こんばんは。
今回は、大型化してきたストレリチア属の観葉植物「ストレリチア・ニコライ」別名オーガスタの土の入れ替えをした様子をご紹介します。
UCHIのストレリチア・ニコライは現在の姿からは、購入時の傷んだ状態が想像もつかない、ある意味置き場所に困るといってもいいぐらいの大きさにまで生長しました。
また今植えている鉢に植えて2年以上が経ちましたので、時季的にも最適だということもあって土の入れ替えをしたのですが、これまでの土の入れ替えをしてきた経験が驕りとなり、不安を残すことになってしまいました。
また葉にも気になる様子もあるので、その葉の様子や土の入れ替え作業と併せ、大型化したストレリチア・ニコライの様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのストレリチア・ニコライ
- ストレリチア・ニコライの土の入れ替え
- 土の入れ替えをした大型化してきたストレリチア・ニコライ
UCHIのストレリチア・ニコライ
UCHIのストレリチア・ニコライは2020年5月16日に、堅固な姿への片鱗が見え始めた様子をご紹介しました。
この後は暑い夏も、寒い冬も、本当に何ひとつ問題なく1年間元気に過ごしていて、今では置き場所に困るといってもいいぐらいの大きさにまで生長しました。
そんなストレリチア・ニコライには春前に大きな葉が開き、これからさらにより大きく生長するような予感が感じられるのですが、その新しく開いた大きな葉の下の葉には気になる様子があります。
また冒頭でもお伝えしているように、今ストレリチア・ニコライを植えている鉢に植え替え2年以上が経ちましたので、土の入れ替えなどするのに時季的にも最適だということもあって土の入れ替えもしました。
それでは前回のご紹介から1年が経った、ストレリチア・ニコライの新しく開いた大きな葉や、気になる葉の様子をご紹介してから、土の入れ替え作業の様子をご紹介します。
こちらが1番新しくて、最も大きな、UCHIのストレリチア・ニコライの葉の様子です。
葉の色合いからまだ比較的新しい若葉だといった様子がお分かりいただけると思いますが、ストレリチア・ニコライは大型化していることもあり、この葉はかなりの大きさがあります。
そしてこの下の葉(2番目に新しい葉)には、お伝えしているように気になる様子があります。
その気になる葉の様子がこちらで、このように無数に茶色系の斑点のようなものが現れ、他の葉よりやや元気がないような印象もあります。
ストレリチア・ニコライの葉の先などは茶系に変色したりすることはよくあり、それが悪い影響を及ぼすことはありませんが、このように茶色系の斑点が葉全体に現れるとかなり気になり、調べてもこれだといった、この状態に当てはまる回答が見つけることができませんでした。
そしてカーテン越しの日の当たりやすい場所にストレリチア・ニコライは置いていますが、直射日光でも育てられるぐらい日差しを好む性質なので、このように茎がかなり長く伸び、徒長しているような気もしています。
そんなストレリチア・ニコライは、これ以上大型化しても置き場所に困るのですが、今植えている鉢に植え替え2年が経過したので、やはり土の入れ替えぐらいはしてあげたいと思い作業しました。
それでは大型化してきたストレリチア・ニコライをご紹介する前に、その土の入れ替えをした様子をご紹介したいと思いますが、この作業ではこれまでの経験が驕りとなり、不安を残すことになってしまいました。
ストレリチア・ニコライの土の入れ替え
まずストレリチア・ニコライはココヤシファイバーでマルチングしていますので、そのココヤシファイバーを取り除きます。
すると昨日ご紹介したパキラのココヤシファイバーのようなカビなどによっての変色はなくキレイな状態でしたが、この機会にココヤシファイバーもしっかりと洗って汚れを落としました。
そしてこちらがストレリチア・ニコライの土の状態で、ココヤシファイバーの残骸が残っていることは気にはなるものの、あまり状態が悪い気もしません。
しかし今後も元気に育てたいので土の入れ替えをすることにしました。
とはいってもストレリチア・ニコライのサイズ的に、簡単に抜き出すことはできないと予想はしていましたが、実際に作業すると予想以上に抜き出すことができず、何度も鉢の内側の周囲に小型のスコップを差し込んだりしながら土をほぐして抜き出したのですが、その抜き出した瞬間、ブチブチと根が切れる様な音と、とても嫌な感触が手と耳に伝わってきました。
これままずいと思いつつ抜き出したストレリチア・ニコライの根を見てみると、止めとけばよかったといった後悔の念に駆られました。
こちらが抜き出したストレリチア・ニコライの根の様子です。
まだ株の大きさはご紹介していませんが、それでもなんとなく根が短すぎる様子がお分かりいただけると思います。
それはそのはずで、ピンクの円で囲った太めの根などのように、かなりの根が、アノブチブチといった感触と音がしたときに切れてしまったのだと思います。
そして土の中を探ってみると、このように切れた根があちらこちらに残っています。
これはこれまでの鉢から抜き出すときの経験が驕りとなり、これぐらい力を入れても太めの根なら切れることはなく、根鉢のような状態で抜き出せるだろうとたかをくくっていたのですが、想像以上に根が柔らかかったのか、土が固まっていたのか、または鉢の底に根が絡みついていたのかで、このようなことになってしまいました。
さすがにこれはマズイ状況ではないかと思います。
そしてさらに古い土を軽めに振るい落としました。
するとこのように本来切ってはいけないしっかりとした根が切れてしまっているので、枯れてしまわないのかといった不安に駆られました。
しかしここまでやってしまったので、このままにするわけにいかず、気を取り直して鉢を洗って新しい観葉植物用の土で植え直しました。
それでは不安が残りますが、新しい土へ入れ替えた大型化してきたストレリチア・ニコライの全体的な様子をご紹介します。
土の入れ替えをした大型化してきたストレリチア・ニコライ
こちらが新しい土に入れ替えた、大型化してきたUCHIのストレリチア・ニコライの現在の様子です。
1年前の様子と比べ、このように随分と生長しました。
そして今1番新しい大きな葉は、これまでとは格段に大きさが違うサイズになり、とっても順調に生長しているのですが、やはりこういったご紹介をしていても根の状態が気になります。
土の入れ替えをしたがために、太い根などを切ってしまったUCHIのストレリチア・ニコライ。
余りに気になり調べてみると、ストレリチア・ニコライはかなり丈夫なので、切り口から雑菌などが入ったり、水を与え過ぎたりしなければ枯れることはなさそうです。
しかしやはり不安はまだ消えたわけではありませんので、何とか無事に何事もなかったかのように根付いてくれる事を期待して、またストレリチア・ニコライに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介します。
今回ご紹介したストレリチア・ニコライの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。
また過去のストレリチア・ニコライの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。