ポトス・ステータスの葉の変色とお手入れ

こんにちは。

今回は、葉の変色が気になったスキンダプサス属の観葉植物「ポトス・ステータス」のお手入れをした様子をご紹介します。

ポトス・ステータスはとても丈夫な観葉植物で、UCHIでは1年以上育てていますが、これまで目立つ葉の変色などを経験したことがありませんでした。

しかし今年は違いました。

そこでポトス・ステータスの状態を把握することと、葉に付着したホコリの除去をする為お手入れを始めると、葉が変色した原因なのかは定かではありませんが、早急な対応が必要な状態でした。

状況を改善すべくその対応などのお手入れをポトス・ステータスした様子をご紹介します。

※ポトス・ステータスはこれまでエピプレムヌム属とご紹介していましたが、スキンダプサス属のようです。申し訳ありません。

今回の目次

  • UCHIのポトス・ステータス
  • ポトス・ステータスのお手入れ
  • 水挿しと水挿しから土へ植えたポトス・ステータスのその後
  • お手入れしたポトス・ステータス

 

UCHIのポトス・ステータス

UCHIのポトス・ステータスは2019年10月13日に茎(つる)が伸び理想的な変化をした様子をご紹介しました。

 

このご紹介から3ヶ月半以上が経ち、季節柄もあるかもしれませんが、以前のような元気(活気)がないような気がします。

そこでポトス・ステータスよく観察してみると、今までなかった黄色く変色した葉がありました。

この時季に葉が変色することは珍しいことではありませんが、UCHIのポトス・ステータスはこれまでこのような経験がありません。

またこの機会に葉に付いたホコリも目立ちますので、状態の確認と併せてお手入れもしたいと思います。

 

まずは作業前のポトス・ステータスの現在の様子をご紹介します。

 

 

こちらがポトス・ステータスの現在の様子です。

以前の様子と比べ、つるではなく葉の付いた茎が全体的に伸びた印象あり、なんとなく弱々しい感じがします。

 

 

全体の様子をさっと確認すると、まず葉のホコリが気になりますが、この葉の右上辺りに枯れた部分がありました。

 

 

元気な様子もあり、以前カットしたつるの先には、新しい葉が付いています。

 

 

そして観察進めると、奥の方に黄色く変色した葉がありました。

これまでポトス・ステータスはこのような変色することがなかっので、何らかの問題がありそうです。

しかし冬に葉が黄色く変色するのはUCHIのもう一つのポトス(ゴールデンポトス)などではよくあることです。

 

そこで状態を確認するのと、葉に付いたホコリの除去を兼ねてお手入れをしたいと思います。

 

 

ポトス・ステータスのお手入れ

まず異変の原因として真っ先に気が付いたのが、前回カビたバークチップを取り除いた根元付近です。

見てみてると、白い塊のようなものがバークチップの隙間から見えます。

 

 

バークチップを避けてみると、すぐにまずい状態だと気が付きました。

何やら白いカビのようなものが広がっています。

 

またキノコのような異臭がしました。

たまたまお手入れをしたようとしたことが功を奏しました。

 

 

一旦バークチップを全て取り除いてみると、土の上に白いカビのようなものが何か所かに広がっています。

このままではまずいので、表面の土は取り除きました。

 

 

これで一応カビのようなものが発生している表面の土の除去はできました。

 

 

そして取り除いた分の土は新しい土を足しました。

 

このような状況になったのは、いくつか心当たりがあります。

まず前回バークチップを全て取り除かなかったこと、そして室内なので風通しが悪く多湿であること、そして時季的に水を与える頻度が多かった可能性があります。

冬でも水は必要なので、控えめに与えるようにしていましたが、それでも多かったようでマルチングをしていることもあり、土の表面がより多湿になりカビが発生したのだと考えられます。

 

 

そして伸びたつるがなんとなく元気がないような印象を受けているので、土が新しいこのタイミングで、ピンクの円で囲った気根を鉢に入れ根付かせ、株姿を整えたいと思います。

 

 

黄色く変色した葉はここで取り除きました。

 

これでお手入れは完了です。

お手入れをしたポトス・ステータスをご紹介する前に、前回伸びた茎をカットして水挿しにしたポトス・ステータスと、水挿しから土へ植えたポトス・ステータスはそれぞれ元気に過ごしているので、その様子を先にご紹介します。

 

 

水挿しと水挿しから土へ植えたポトス・ステータスのその後

こちらが前回伸びた茎をカットして水挿しにしたポトス・ステータスと、水挿しから土へ植えたポトス・ステータスの現在の様子です。

 

 

水挿しにしたポトス・ステータスは日当たりがない場所に置いている影響からか、葉の白系の班が緑がかった色に変化しました。

 

 

そしてこちらは前回水挿しから土へ植えたポトス・ステータスです。

室内の明るい場所に置いるので、班の色合いは以前のまま変化はありません。

 

 

しかし水挿しのポトス・ステータスは根が生えて生長を続けているようで、今の環境に適応しているのだと思います。

 

それではお手入れをしたポトス・ステータスをご紹介します。

 

 

お手入れしたポトス・ステータス

こちらがお手入れをしたポトス・ステータスです。

いい感じに仕上がったと思います。

 

 

もう一つの目的のホコリの除去のために、葉水をかなりたっぷりとしてホコリを洗い流しました。

 

 

今後しばらく経過の様子を見る必要はありますが、一応これで最悪な状況は防ぐことができたいと思います。

そして結果的に水を与える頻度が今回の問題へと繋がったとも考えられるので、冬の水の管理にはもう少し慎重にするよう心掛け改善したいと思いますます。

 

またお手入れをしたポトス・ステータスと、それぞれのポトス・ステータスに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

255日後の様子をご紹介します。