三角形の窓が際立つ星型のような株姿へと育てたいムチカの子株の植え替え

こんにちは。

今回は、三角形の窓が際立つ星型のような株姿へと育てたいハオルシア属の多肉植物「ムチカ」の子株の植え替えの様子をご紹介します。

秋といえば多くの多肉植物で活発な生長が期待できる時季でもあり、また株分けや植え替えなどの作業をするにも最適だといえます。

そこでムチカの子株がそろそろ今より大きな鉢へ植え替えてもよいサイズにまで生長していますので、特徴の三角形の窓が際立つ星型のような株姿へと育てたいと思い、そういった期待も込めて植え替えをすることにしましたので、現在の親株のムチカや、子株の様子と併せ、その作業の様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのムチカ
  • 子株のムチカの植え替え
  • 植え替えた子株のムチカ

 

UCHIのムチカ

UCHIのムチカは2022年4月16日に、室内で育て花を咲かせている様子をご紹介しました。

 

ただ室内で育てているので屋外とは違い水の与え過ぎによる蒸れには注意が必要で、株の状態次第では置き場所を移すことも考えていましたが、気になる様子はなく状態を維持したまま過ごしてくれていたので、そのまま夏も室内の窓際で過ごすことができました。

 

そして良くも悪くもあまり変化がなく過ごしてくれているのですが、子株は親株とは違い、春から夏の間もゆっくりと生長を続けていて、今ではそろそろ今植えているビニールポッドでは物足りない様子へと生長してくれました。

 

そこで親株は変化なく過ごしてくれてはいますが、購入時のような星型のような株姿とは違った見た目となってしまっています。

できれば特徴の三角形の窓がもっと際立つ見た目にしたいと思っているのですが、親株をこれからそのような株姿にするのは少し難しい様子なので、子株をそういった理想的な姿へと育てようと考え、植え替えたからといってそうなるとはいえませんが、秋の間でのより良い生長に期待して子株を今より大きめの鉢へ植え替えたいと思います。

 

それでは子株の植え替えをする前に、まずは前回のご紹介から5ヶ月半が経った、それぞれのムチカの様子をご紹介します。

 

 

こちらがUCHIのムチカの様子です。

春に素焼きの鉢からプラスチックの鉢へ植え替え窓際に置いて育てていますが、春から夏は気にしていた蒸れなどによる異変はなく過ごしてくれました。

 

 

少し色合いが変わった気もしますが、これは夏にやや日に当たり過ぎた可能性があり、一部の葉の側面は赤茶系になっている部分などもあります。

先日植え替えした十二の巻などのハオルシア属はやはり弱光の方が葉の色合いなどもきれいなままで育てられると思いますが、このムチカはこれまでも窓際で育てていて今から日当たりを抑えると葉が徒長してしまう可能性も考えられるのでそのまま窓際で育てています。

 

 

そしてムチカといえばこの三角形の窓の部分が印象的ですが、購入当初よりかはやや透明感が劣るような気がしますが、徒長して伸びたりしていないので今のところ満足しています。

 

 

そしてハオルシア属だけではありませんが、ハオルシア属ではピンクの円で囲ったように育て方によっては次から次へとわき芽が出てしまいます。

これが良いことなのか悪いことなのかは今はさておき、見た目にこだわるとなると、できることならなるべく出てこないでほしいとも思ったりもします。

 

ただわき芽が出てくると見た目が理想的ではなくなりますが悪いことばかりでもありません。

 

 

こちらはムチカのわき芽を採取して育てている子株で、挿し木して約1年3ヶ月でご覧いただいている程度の大きさへ育てることができました。

 

ただあまりカタチがよくありません。

 

またカタチといえば親株は先にご紹介しているように植え替え時のような星型のような見た目から少し変わってしまっていて、ここから見た目を星型のような株姿にするのはやや難しいような気がしています。

そこで子株は今植えているビニールポッドではそろそろ狭くなりつつあるので、特徴の三角形の窓が際立つ星型のような株姿へはこの子株でと思い、先日の十二の巻のように大きめの鉢へこの子株のムチカを植え替えようと思います。

 

 

子株のムチカの植え替え

植え替える鉢はもちろんお馴染みになりつつあるこちらのオリジナルのロゴ入りのプラスチックの鉢へ植え替えます。

 

 

まずは今植えているビニールポッドから子株のムチカを抜き出しました。

そしてやはりこれも十二の巻の子株の時と同様に赤玉土と日向土だけのブレンドの土だったので抜き出すだけでほぼこのような様子になりました。

 

 

そしてこちらが抜き出した子株のムチカの根の様子です。

根の様子は十二の巻の子株よりかは劣りますが、それなりに立派な様子へと生長していました。

 

あとは赤玉土(小粒)5と日向土(細粒)3とピートモス2のブレンドの土で植えて、水をたっぷりと与えました。

 

それではこの作業から2週間程が経った、今朝の植え替えた子株のムチカの様子をご紹介します。

 

 

植え替えた子株のムチカ

こちらが植え替えて2週間が経った、子株のムチカの様子です。

子株のムチカも植え替えすぐに水を与えていますが異変なく過ごしています。

 

 

そして先日も水を与えているので土がまだ湿っていますが、植え替えた子株のムチカはこれも十二の巻同様に今のところほぼ変化がありませんでした。

 

 

今のところ変化は乏しい植え替えた子株のムチカですが、少なくとも異変がないということは根付いてくれてると思います。

そしてまだしばらくはムチカは活発な生長が期待できますので、親株のムチカを植え替えた頃の三角形の窓が際立つ星型のような株姿を目指して育てたいと考えています。

 

 

そしてUCHIのムチカは今のところ窓際で多少の葉焼け感がありますが、気にしているわき芽が次から次へと増えることなく状態を維持できているので、なるべくこのまま育てていきたいと思います。

 

今年の9月は暑すぎたことも影響があるのか特に子株にあまり変化がありませんでしたが、まだもうしばらくは活発な生長が期待できる秋が続きますのでその間にそれぞれにより良い変化があることに期待して、またそういった変化がみられるようでしたらその時のそれぞれの様子をご紹介したいと思います。

 

今回ご紹介したムチカの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。

また過去のムチカの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。