日当たりがよすぎたサンセベリアの異常

こんにちは。

今回は、以前2株がセットで窮屈そうなので株分けした「サンセベリア」(サンスベリア)のひと株に異常が現れてしまいましたので、その様子をご紹介します。

異常が現れてしまったのは、日当たりがよい場所に置いていたことが原因ではないかと思います。

そこで元気な株と異常が現れてしまった株の2株のサンセベリアを見比べながら、その様子をご紹介します。

今回の目次

  • サンセベリアの状態について
  • ふたつのサンセベリアの違い
  • 異常のあるサンセベリアへの対策

 

サンセベリアの状態について

UCHIにはサンセベリアは合計で4株あります。

そのうち背の低いサンセベリアを2018年11月3日に株分けと植え替えをし、その作業以降は順調に過ごしていました。

 

また2018年11月30日に、日当たりが悪い場合に、サンセベリアはねじれることがある可能性をご紹介しました。

※日当たりが悪いことだけでねじれるのかは定かではありません。

 

そこでひと株は室内の多少日当たりが悪いのですが、明るい場所に置き、もうひと株は日当たりのよい窓際に置いていました。

しかし、今度は日当たりのよい場所に置いていた株に異常がみられるようになり、どんどん悪い状態が進行しています。

 

そこで、ふたつのサンセベリアの状態の違いを、比較しながらご紹介します。

 

 

ふたつのサンセベリアの違い

こちらが日当たりが多少悪いですが、明るい室内に置いているサンセベリアです。

特に異常もなく元気な様子です。

 

 

そしてこちらが、日当たりのよい窓際に置いていたサンセベリアです。

 

 

葉の先端が茶系に変色している様子がお分かりいただけると思います。

この様子からすると葉焼けだと思います。

 

 

日当たりが多少悪いですが、明るい室内に置いている株は色艶が良いです。

 

 

それに対して、日当たりのよい場所に置いていた株は、全体が白っぽくなっています。

 

 

またサンセベリアの葉は、葉先が尖っているのも特徴ですが、ほぼ全ての葉がこのように枯れています。

 

 

この外側の葉は、残念ながら葉全体が枯れてしまっています。

サンセベリアの葉は多肉質ですが、ペラペラになってしまいました。

 

 

しかし落胆することばかりではありません。

中央から新しい葉が出てきていますので、これ以上悪化させないためにもこのサンセベリアには対策が必要です。

 

 

異常のあるサンセベリアへの対策

まずこのように葉が枯れた場合、その原因には切り分けが必要です。

ただ今回は明確で、この葉の状態はおそらく葉焼けだと思います。

 

 

この前回ご紹介したねじれたサンセベリアのねじれた原因は、日当たりが悪すぎることが原因だと考えました。

そこで室内の明るい場所に移してからは、よりねじれるような変化は一応ないように感じます。

※ねじれは寒さが原因の可能性もあります。

 

サンセベリアは日当たりを好みますが、強い日差しが苦手です。

また今回の経験から、冬の短時間でも、日当たりに慣れていない株だと、強めの日が当たる場所では簡単に葉焼けしてしまうことがわかりました。

やはりサンセベリアを元気に育てるには、遮光されたような柔らかな日が当たる程度の場所が最適なようです。

 

冬なので大丈夫だろうと、順化させず、日当たりのよい場所へ移動させたのが葉焼けの原因だと思います。

また、水に関しては、サンセベリアは冬に休眠しますので、ほぼ断水状態で、月に1度程度、時折湿らす程度に与えていましたので、葉の変色とは関係がないと思います。

 

今後ですが、単純に置き場所を部屋の日陰(日が当たりにくい場所)に一度移し、様子をみて少しずつ明るい場所へ移すようにしてみようと思います。

改善にはしばらく時間がかかると思いますが、また今後このサンセベリアの状態もお伝えしたいと考えています。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

その後の様子

※このご紹介以降、葉が長い株(裸苗)はサンセベリア・ローレンティ(サンスベリア・ローレンティ)という品種で、このご紹介の葉が比較的短い品種がサンセベリア・ハニー(サンスベリア・ハニー)という品種だとわかりましたので、別々でご紹介するようにしました。

29日後のサンセベリア・ローレンティの様子

 

128日後のサンスベリア・ハニーの様子