こんにちは。
今回は、季節外れに水挿しで仕込んだエピプレムヌム属の観葉植物「ポトス・ライム」を苔玉にした様子をご紹介します。
UCHIでは伸びたつる(茎)などを気根付近でカットして水挿しで発根をした様子を多くご紹介していますが、品種にもよりますがそういった作業をするのは春から夏がベストシーズンとなります。
ただ置き場所、水の管理、そして今年は結構まだ朝晩以外は気温が高いということもあり、10月下旬辺りに伸びたポトス・ライムの茎をカットして水挿しで仕込んでいました。
その茎は無事に気根から新たな根が発根(正確には伸び始めた)していますので、日中はまだ気温が高めというアドバンテージもありますので、その発根したポトス・ライムを苔玉にしたいと思いますので、その作業の様子や親株の様子などもご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのポトス・ライム
- 水挿しで発根したポトス・ライムと水苔で育てる準備
- 苔玉ポトス・ライム
UCHIのポトス・ライム
UCHIのポトス・ライムは2022年5月5日に、仕立て直しをした様子と併せ、つるだけの状態からの再生を始めている様子をご紹介しました。

このご紹介以降、やや生長が鈍いものの、ほぼトラブルなく過ごしていましたが、再三お伝えしているように今年2月の寒波の影響などで、つるだけの状態にしてしまったポトス・ライムを枯らしてしまい、また親株の方も多くの葉を枯らしてしまったことで、ややボリュームダウンさせていますが今も株は元気に過ごしてくれています。
そこでまずは前回のご紹介から約3年半が経った、UCHIのポトス・ライムはどういった様子をしているのか、現在の様子からご紹介したいと思います。

こちらが、UCHIのポトス・ライムの様子です。
前回のご紹介時の様子と比べ、約3年半もの時間が経っていますが、変化が乏しいのは先にご紹介した今年の2月の寒さにより葉が減ったことも影響がありますが、やはり鉢や土、置き場所などの様々な組み合わせから生長が遅いのだと思います。

しかし葉はこのようにライムという名の様子が感じられるきれいな色合いをしていて、状態が悪いといった様子ではありません。

また、この時季でもポトス・ライムはリビングに置いていることと、そして比較的気温が高いことからゆっくりと生長を続けていて、このような気根が伸びている様子がうかがえ、生命力の強さを感じられます。
そこでここ最近は水苔で育てることがある意味UCHIのマイブームで、約1ヶ月前に水苔だけで育てているポトス・エンジョイの様子もご紹介していて、その際に、やや季節外れではありますが、ポトス・ライムもこのような気根が伸びた茎をカットして水挿しにしている株があります。

そろそろ次の段階に入れるかなといった状態ですので、その季節外れに水挿しで仕込んだポトス・ライムの様子をご紹介し、その株を水苔で育てる準備をしたいと思います。
水挿しにしたポトス・ライムと水苔で育てる準備

こちらが正確な日付は覚えていないのですが、苔玉ポトス・エンジョイの様子をご紹介した日あたりに仕込んだので、水挿しにして約1ヶ月が経ったポトス・ライムの様子です。

ベスト時季だったとはいえませんが、このように葉の変色などなくきれいな状態で維持できていて、今年は今もまだ日中が比較的気温が高いこともあり、無事に発根して根が生長を初めてくれています。
そこでその水挿しで発根したポトス・ライムの根の様子などをご紹介するためYouTubeで公開しましたので、ぜひご覧ください。
では改めて写真でも発根したポトス・ライムの根の様子をご紹介します。

このようにポトス・エンジョイ時のように伸びているわけではありませんが、先にご紹介したような気根から数本しっかりとした根伸びて生長してくれています。

もう少し生長させてから仕込もうかと思いましたが、今後気温が落ちるとタイミングを失う可能性があるので、昨日水苔で育てる準備をしようと決断しました。

そしてそのため用意しているのはこちらの水苔で、前日から水に浸して戻しておきました。
またステンレスワイヤーも使います。

当然吊り下げて飾りますので、ピンクの円で囲った部分のようにステンレスワイヤーで引っ掛ける輪も作りました。
それでは完成した苔玉ポトス・ライムの様子をご紹介します。
苔玉ポトス・ライム

こちらが完成した、苔玉ポトス・ライムの様子です。
角度をもうちょっと斜め上に向けた方がいいかもとも思いますが、それは後程様子を見て調節したいと思います。

この作業の合間に、UCHIのポトス・ライムも少し葉の向きなど調節して整えました。
寒さの影響でやや葉を減らして、経過した時間からは生長の様子が乏しいですが、以前葉焼けさせてかなり弱らせてしまった時のことを考えると、このような状態で維持てきているので満足です。


今回はあまりベストな時季だとはいえず、やや季節外れとなりましたが、それでも茎をカットして水挿しにし、約1ヶ月程というわずかな期間でポトス・ライムをこのような苔玉にできました。
ただもちろんまだ仕込んだ段階で根付いてはいませんので、今後は別の苔玉と同じダクトレール ライトのダクトに吊り下げ育て、状態を悪くしないようにしっかりと様子を見ながら水を与え、無事に冬越しできればまたその時の苔玉ポトス・ライムと、UCHIのポトス・ライムのそれぞれの様子を併せてご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
















