にお伝えしているように白の斑の面積が大きく出ています。
本来、日のよく当たる場所でこのような様子が感じられますが、どちらかというと日には当たりにくい場所となるのですが、この上部にはLED電球があります。
ただ、育成用LEDは光合成に効く赤・青の波長と十分なPPFDを出すよう設計されているため日光の代用になりますが、上部にある一般のLED電球はこれらが不足しており、見た目が明るくても植物に必要な光の質と量が足りないため日当たり代わりとしての効果は限定的です。

しかし上部の数枚だけでなくその下には、白の斑だけの葉も出てきていることから、一般のLED電球を苔玉ホヤ・カルノーサ リップカラーは日光として受け止めているのでしょうか。
ちょっと不思議な思いもあります。
ただホヤ・カルノーサ リップカラーを育てる上で、このような斑が醍醐味のひとつだといえますが、親株でもお伝えしているようにやはりこの斑の入った葉に課題を感じています。
ではその課題とはどういった事かなのか、ご紹介したいと思います。
ホヤ・カルノーサ リップカラーの課題

ホヤ・カルノーサ リップカラーの葉がなんらかの影響で傷んだりするとこのように茶系に部分的に変色したりするのですが、このような状態になってもすぐ枯れたりはしません。

しかし斑の部分だけは日当たり加減や水など、何かバランスが悪くなるとすぐにこの写真のように傷み始め、枯れてしまいます。
これが暑さ寒さの影響をあまり受けず、水切れや乾燥、日当たりの悪い場所でも難なく過ごせる頑健なホヤ・カルノーサ リップカラーの唯一のデリケートな部分で、どう維持していくかが課題となっています。

UCHIのホヤ・カルノーサ リップカラーは元気に過ごしているものの、とにかく生長速度が遅く、斑のある葉が状況しだいですぐに枯れることが課題とお伝えしました。
しかし本来ホヤ・カルノーサ リップカラーはそこまで生長速度が遅いわけでなく、ホヤ・カルノーサ リップカラーの生長が遅くなるのは、生育に対して何らかの条件が外れた時のようです。
おそらく斑のある葉が、条件次第ですぐに枯れる、ここに生長速度が遅くなっていることのヒントがあるのでないかと思っていて、それが今後より良い姿へ育てるための課題でないかと感じています。

そんな時に気が付いたのが、こちらの苔玉ホヤ・カルノーサ リップカラーの先にご紹介した様子です。
一般のLED電球下でも斑のある葉はまずまずの状態で維持できているので、今後それぞれのホヤ・カルノーサ リップカラーの状態を維持するには当然水の管理も必須ですが、室内の明るさにヒントがあるのでないかと、そしてそのことが課題を解決に向かう要因でないのかなんとなく思ったりしています。
まだ何一つ確証はもてませんが、引き続き斑のある葉に注意して育て、そのことでより良い姿へ育てるための何かポイントが掴めましたら、その時それぞれの様子と併せそのことをお伝えできればと思います。
最後までのお付き合いと「その後が気になる」100もありがとうございました。

















