白が乏しいフィロデンドロン・バーキンの植え替え

こんにちは。

今回は、白が乏しいフィロデンドロン属の観葉植物「フィロデンドロン・バーキン」の植え替えの様子をご紹介します。

斑入り品種はその葉の個体差や日当たりなどの影響で、園芸店などで販売されていた時のような葉が出てこない場合があり、それによって雰囲気ががらりと変わってしまうこともあります。

今まさにそういった様子なのが鮮麗な白にこだわりたいとご紹介していたフィロデンドロン・バーキンで、フィロデンドロン・バーキンはしっかりと日に当て健全に育てられれば葉の斑が半分近い面積を占めるまでになる場合があり、そのことによって葉が白っぽい見た目となることがあります。

しかし残念ながらUCHIでの置き場所(環境)が理想としている日当たり加減でないのか、若葉には斑があまり入っておらず、また新しく出てきた新葉も白(斑)が乏しい印象の葉です。

また若葉の茎が伸びたこととその新葉などの重みなどでバランスが悪いのか株が傾いたりすることもあるので、今より大きな鉢へ植え替え株の安定と見た目を整えることにしましたので、白が乏しい葉の様子と併せその植え替え作業などをご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのフィロデンドロン・バーキン
  • フィロデンドロン・バーキンの植え替え
  • 植え替えたフィロデンドロン・バーキン

 

UCHIのフィロデンドロン・バーキン

UCHIのフィロデンドロン・バーキンは2022年8月15日に、鮮麗な白にこだわりたいとその時の斑の入り方などと併せ初めてのご紹介をしました。

 

このご紹介後は、室内の遮光された日が当たる窓際の棚に置いて育てていて、前回ご紹介した若葉などはしっかりとした緑色へと変化してくれましたが、その葉にはフィロデンドロン・バーキンといえばやはり白い線状の斑が魅力ですが、その斑がほぼ入っていません。

これにより白が乏しい印象で少し残念だったのですが、次に出てきた葉も同じような様子です。

 

置き場所は冒頭でお伝えした場所ですが、おそらくこの場所の日当たり加減ではそういった斑が入る条件でないのだと思います。

また若葉の茎が伸びたり、大きく開いたり、そしてまた新たに新葉が出てきたことによって株のバランスが悪くなったのか倒れこむように傾いたりもします。

 

そこでやや遅くなりましたが、まだ無難に植え替えられる時季だともいえますので、フィロデンドロン・バーキンの植え替えをしたいと思います。

 

それでは作業を始める前に、まずは前回のご紹介から約1ヶ月半が経った頃の、白が乏しいフィロデンドロン・バーキンの様子をご紹介します。

 

 

こちらが白が乏しい、UCHIのフィロデンドロン・バーキンの様子です。

見るからに園芸店や通販(ネット販売)などで販売されているフィロデンドロン・バーキンより白が乏しい(斑が入っていない)ことがお分かりいただけると思います。

 

 

そしてこちらが前回ご紹介したまだ淡い色合いだった若葉の現在の様子です。

ところどころに葉脈に沿ってかすかに白っぽい斑が入っているだけで、ほぼ緑色といった感じです。

さらにその下にあった新葉も同じような様子なので、本当に全体的に白が乏しい印象です。

 

 

そしてまた新たに新葉が出てきているのですが、葉脈などにもしかすると白い斑となるような様子もあるのですがこれはもっとしっかりと色づいてみないとわかりません。

 

こういった様子になってしまうのは、おそらくですが日当たりが不十分なことが原因だと思います。

そしてこういった葉の重みや向きなど先にお伝えしたことが原因なのか何度調節しても株が傾いたりするので、今より大きな鉢へ植え替え株の安定と見た目を整えたいと思います。

 

 

フィロデンドロン・バーキンの植え替え

フィロデンドロン・バーキンを植え替える鉢ですが、丸型の形状に自分なりにこだわったこちらのオリジナルのプラスチックの鉢へ植え替えたいと思います。

ただこの鉢の下部の完成度が悪くやや誤魔化し気味に撮影していますが、性能的には問題なくまたこういったオリジナルのプラスチックの鉢には以前パキラなども植え替えていて、今も元気に過ごしています。

 

 

それではこちらの丸型のプラスチックの鉢へフィロデンドロン・バーキンの植え替えを始めます。

 

 

このようにフィロデンドロン・バーキンをビニールポッドから抜き出しました。

 

 

そしてこちらが抜き出したフィロデンドロン・バーキンの根鉢の様子です。

土の側面にまで根が広がり始めていて、植え替える時季としてはやや遅めとなってしまいましたが今植え替えることで秋の間にまだ多少なりとより良い変化に期待できると思います。

 

 

今回は土がやや湿った状態だったのできれいに土を取り除くことが難しかったですが、何度も揺さぶり土を振るい落しているとこの程度まで古い土を取り除くことができました。

 

あとは赤玉土(小粒)6、ピートモス3、鹿沼土1のブレンドの土で植え、水が鉢からあふれ出るまでタップリと与えました。

 

それではこの作業から3日が経った頃と、さらにそれから1週間が経った今朝の植え替えたフィロデンドロン・バーキンの様子をご紹介します。

 

 

植え替えたフィロデンドロン・バーキン

こちらがオリジナルの丸型の鉢へ植え替えた、UCHIのフィロデンドロン・バーキンの様子です。

まずまずな雰囲気へ仕上がったと思います。

ただ物足りなさがあるのでそれは後で一工夫加えたいと思います。

 

 

そして植え替えたことで得れた結果とはいえませんが、一応先にご紹介した新葉もこのようにだいぶ開きましたので植え替えによる悪い影響は今のところなさそうです。

またその9部程度ですが開いた新葉の様子を改めて見ると、これまでより葉脈付近などには斑の模様が出ている気もします。

 

 

この下葉のような様子にまで斑が入るとあ言い難いですが、植え替えたフィロデンドロン・バーキンをもっとしっかりと日の当たる場所に置けば、これから出てくる新葉に期待が持てると思います。

 

 

そして最後に物足りない様子へココヤシファイバーでマルチングして一工夫を加えました。

 

ここで一旦、フィロデンドロン・バーキンのお話を終えようと思いましたが、新葉の斑がどうなっていくのか気になると思います。

そこでこの撮影からさらにもうしばらく待つことにしました。

 

すると先の様子からちょうど1週間が経った今朝、この新葉がほぼ開いていますので、どういった様子なのか斑の様子などをご紹介したいと思います。

 

 

こちらが開いた新葉の様子です。

残念ですがやはり斑は余り入っている感じではありませんでした。

しかしまだ先の葉よりは茎の付け根付近の斑は増え、またまだ全体が淡いのでもしかするともう少しはともいった印象もありますが、現実はとても少なくおそらくこの葉も白が乏しい印象になると思います。

 

 

白が乏しいフィロデンドロン・バーキンは植え替えたからといって斑が増えるわけではありませんが、少なくとも以前より土の状態が良くなり株も安定し、そして栄養面も改善していけると思います。

そして丸型のプラスチックの鉢との相性もいい感じでインテリアグリーンとしてはより楽しめるようになったので、もう少し置き場などを考慮し日当たりを改善して、白が乏しい印象からもっと白っぽい雰囲気へと育てる工夫をしていこうと考えています。

 

今付いている葉の斑は増えることはないと思いますが、また新しい葉が出てきたときにその葉の斑が増えることに期待し、そういった様子が感じられればその時のフィロデンドロン・バーキンの様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

42日後の様子をご紹介します。

 

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フィロデンドロン・バーキンの育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、フィロデンドロン・バーキンの育て方だけでなく、これまでにご紹介しているフィロデンドロン・バーキンの様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。