落莫とした印象から徐々に変化している春のロパロフィラ

こんにちは。

今回は、落莫とした印象から徐々に変化している春のフェネストラリア属の多肉植物「ロパロフィラ」別名 五十鈴玉(イスズギョク)の様子をご紹介します。

UCHIのロパロフィラは去年の夏に弱らせ、徒長が原因で、細長く、弱々しい、例えるなら落莫とした印象でしたが、置き場所を変え(屋外の軒下の棚の2段目で)少し改善した様子をご紹介していましたが、さらに状態の改善ができたのではないかと思います。

しかし今後は生長が鈍り、夏には休眠してしまうと思いますので、状態の悪い葉や枯れた葉、そしてその残骸などを取り除き、風通しの確保や病害虫予防をして、今後のためにお手入れをしたいと思います。

また子株にも変化がありますので、親株のロパロフィラのお手入れの様子と併せてご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのロパロフィラ
  • ロパロフィラのお手入れ
  • ロパロフィラの子株
  • お手入れをしたロパロフィラ

 

UCHIのロパロフィラ

UCHIのロパロフィラは2020年3月25日に、弱々しい状態が少し改善できたことや、子株が根付き、新しい葉が生長し始めている様子など、良い知らせが届いていることをご紹介しました。

 

このご紹介から約2ヶ月程が経ち、生育は鈍っていると思いますが、ロパロフィラはこれまでの落莫とした印象から、徐々に良い姿へ変化していると思います。

その要因は新しい葉の生長と、葉の厚み(太さ)が出てきたことではないかと思います。

 

しかし今後はより生育は鈍り、夏には休眠すると思うので、これからの大きな変化は望めませんが、この状態を維持するには、蒸れないように風通しの確保は重要です。

そこで置き場所以外で、少しでもロパロフィラが過ごしやすい環境へと整えるため、枯れた葉などを取り除くお手入れをしたいと思います。

 

まずはその前に、現在のロパロフィラの様子をご紹介します。

 

 

こちらが現在のUCHIのロパロフィラの様子です。

 

 

枯れた葉などもありますが、その分新しい葉が増えています。

 

 

そして今では厚み(太さ)の変化を感じれるまでになりました。

このように新しい葉が増えたことと、また葉に厚みとハリ感が感じられるようになり、以前の落莫とした印象から、より良い姿へと徐々に変化していると思えます。

 

 

しかしロパロフィラはメセン系(冬型)の多肉植物なので、これからしばらくは生育が鈍り、夏には休眠すると思います。

そこでこのような枯れた葉は取り除き、風通しの確保や病害虫予防をしておきたいと思います。

 

それではUCHIのロパロフィラへのお手入れを始めます。

 

 

ロパロフィラのお手入れ

ロパロフィラへのお手入れとしては、ピンクの円で囲った枯れた葉やシワシワで倒れた葉などを取り除きたいと思います。

またこまかな枯れた葉の残骸なども取り除きます。

 

 

このようにシワシワで倒れた葉や、枯れた葉の残骸を取り除きました。

基本的には手で作業して、葉の残骸は、元気な葉へ干渉の心配がないものはピンセットで取り除きました。

 

 

ロパロフィラは以前このような弱っている部分を切り取り、葉挿しにしたものがありましたが、その葉は残念ながら発根せず、枯れてしまいました。

 

しかし前回ご紹介した、新しい葉が出てきて生長を始めた子株は、現在も健在です。

それではお手入れをした親株のロパロフィラをご紹介する前に、子株のロパロフィラの現在の様子をご紹介します。

 

 

ロパロフィラの子株

こちらが葉挿しで増やしたロパロフィラの子株の現在の様子です。

葉が増え生長している様子がうかがえますが、葉挿しにした時の元となる葉には、シワが入り弱り始めているようです。

 

 

葉挿しにした当初は葉が2枚だけで、このシワの入った葉がその1枚です。

この様子から、水切れかと思いましたが、その横の新しい葉の、ハリや、ツヤの様子から、水だけの問題ではなさそうな気がします。

 

 

そしてもう1枚の葉にいたっては、ぐったりと倒れてしまいました。

この様子から、勝手な想像ですが、新しい葉を育てるため、自分の養分を使ったのではないのかとも考えたりしています。

 

しかしあくまで想像で、水が切れているだけの可能性も十分ありえると思いますので、夕方以降に土が湿る程度の水を与えたいと思います。

 

それではお手入れをした親株のロパロフィラをご紹介します。

 

 

お手入れをしたロパロフィラ

こちらがお手入れをしたUCHIのロパロフィラです。

見た目にはわずかな変化しかありませんが、それでも状態の悪い葉や枯れた葉の残骸などを取り除き、スッキリとしました。

 

 

ロパロフィラには光を取り込む半透明の窓があるので、この部分にしっかりと日が当たるように調節しながら様子を見守りたいと思います。

 

 

1枚だけ上部が溶けたようになった葉がありますが、今回のお手入れでは取り除かず、このままにしておきました。

 

 

去年の夏にロパロフィラを弱らせてしまいましたので、その影響で今年は花を咲かすことができませんでした。

また徒長させてしまい、一時は落莫とした印象になりましたが、置き場所を(屋外の軒下の棚の2段目へ)変えたことで、徐々に改善がみられるようになりました。

まだまだ購入当初のような姿ではありませんが、この様子からこの場所はロパロフィラにとってそれなりに最適で、おそらくここで夏越しもできると思います。

 

今後は親株、子株とともに、水の与える量をより控え気味にして、無事に夏を乗り越える準備をしたいと思います。

またロパロフィラの親株や子株に変化がありましたら、その様子をご紹介します。

 

今回ご紹介したロパロフィラの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。

また過去のロパロフィラの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。