こんばんは。
今回は、水挿しで発根させたフィカス属の観葉植物「ベンジャミン」(ベンジャミナ)の子株を早めに土へ植え替えた様子をご紹介します。
ベンジャミンは去年の夏に水挿しで発根させた株を、土へ植え替え、その年の冬まで育てることはできたのですが、冬越しができず、枯れてしまいました。
そこで今年は発根したベンジャミンの子株を早めに土へ植え替え、冬越しできるように生育期の間に丈夫な株へと育てる準備をしたいと思います。
またUCHIのベンジャミンも新芽の剪定を繰り返して円形のカタチを維持しながら、内側の密度も徐々に改善し始めたと思いますので、今回はその現状だけを併せてご紹介します。
今回の目次
- 水挿しのベンジャミン
- 水挿しにしたベンジャミンを土へ植え替える
- UCHIのベンジャミン
水挿しのベンジャミン
UCHIの水挿しのベンジャミンは2020年4月18日に、剪定した茎を水挿しにした株です。
このご紹介から1ヵ月程が経ち、前回親株の剪定でカットして、水挿しにしたベンジャミンの茎は以前の経験どおり、無事に発根しています。
前回は夏に土に植え替え、冬越しで失敗していますので、今回は早めに土へ植え替え、冬越しができる株へ今から育てたいと思います。
まずは水挿しにしたベンジャミンが無事に発根した様子をご紹介します。
こちらが無事に発根した水挿しにしたベンジャミンの子株の様子です。
白い根が生えている様子がうかがえます。
葉は数枚落ちて(減って)しまいましたが、これぐらいは想定の範囲です。
しかし長い根が発根した茎もありますが、まだ発根しているのかしていないのかわからない茎もあります。
そこで今回はしっかりと発根している茎だけを、土に植え替えたいと思います。
水挿しにしたベンジャミンを土へ植え替える
まず発根の様子の違いですが、左側が発根しているのか、していないのか、わからない茎で、右側がしっかりと発根している茎です。
同じ時期に水挿しにしましたが、かなり大差が出てしまいました。
こちらがしっかりと発根した茎で、比較的茎が太く、やや色も茶系へと変化した茎がこのように発根しています。
それに対し、こちらの発根しているのか、していないのか、わからない茎は、細めで、緑系の色合いの比較的新しい茎です。
しかしよく見ると、とても短いですが、白系の根のようなものが出てい気もします。
このような差が生じたのは、たまたまなのか必然なのかわかりませんが、今後子株を作る一つの事例としたいと思います。
因みにこちらは2020年4月20日に、ベンジャミンと同じビンに水挿しにしたガジュマルのカットした茎です。
水挿しは無事に発根しましたが、挿し木はすぐに枯れてしまいました。
今回は発根した様子だけお伝えします。
それでは改めてこちらの黒のビニールポッドに発根したベンジャミンの茎を植え替えたいと思います。
一般的な観葉植物の土を使い植えました。
しばらくは日陰で土は湿らし気味にして育て、様子を見て徐々に半日陰のような場所に移して育てたいと思います。
最後に、密度の改善を目標としている、UCHIのベンジャミンの現在の様子をご紹介します。
UCHIのベンジャミン
こちらが密度の改善に奮闘している、UCHIのベンジャミンの現在の様子です。
新芽は早めにカットして、円形のカタチを維持しながら過ごしています。
ややわかりにくいですが、内側の新芽が生長して、少しずつ密度の改善が進みだしていると感じています。
前回のご紹介ではとても小さかった新葉も、今朝葉水した時の様子では、このような大きさまで生長しています。
しかしまだ色合いは薄い緑系の色合いで、まだまだとても柔らかいといった手触り感です。
そしてこちらのピンクの円で囲った小さな葉が、わかりづらいですが、内側へ出てきた新葉です。
これをしっかりと生長させることによって、内側の密度の改善へと繋がります。
これからも内側へ次々と新葉が増えることを期待したいです。
そしてこちらは変わった色づきをした、新葉の様子です。
先端付近が班のような模様に色づいています。
UCHIのベンジャミンは何とか今季の生育期の間で、内側の密度の改善の結果を出したいと考えています。
その目標への途中経過は、夏頃に変化の様子をご紹介したいと思います。
それまで、新芽の剪定は繰り返し、タイミングを見て追肥などもしたいと思います。
そして水挿しで発根させ、今季は早めに土へ植え替え準備をしたベンジャミンの子株。
一度ベンジャミンを増やすことに失敗していますので、今回こそしっかりと生育期の間に丈夫な株へと育て、冬越しできる状態まで育てたいと思います。
またUCHIのベンジャミンの様子と併せて、こちらの子株の様子も夏頃に、その時の様子をご紹介したいと考えています。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
90日後の様子をご紹介します。