一度は棚に戻したシッサス・クアドラングラリス

こんにちは。

今回は、その時の様子から一度は棚に戻したシッサス属の多肉植物「シッサス・クアドラングラリス」別名 碧水閣をご紹介します。

植物が安価で販売されているということは、シーズンが終わったからか、何らかの問題を抱えていることが多いのですが、50円という驚くほどの安価で販売されていたシッサス・クアドラングラリスは、その時の様子から一度は棚に戻した程の状態でした。

しかしもしかすると改善できるのではないかといった思い(根拠のない自信)から、もう一度手に取り購入することに決めました。

しかしその状況にはすぐに対応が必要で、その問題に対処して1ヶ月程様子を見ていると、ついに改善する様子が見え始めましたので、そういった状態を乗り越えたシッサス・クアドラングラリスの様子をご紹介します。

今回の目次

  • シッサス・クアドラングラリスについて
  • シッサス・クアドラングラリスの育て方
  • UCHIのシッサス・クアドラングラリス

 

シッサス・クアドラングラリスについて

シッサス属は基本的には観葉植物と分類され、つる性の品種のシッサス・アンタルクティカ、通称カンガルーアイビーなどが代表的な品種ですが、中には多肉種もあり、シッサス・クアドラングラリス、別名 碧水閣(ヘキスイカク)はその多肉種と分類される品種のようです。

またそういったことでなのか観葉植物としてご紹介されているサイトなどもありますが、お店などによっては多肉植物として販売もされているのがシッサス・クアドラングラリスです。

 

そんなシッサス属の葉はアイビーと似たようなカタチをしていることも特徴のひとつで、シッサス・クアドラングラリスの葉にもややそういった印象があります。

 

 

こちらが小さいですが、シッサス・クアドラングラリスの葉の様子です。

シッサス・クアドラングラリスの葉は、アイビーとよく似ているとはいえませんが、なんとなく似ているといった様子だとお分かりいただけると思います。

しかしシッサス・クアドラングラリスはどちらかというと、この葉より茎の方の目がいく品種でもあります。

 

またシッサス属は品種によっては耐寒性がある品種もありますが、寒さに弱い品種もあり、シッサス・クアドラングラリスは寒さが苦手です。

 

そこで全体的な様子をご紹介したいと思いますが、まずは先に基本的なシッサス・クアドラングラリスの育て方をご紹介します。

 

 

シッサス・クアドラングラリスの育て方

遮光された日が当たる風通しの良い場所が最適です。

水は基本的には土が乾いてから与えるようにし、夏は蒸れないように管理するようにします。

 

日当たり

遮光された日が当たる風通しの良い場所が最適です。

強い日差しは苦手で葉焼けしやすいので、直射日光は避けるようにします。

 

水やり

春から秋までは土が乾いたら与え、冬は土の状態を確認しつつ乾かし気味に管理します。

また夏は蒸れると根腐れしてしまいますので、涼しくなってから水を与えるようにします。

 

冬越し

寒さが苦手なので、冬は水を控えめにして最低でも10℃以上の室内で冬越しをします。

 

より詳しいシッサス・クアドラングラリスの育て方はこちらでご紹介します。

 

それではUCHIのシッサス・クアドラングラリスの様子をご紹介します。

 

 

UCHIのシッサス・クアドラングラリス

こちらがUCHIのシッサス・クアドラングラリスの様子です。

ご覧いただいているように、一見した様子だと、葉ではなく、どちらかというと茎の様子に目がいくのではないかと思います。

状態の良いシッサス・クアドラングラリスならもっと葉が多いのですが、こういった様子でご紹介するまでに購入から1ヶ月程かかりました。

 

 

それは寒さも原因と考えられますが、この節の部分にカイガラムシが発生していたことも原因で、UCHIのシッサス・クアドラングラリスはそういった状況だっとということで、おそらくやむなく50円という安価で販売されていたのだと思います。

さすがにUCHIでもカイガラムシが発生している植物は安価でも買うことはなく、初めに手に取ったときはそういった状態に気が付いたのですぐに棚に戻しました。

 

しかしこのあと、ある意味瀕死のシッサス・クアドラングラリスの今後が気になり、UCHIではカイガラムシには薬剤を使って対処した経験もありますので、一度は棚に戻しましたが50円という安価だということもあり、根拠のない自信からですが対処してみたいと思い購入することに決めました。

そして帰宅後すぐにすべてのカイガラムシを取り除き、さらにUCHIでの害虫対策の必需品、ベニカXファインスプレーで対処すると、そのおかげで無事に最悪の状況に至らず、これから育てていくとご紹介することができるまでになりました。

 

 

そしてこちらが先ほどもご紹介したシッサス・クアドラングラリスの葉の様子で、まだこの葉は小さめですが、しっかりと育てることができれば倍以上のサイズにまで大きくなるようです。

 

 

そしてご紹介しようと決断できたもうひとつの要因が、この写真の中央の、新葉が出てきているといったような様子もあったからです。

こういった様子から、シッサス・クアドラングラリスの状態は改善しており、これからより良い変化があるのではないかと期待できそうだからです。

 

 

また新葉が出てきているのは1本の茎からだけではなく、他の茎からもこういった様子があります。

しかし土の状態があまりよさげな印象でないので、もう少しこのまま様子を見て、時期相応に土を新しいものを使って植え替えたいと思います。

 

 

そんなシッサス・クアドラングラリスですが、日の当たり方には注意が必要です。

それはカイガラムシに対処するため薬剤散布後は、日に当たりにくい屋外に置いた時に起こってしまったことなのですが、1日置いていただけでこのように少し葉焼けしてしまった様子があります。

順化していないことにも原因がありそうですが、シッサス・クアドラングラリスは耐陰性もあるので、おそらく屋外で日に当てるよりも、明るい室内の方がきれいに育てられそうな気がします。

 

 

一度は棚に戻した程の状態だったUCHIのシッサス・クアドラングラリスですが、今ではそういった状況は乗り越え、ここからはより良い姿へと改善できると期待が持てます。

とはいえ、やの厄介なカイガラムシが発生してしまっています。

こういったことから油断はせず、できる限り今の勢いを止めないように育てていきたいと考えています。

 

またお伝えしたように土の状態もあまりよさげでないので植え替えも考えていますので、今後植え替えをする際は、その様子をご紹介したいと思います。

※シッサス属はどちらかというと観葉植物という分類になりますが、シッサス・クアドラングラリスは多肉種ということで、今はUCHIでは多肉植物と分類しています。

しかし今後、観葉植物として分類する可能性もあるので予めご了承ください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

96日後の様子をご紹介します。