こんにちは。
今回は、フィロデンドロン属の観葉植物「フィロデンドロン・バーキン」の東山再起の様子(前編)をご紹介します。
フィロデンドロン・バーキンは比較的丈夫な観葉植物なのですが、例外ではありませんでした。
それは置き場所を変えたことで起こってしまったことで、今年の2月に様々な植物を枯らしたり弱らせたりしていることは他の植物のご紹介でお伝えしていますが、フィロデンドロン・バーキンも自立できない程までに傷んでしまいました。
そこで本来斑が魅力で人目を惹くインテリアグリーンとしての確固たる地位にあるといっても過言でないあの姿を取り戻すために、まずは完全に枯らさないためにできる対処をし、そして再び自力で立ち上がれるように戻そうとしていますので、今回はそういったフィロデンドロン・バーキンの東山再起の様子を前編と後編に分けてご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのフィロデンドロン・バーキン
- 傷んだフィロデンドロン・バーキンを枯らさないための対処
- フィロデンドロン・バーキンの水挿し
UCHIのフィロデンドロン・バーキン
UCHIのフィロデンドロン・バーキンは2023年11月19日に、葉の見た目が不揃いとなってしまったその時の様子をご紹介しました。

それからしばらくして他の植物同様に、生活環境の変化などから置き場所を変えたことがきっかけとなり、今年の2月頃から急激に状態を悪くしてしまい、もう自力では立っていることすら難しいといった状態にまで悪化してしまいました。
ただ慌てて対処すると枯らしてしまう可能性もあるので、とにかくタイミングを待ち、そして気温も上がりだしたことをきっかけに、再起に向け対処することにしました。
それではまずはその自力では立っていられない様子がどういった姿なのか、前回のご紹介から1年4カ月がたった頃の様子をご紹介します。
こちらが2025年3月25日の、自力では立っていられない、UCHIのフィロデンドロン・バーキンの様子です。
2月に弱り始め、その時まずできることとして以前置いていたリビングに移しましたが、なかなか悪化する状態を止めることができず、1ヶ月程かけこのような状態にまで弱ってしまいました。
多くの下葉が枯れてしまい、そしてまだ元気だったきれいに斑の入った比較的新しい葉までこの時変色してしまってしまいました。
当然弱っているので自力では立っていられないのですが、その最もたる原因がこの根元を見ていただけるとお分かりいただけると思いますが、おそらく根腐れしていることがその原因だと思います。
このままだと枯れることは間違いないと思いますので、他の植物での経験を活かして枯らさないため対処したいと思います。
傷んだフィロデンドロン・バーキンを枯らさないための対処
ではその枯らさないための対処とは、カットして水挿しにして発根させて、そして土に植え根付かせるといったことを目指します。
まずそのためにはどの場所(位置)でカットするかというと、ピンクの線より上でカットします。
それは傷み始めている根元付近でカットしても進行はしばらくすることと、発根させて土に植える際にあまりにも茎が長すぎると支柱が必要になるので高さもある程度制限したいからです。
そしてより適切な場所がないかよく観察すると、ピンクの円で囲った辺りが良いのでないかと思いました。
それは上の方の茎の色と、ちょうど気根が出始めていることから、まだ可能性は高いと感じたからです。
そのため一旦それより下でカットしました。
そして確認のため残った部分を土から抜き出してみると、やはり根腐れして抜き出すときに根は切れたのかほとんど残っておらず、残っている根も白っぽく変色して枯れていることがはっきりとお分かりいただけると思います。
これでは間違いなく立っていることはできるわけがありません。
置き場所を変えたことが直接このような根腐れに繋がったわけではありませんが、申し訳ないことをしてしまいました。
それでは枯らさないため水挿しの準備を進めたいと思います。
フィロデンドロン・バーキンの水挿し
カットして水挿しにするため、枯れた部分などを取り除くとピンクの円で囲った部分のように気根が結構あちらこちらから出ていて、これなら発根は可能だと思いました。
そしてピンクの円の上の方でカットして水挿しにすることにしました。
こちらのガラス瓶を使い水挿しにして発根を目指します。
カットしてこのようにUCHIのフィロデンドロン・バーキンを水挿しにしました。
ちょっと短かったかなといった思いもありますが、発根するまで毎日水を変えてその時を待つつもりです。
そして約3週間で無事に発根してくれました。
そしてさらに3日が経った、2025年4月18日の様子をYoutubeで公開しましたので、ぜひ気になる方はご覧ください。
今回はちょっと長いので前編と後編に分けてご紹介しますので、前編は一旦ここまでとさせていただき、また明日、フィロデンドロン・バーキンの東山再起(後編)をご紹介させていただきます。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
ぜひ後編も宜しくお願いします。
