小さな鉢が窮屈そうな淡雪の植え替え

こんにちは。

今回は、黒のプラスチックの小さな鉢のままのグラプトペタルム属の多肉植物「淡雪」の植え替えの様子をご紹介します。

淡雪(アワユキ)は春秋型の多肉植物なので、ちょうど生育期を向かえています。

今後淡雪が生長するには、今植えられている小さな鉢では窮屈そうですので、今より大きな素焼きの鉢で作ったリメ鉢に植え替えをしたいと思います。

今回の目次

  • UCHIの淡雪
  • 淡雪の植え替え
  • 植え替えた淡雪
  • 淡雪の葉挿しの準備
  • 整えた淡雪

 

UCHIの淡雪

UCHIの淡雪は2019年1月11日に、肉厚な葉の様子などを交え、初めてのご紹介をしました。

これまで寒い時季だったこともあり、なるべく水を控えていたので、今では根元付近の葉がシワシワになってしまいました。

 

冒頭でもお伝えしましたが、淡雪は春秋型の多肉植物なので、今後生長するには、今植えている黒のプラスチックの鉢ではさすがに窮屈そうです。

そこで今より大きなリメ鉢に淡雪を植え替えをしたいと考えています。

 

まずはその前に、淡雪の現在の様子をご紹介します。

 

 

こちらが現在のUCHIの淡雪の様子です。

根元付近の葉はシワが目立ちますが、株としては問題ないと考えています。

 

 

水を控えていると、このように根元の葉(下葉)からシワが目立つようになります。

 

 

ほとんど水分がなくなって縮れてしまった葉もあります。

 

 

そして鉢が小さいので、珍しいことではありませんが、根が鉢の下にまで出てきています。

UCHIの淡雪はもうこの鉢では少し窮屈な様子ですので、これからの生長の事も考え、より大きな鉢へ植え替えをしたいと思います。

 

それでは淡雪の植え替えの作業を始めます。

 

 

淡雪の植え替え

淡雪は100円ショップの素焼きの鉢で作った無機質なイメージのリメ鉢に植え替えます。

因みにこの鉢は以前ご紹介した手順で、数個量産しました。

 

 

まず淡雪をプラスチックの鉢から抜き出しました。

すると考えていたほど根詰まりしている様子はありません。

 

 

この様子は少し水を控え過ぎた気もしますが、気を取り直し古い土を取り除き軽く根をほぐし植え替えます。

 

後の作業はスムーズに終えたので、植え替えた淡雪をご紹介します。

 

 

植え替えた淡雪

淡雪とこの鉢の色合いがいい感じにマッチしました。

 

 

しかし今回はこのシワが入った葉を取り除き、この葉を葉挿し用にします。

またこれで根元付近の風通しも確保できると思います。

 

 

淡雪の葉挿しの準備

早速根元のシワの入った葉を取りました。

本来は元気のよい比較的新しい小さな葉が葉挿し用に向いていますが、今回はこの少し傷んだ葉3枚と、元気な葉1枚を採取しました。

また縮れた葉もこの機会に取り除きました。

 

 

あとはこのように日が当たらない場所に置いて、発根するのをゆっくりと待ちたいと思います。

淡雪は育てやすく、丈夫な品種ですので、無事に発根してくれるだろうと期待しています。

 

それでは葉を取り除き、植え替えと葉挿し用に葉の採取を終え、カタチを整えた淡雪をご紹介します。

 

 

整えた淡雪

こちらがカタチを整えたUCHIの淡雪です。

根元付近の葉を取りましたので、根元がスッキリとして風通しもよくなったと思います。

 

 

比較的新しい葉は淡い緑色をしていますが、古い根元付近の葉はピンク系の色をしています。

たぶんこの緑系の葉を葉挿し用にするほうが、発根の成功率は高くなると思います。

 

 

これでUCHIの淡雪の植え替えの作業は完了です。

植え替えをしましたので、この機会に水をたっぷりと与えました。

これで淡雪の葉のシワも解消されると思います。

 

また今後葉挿しにした葉の様子と併せて、淡雪の生長の様子もお伝えしたいと考えています。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

78日後の様子をご紹介します。