こんにちは。
今回は、過酷過ぎる猛暑を耐えしのいだエケベリア属の多肉植物「トップスプレンダー」の様子をご紹介します。
ようやく朝夕は涼しさも感じられるようになりましたが、去年同様今年の夏は過酷過ぎる猛暑で、去年の経験を活かし、UCHIなりに考え、徒長は避けつつ枯らさないことを前提に対策したつもりでしたが、残念ながら今年も多くの品種を枯らしてしまいました。
ただそんな中でも状態を悪くしながらも、過酷過ぎる猛暑を耐えしのいだ株もあり、それが以前、伸びた茎の(徒長した)上部をカットして挿し木にしえあるトップスプレンダーで、もうしばらく気温が下がるまで見守ろうかと考えていましたが、「その後が気になる」を結構前から100を超えるまでいただいていたこともあり、ある程度気温も落ち着き始めていますので、これを機に現在のトップスプレンダーの様子をご紹介し、必要な作業をしたいと思います。
今回の目次
- UCHIのトップスプレンダー
- 改善に向けたトップスプレンダーの植え替え
- 植え替えたトップスプレンダー
UCHIのトップスプレンダー
UCHIのトップスプレンダーは2022年5月14日に、屋外でも何かが足りていないと感じた様子や、また茎が伸びた様子などをご紹介しました。

去年の夏もかなり暑かったことは言うまでもありませんが、そんな夏でも品種によっては茎は伸びるものの耐えしのぐ強さもある株もあり、当然今年もそういった品種は大丈夫だと考え、さらにはなるべく他の多肉植物同様に葉焼けは避けつつ、また徒長も避けたいと欲張った対策をしていたのですが、そのことが悪かったのか、単純に暑すぎたのか、水を与えるタイミングや雨が影響したのか、残念ながら今年の夏も多くの品種を枯らしてしまいました。
その枯らしてしまった一種がトップスプレンダーで、UCHIのトップスプレンダーは双頭になった様子が印象的でしたが、その株は7月中までは耐えていたのに8月に気が付けば残念な姿になってしまっていました。
しかし冒頭でお伝えしているように、以前、伸びた茎の(徒長した)上部をカットして挿し木にしていたトップスプレンダーはなんとか耐えしのいでくれました。
ただ健全な姿だとはいえません。
そこで今その株はどういった姿をしているのか、過酷過ぎる猛暑を耐えしのいだトップスプレンダーの現在の様子からご紹介したいと思います。
こちらが過酷過ぎる猛暑を耐えしのいだ、トップスプレンダーの様子です。
前回のご紹介から3年4ヵ月も経っているので当然様子が違うことは想像がつくと思いますが、より良い姿ではなくこのような傷んだ様子にしてしまいました。
このように下葉は結構枯れてしまい、傷みのある葉もあります。
このままもうしばらく様子を見るかどうか悩みましたが、「その後が気になる」もこつこつ毎日していただき、優に100を超えるまでになっているので、この機会に植え替え状態の改善を試みたいと思います。
因みにこの株が夏の暑さを耐えしのげたのは、もしかすると植えている黒のビニールポッドをこのように緑のプラ鉢で覆うようにしていたことが良かったのかもとも考えています。
それは黒のビニールポッドのままだと、黒といった色の特徴から日に当たると土の中まで高温にことも考えられ、多少なりと、そういった状態を防げたので、この株は枯れずにやり過ごせたのかなとも思います。
ただ双頭の株の方は素焼きの鉢(ペイントあり)なので、こちらよりは風通しは良いのではとも考えられるので、結果的によい対策となったかはわかりません。
ともかくこのままでは見た目も悪く、まだビニールポッドのままということ、そして土も古いので、この機会に改善に向け、新しい土を使って別の鉢に植え替えたいと思います。
改善に向けたトップスプレンダーの植え替え
まず植え替え用の鉢ですが、ほぼサイズ的に同じぐらいのこちらの白のオリジナルのプラ鉢を使いたいと思います。
次に今植えている鉢からトップスプレンダーを土ごと抜き出しました。
そして新しい土で植えたいと思いますので、このように古い土を振るい落しました。
するとご覧いただいているように、3年4ヵ月も経っているのでかなり根が生長していて、この根の様子からただただ時間が経ったわけでないこともお分かりいただけると思います。
またこの根の様子からおそらく比較的早期に改善が期待できるのでないかと考えられます。
因みに土は、赤玉土(小粒)5と日向土(細粒)2.5とピートモス2.5、ぐらいでブレンドした土を使いました。
それではこの作業からまだ1日しか経っていませんが、植え替えたトップスプレンダーをご紹介します。
植え替えたトップスプレンダー
こちらが今朝の白のオリジナルのプラ鉢に植え替えた、トップスプレンダーの様子です。
葉が減ってしまっていることもあり、根の状態から考えると株としてのボリュームは全体的に感じられず鉢の方が目立つ仕上がりです。
また株が鉢の中心にくるように植えているつもりで作業していましたが、土を入れているうちにやや中心からずれてしまいました。
少し残念ではありますが、株が大きく生長すれば多少は目立たなくなると思いますので、無理に位置を変えず、そうなるようにしっかりと育てたいと思います。
双頭になったUCHIのトップスプレンダーは残念なことになってしまいましたが、こちらの株は猛暑の中を耐えしのいでくれた強さがあります。
今夏も多くの多肉植物を枯らしてしまい、気持ちに重い部分があったのですが、このように猛暑を耐えしのいだ株もあります。
今できることはもう一度そういった株をより良い姿へと育てることだと思います。
この株は双頭のような特徴的な様子はありませんが、今後はこの株をUCHIのトップスプレンダーとご紹介していきますので、また今後、改善していく様子などをご紹介していきたいと考えています。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
そして毎日コツコツと「その後が気になる」をしていただきありがとうございました。