こんにちは。
今回は、興味津々な小さな小さなサンスベリア属の観葉植物「サンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフ」の様子をご紹介します。
このブログを始めた頃はまだ苗などは比較的安価で購入できたのですが、年々植物の値段が徐々に上がり、さらには追い打ちをかけるかのように物価・資源の高騰などの影響などが重なって、最近では品種にもよりますが1.5倍から2倍の価格となっている気がしています。
そんな中たまたま立ち寄った園芸店で発見したのがこれからご紹介するサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフで、元々小さな品種ですが、その中でもより小さな株が安価で販売されていました。
しかし特徴の葉や模様、そして色合いに気になることがありますが、これから生長することによって様々なことがわかる可能性がありますので、そんな興味津々な現在の小さな小さなサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフの様子をご紹介します。
※今回ご紹介する品種には誤りがある可能性があり、ラベルには「サンセベリア・シリンドリカ・ボンセル・スーパードワーフ」と記載されていましたが、調べた結果から「サンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフ」でないかと判断してご紹介しており、また本文でそのことについてお伝えさせていただきます。
今回の目次
- サンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフについて
- サンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフの育て方
- UCHIのサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフ
サンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフについて
サンスベリアといえば一般的にサンスベリア・ローレンティの印象が強いので、結構背丈も高く、存在感も十分なイメージがありますが、サンスベリアも品種が多く、サンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフはその中でも矮性種といって小型品種に分類され、生長してもあまり背丈は伸びず、どちらかというと低いまま群生する小型品種です。
また品種名ですが、矮性を英語で「dwarf」ドワーフで、小さい(小型)という性質からおそらくスーパードワーフと名付けられているのでないかと思います。
こちらがサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフの葉の様子です。
色合いは淡い緑色系をしていて、他の品種とは違うおしゃれな様子がうかがえますが、サンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフとして調べると個体差もあると思いますがどちらかというともう少し濃い目の色合いをしています。
そしてサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフは本来、短くて太めの丸い棒状の葉が特徴ですが、この葉は残念ながら内側への厚み(肉付きが)足りておらず、丸い棒というよりは内側がくぼむような様子をしています。
またもうひとつの特徴の縞模様もぼんやりとした様子です。
そうなると別の品種でないのかといったことも考えられ、またラベルにも「サンセベリア・シリンドリカ・ボンセル・スーパードワーフ」と記載されていましたが、調べても見つからず、オリジナル品種かとも考えましたが、「Sansevieria」はサンスベリアやサンスベリア、「Cylindrica」はキリンドリカやシリンドリカなど多少発音が違ったり、ボンセルはボンセレンシスの小型のミニ・ボンセルのことでないかと解釈し、またこの株がまだ小さなこと、これからしっかりと育てられれば葉のカタチや色合いに変化もあり、そういった様子をご紹介しつつより品種を明確に特定できればと思いますので、一般的に流通している品種のサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフとしてご紹介することにしましたのでご了承ください。
それではまずは基本的なサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフの育て方をご紹介します。
サンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフの育て方
基本的には大体のサンスベリア属の育て方と同じ方法で育てられます。
日当たり
日当たりは好みますが遮光された日が届くような場所が最適です。
冬は室内の温度にもよりますが、窓際などの冷気などが入る場所はなるべく避けるのが無難です。
水やり
基本的には乾かし気味に管理します。
春から秋までは土が乾いたら与え、冬はほぼ断水気味にして管理するようにします。
冬越し
冬は最低でも10℃から12℃以上の室内で冬越しするようにします。
小さな株などは、なるべく冷気に当たらないよう窓から遠ざける方がより無難です。
より詳しいサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフの育て方はこちらでご紹介します。
それではUCHIのサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフをご紹介します。
UCHIのサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフ
こちらがUCHIのサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフの様子です。
お伝えしているようにとても小さな小さな株で、その様子としては他の植物をご紹介している時と比較して、撮影台に使っている木材の節と株の大きさと比較していただければお分かりいただけるのではないかと思います。
サンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフの葉はそれほど長くは伸びないようですが、先にお伝えしたように短くて太めの丸い棒状の葉が特徴ですが、この株は丸まり切れていないというか、内側に肉付きが足りていないようなくぼんだカタチをしています。
これはサンスベリア・ボンセレンシスでも同じ悩みをもっていて、こういった様子はいまだに改善できていません。
そしてサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフであればもう少し葉の色合いも濃いめなのですが、かなり薄い緑系の色合いをしています。
またこれは特徴ではありませんが、この株は残念ながらこのように葉に傷んだ部分があります。
ただこの株は同じように販売されている中ではこれでもまだ状態が良かった方で、ピンクの円で囲っている部分を見ていただけると、新しい葉も出てきているのでこれからに期待が持てると思い、また植物の価格が上がっている中でもとても安価で魅力的だったといったこともあり購入することにしました。
UCHIのサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフは小さな小さな株ですが、しっかりと育てられればもっと特徴がはっきりと出てくるのでないかと興味津々で、楽しみながらその様子を観察しつつご紹介していければと考えています。
またそのことによって、もしこの株がサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフでない場合はより明確に品種が特定できると思いますので、その場合はわかり次第修正したいと思います。
ただこの株はかわいいことに間違いなく、魅力がありますので、現時点での様子をご紹介し、そして生長していく過程をご紹介していきたいので思い切ってご紹介することにしました。
そして今植えられている小さなプラスチックの鉢も雰囲気に合っていると思いますが、できればこのかわいいサンスベリア・ボンセレンシス・スーパードワーフをもっとより良い見た目にしてご紹介していきたいので、傷んだ葉の改善は無理ですが、この株の見た目がより引き立てられる鉢があれば春から夏の間に植え替えたいと思いますので、そういった作業をする場合はその植え替えの様子などをご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
42日後の様子をご紹介します。