諦めなくてよかった3種の多肉植物

こんにちは。

今回は、諦めなくてよかった3種の多肉植物の「星乙女」「黒兎耳」「小菊の舞」(コノフィツム )のその後の様子をご紹介します。

ここ最近はとても暑く、夏の室内での多肉植物の管理にとても苦労しています。

水を与え過ぎるとすぐに変色し、逆に控え過ぎても葉がシワシワになるのはもちろん、下葉などが半透明のようになったりと、急激な状態の変化を多々経験しています。

しかしそんな中、徒長し仕立て直しのためカットしたことや、植え替えたことが原因で絶望的な状況になってしまった品種があるのですが、そこは回復を期待し気長に管理していたことで、諦めなくてよかったと思いえる3種の多肉植物がありますので、今回はその3種の多肉植物の様子をご紹介したいと思います。

今回の目次

  • UCHIの星乙女
  • UCHIの黒兎耳
  • UCHIの小菊の舞(コノフィツム )
  • 夏に多肉植物に水を与えるということの難しさ

 

UCHIの星乙女

まずUCHIの星乙女はに状態が悪い星乙女をリメ鉢に植え替えた様子をご紹介しました。

 

このご紹介から約4ヶ月程が経ち星乙女は以前のシワシワな様子から一転し、葉の厚みが増し元気に生長を始めていますのでその様子をご紹介します。

 

星乙女は以前の全体的に元気のない様子から一転、今は色合いもよく状態が改善した様子が伺えます。

 

 

きれいな新しい茎を伸ばし、またその茎に新しい葉を付けるほどになりました。

 

 

しかし心配な要素もあり、以前から葉の裏に茶色く変色した部分が2ヵ所あり、何かの病気にかかっている可能性も捨てきれません。

ですが、しばらく何も対策せずこのまま様子をみていますが、この茶色の部分が広がるような進行はしていないので、取り合えずこのままにしています。

 

 

UCHIの黒兎耳

次にUCHIの黒兎耳ですがに親株が弱った状態から元気に戻すことができなかったことをご紹介しました。

 

このご紹介から約5ヶ月が経過し、親株は残念な結果になったことはご紹介していますが、その葉を採取し葉挿しにした黒兎耳が立派な姿へと生長しています。

 

 

数枚葉挿し用に採取し、発根するなどしていましたが、最終的にこの株が唯一残った葉挿した黒兎耳です。

この葉挿した黒兎耳は徒長している様子もありますが、残って生長を初めていることだけでもうれしく思います。

 

 

またこの葉挿しにした黒兎耳は他の枯れてしまった葉とは違い、元の葉もシワシワにならずその当時のままの姿を維持しているのも特徴的です。

 

 

しかしこの黒兎耳はまだまだ小さな状態なので、様子が一変する可能性も十分ありますので気が抜けませんが、唯一残った黒兎耳なのでしっかり育てたいと思います。

 

 

UCHIの小菊の舞(コノフィツム )

そして次にUCHIの小菊の舞(コノフィツム )はにシワシワになりながらもその状況を耐えている様子をご紹介しました。

 

このご紹介から約5ヶ月半が経ち、途中少し諦めていた時もありましたが、完全に腐ったり溶けるような状態になるまではと思い定期的に水を与え続けていると、とても喜ばしい変化がありました。

 

小菊の舞(コノフィツム )は長い期間耐え抜いてついに脱皮を始めてくれました。

茶色く変色して枯れたと思っていたのですが、ほんとに処分せず良かったと思います。

 

 

脱皮の様子が伺える小菊の舞(コノフィツム )は古い枯れた皮の内側にきれいな薄緑の葉が見え始めています。

 

 

しかし同じような変化があるこちらの小菊の舞(コノフィツム )は未だに脱皮を始めそうな様子ありません。

実はこのような状態でおそらく2カ月以上経過しているからです。

 

 

今回はあまりお勧めできることではありませんが、簡単に取れそうな古い皮を取り除きました。

 

 

夏に多肉植物に水を与えるということの難しさ

今回は最後に長い間水を与えていませんので、表面が湿る程度の水を与えました。

しかし夏に多肉植物に水を与えるといる難しさに直面しています。

 

基本的には多肉植物は夏はほぼ断水して夏を越すようにしますが、完全に断水してしまうと枯れてしまうこともあるので、品種によりますが葉の状況(シワ)などの様子をみて、状況により夕方以降の涼しい時間に少し水を与えるなどすることも必要な場合があります。

またこの水を与えた場合、その量ももちろんのことその後の風通し(多少の風が当たるか)がかなり重要だと感じています。

 

それは翌日気温が上がる時間までにある程度土が乾いていないと、鉢の中の温度が上がり残った水が温かくなり蒸れだし、その結果根腐れしてしまいます。

また根腐れだけでなく、下葉も蒸れるのか変色したりと水を与える量次第では取り返しのつかない状況を招いてしまいます。

 

そこで最近UCHIでは育てている多肉植物に水を与えた場合、一日室内の日の当たらない場所へ移動させ送風機(扇風機)で強制的に風を当て土を乾かし、元の置いていた場所に戻すように工夫しています。

 

この要領で今回ご紹介した3種類の多肉植物に水を与えたいと思います。

 

 

星乙女は気になる要素もありますが、水の量と風通しを気を付けていれば、今後は元気に生長を続けてくれるのではないかと思います。

 

 

黒兎耳はこの株が唯一の子孫なので、親株のような立派な黒兎耳になるように育てていきたいと考えています。

 

 

小菊の舞(コノフィツム )は植え替えによって本当にこれまで辛い思いをさせたので、この状況が本当の改善になっていることを期待して、やはり水の管理と風通しをしっかり確保して、脱皮を終えるのを見守りたいと思います。

 

また今後今回ご紹介した、星乙女、黒兎耳、小菊の舞(コノフィツム )に変化がありましたらその様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

小菊の舞の115日後の様子をご紹介します。

 

黒兎耳の121日後の様子をご紹介します。