こんにちは。
今回は、理想的に育てられなかったスキンダプサス属の観葉植物「ポトス・ステータス」の植え直しをした様子をご紹介します。
ポトス・ステータスは室内の明るい場所ならもちろん、やや暗めの場所でもそれなりに光がもたらす葉の違いもありますが、育て続けられるとお伝えできる丈夫な品種で、こういった性質から約3年半もの間、UCHIのリビングを彩るインテリアグリーンとして活躍してくれています。
ただこれからより良い姿へと変化が期待できるとお伝えしていた子株は、その思い通りには育てられておらず、それはその後に葉を減らしてしまったことも原因のひとつですが、それ以前に植え方に問題があったように思えます。
そこでやはり子株も親株と同じ目的の葉が詰まった理想的な見た目へと仕上げるために、その問題と考えていることに対処するため植え直すことにしましたので、その作業の様子をご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのポトス・ステータス
- 子株のポトス・ステータスの植え直し
- それぞれのポトス・ステータス
UCHIのポトス・ステータス
UCHIのポトス・ステータスは2021年5月16日に、より良い姿へと変化が期待できると、株分けした子株の様子などをご紹介しました。
その後は子株、親株ともにトラブルなく順調に過ごしていたのですが、今年の1月から2月の間に寒さが影響してか、株分けして白い縦長の素焼きの鉢へ植え替えた子株の葉を何枚か枯らしてしまい、またその鉢へ植えた時の植え方に問題があったのか、どうしても見過ごせない気になる様子があります。
そこでそういった様子を改善するため、植え直しをしたいと思いますので、まずは前回のご紹介から約11ヶ月が経った、白い縦長の素焼きの鉢へ植えている子株のポトス・ステータスの様子をご紹介します。
こちらが白い縦長の素焼きの鉢へ植えている子株のポトス・ステータスの様子です。
雰囲気はまずまずですが、冒頭でもお伝えしているように葉を冬に枯らして減らしてしまっているので、前回のご紹介時と比べると少しボリューム感が減ってしまったことがお分かりいただけると思います。
ただ見る角度によってはそれなりな様子にも見えなくもありませんが、別の角度からだと気になる様子が浮き彫りです。
その角度とは先ほどの反対から見た角度で、このように茎(つる)が丸見えになっていて、葉の詰まり感がなくあまり見た目が良いとはいえません。
ここまで茎が見えてしまうのは、光の当たる向きなどの影響で葉がそちらに向かないこともありますが、この鉢に植えた時の植え方(茎の埋め方)に問題があったのではないかと思います。
そこで今後より温かくなり、新葉が増え始めると考えられますので、この機会にこの子株のポトス・ステータスを植え直して、茎の見え方などに対処したいと思います。
子株のポトス・ステータスの植え直し
まずその気になる茎(つる)をどうするかですが、ピンクの円で囲った部分には気根がありますので、こういった部分まで土に埋めるようにして、葉が詰まった感を出すために茎が出る長さをなるべく調節したいと思います。
そして早速鉢からポトス・ステータスを抜き出しました。
根に傷を付けないように丁寧に作業したのですが、このように不覚にも根を切ってしまいました。
ただ根を切ったことも影響があると思いますが、株の見た目の割にはかなり根が短く量も少ないような気がします。
順調に過ごしていたと考えていたのですが、根の生育の状態から、そこまで順調に生長していたわけでなく、このような状態だったから葉が減らしてしまったことも考えられます。
そこでやはり先ほどお伝えした気根が期待通りに伸びて機能してくれることによってよりしっかりとした株へと生長してくれれば、また春から秋までに葉が増えることに繋げられると思いますので、結果的に作業してよかったのではないかと思います。
それではこの作業したからといってすぐに変化があるわけではありませんが、まだご紹介していない親株には冒頭でお伝えしたような光がもたらすわかりやすい違いの様子があります。
そこでそういった親株の様子や植え直しをした今朝の子株などの、それぞれのポトス・ステータスの様子をご紹介します。
それぞれのポトス・ステータス
まずこちらが植え直しをした、今朝の子株のポトス・ステータスの様子です。
今の状態からでも詰まった感じも演出でき、尚且つ今後もし土に埋めた気根が発根してくれればよりしっかりと根付くことも期待が持てる調節もできましたので、それなりに納得している仕上がりです。
そしてこの上から見た様子が今考えているポトス・ステータスの理想的な様子です。
あくまで今は調節してこういった様子に仕上げられているので、この見た目のままをできる限り維持するように光の調節(置く向きを変えたりしながら)管理できればと思います。
その光がもたらすポトス・ステータスへのわかりやすい違いの様子としては、親株の葉にそういったことが出ていますので、まだご紹介していない親株となるUCHIのポトス・ステータスの現在の様子をご紹介します。
こちらが光がもたらすわかりやすい違いの様子が出ている、UCHIのポトス・ステータスの様子です。
UCHIのポトス・ステータスの置き場所は、左側に壁があるものの、少しずらせばこの写真のようにその左側の窓から日が当たる場所に置いています。
その日に当たる方ではこのようにポトス・ステータスのひとつの特徴の斑部分の面積が広め(多め)の葉がよく出てきます。
しかしその反対側だと、このように斑が少な目または消えた葉が増えてきます。
暗い場所だとこのように葉緑素が増えてなるべく少しの光でもしっかりと取り込もうとした葉が出てきますので、気になる場合は光を分配するために、時折向きを変えたりすることで多少は対処できると思います。
お伝えしたような置き場所から光がもたらす違いが出てしまってはいますが、土へのカビの発生などへの対処はでき、まずまずな様子を維持しながらUCHIのポトス・ステータスは約3年半も育てられ、ずっとインテリアグリーンとして活躍してくれています。
そして植え直しでそれなりに仕上げられた子株のポトス・ステータスは、親株とは違ったより良い見た目へと自分なりに探求することを楽しみながら、次こそ理想的な様子へ育てたいと思います。
また今後生育の仕方で見た目が変わったり、光の影響が出たりとそれ以外の様々なことからその影響が出てくると思いますが、また新しい変化が感じられれば、その時のそれぞれのポトス・ステータスの様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
671日後の様子をご紹介します。