こんにちは。
今回は、冬でも生長を続けているフォロトシア属の多肉植物「グランディフローラム」への病害虫予防のためのお手入れと、子株に起こった異常な症状をご紹介します。
未だにグランディフローラムの緑の茎のような部分は葉なのか茎なのかわかりませんが、リビングの窓際の日当たりのよい場所という環境に慣れたこともあり、グランディフローラムは冬でも生長を続けています。
しかし穏やかに過ごしていた葉挿しにした子株には異変があり、また親株のグランディフローラムにも対処しておきたいことがあります。
そこで親株のグランディフローラムへの簡単なお手入れと、子株の異常な症状の様子を併せてご紹介します。
今回の目次
- UCHIのグランディフローラム
- グランディフローラムのお手入れ
- グランディフローラムの子株の異変
- お手入れをしたグランディフローラム
UCHIのグランディフローラム
UCHIのグランディフローラムは2019年11月30日に、夏から秋の生長の様子をご紹介しました。
このご紹介から2ヶ月が経ち、リビングの日当たりの良い場所に置いているので、グランディフローラムは今でもゆっくりと生長を続けています。
しかし対処しておきたいこともあります。
それはシワが入り始めていた葉(茎)が完全に枯れてしまい、そろそろ取り除く必要がありそうですので、この機会に取り除きたいと思います。
まずのはその作業をする前に、今なお生長を続けているグランディフローラムの現在の様子をご紹介します。
こちらがグランディフローラムの現在の様子です。
前回のご紹介の時は、わき芽として伸び淡い色合いで一回り程小さな太さでしたが、現在ではふっくらとした様子になりました。
またこのように新しい節が伸び始めています。
冬はあまり生長はしないと思っていましたが、日当たりの良いリビングの窓際ということがこのように、生長を続けている要因ではないかと思います。
しかしこの写真のように、先端が枯れて細くなったものもあります。
そして初めて株全体が枯れた葉(茎)があります。
株分けした株が枯れたことはありますが、根付いている株が枯れたのは初めてです。
冬でももちろんグランディフローラムへは水を与える必要があり、今後水を含むことによってこの枯れた葉(茎)が病害虫の原因になる可能性も考えられます。
またこの株は枯れてからしばらくたち、カラカラに水分も無くなっている状態なので、簡単に取り除くことができると思います。
それでは取り除く作業を始めます。
グランディフローラムのお手入れ
少し引っ張ってみると、根元付近で折れるように取れてしまいました。
しかし折れるように取れたので、まだ残骸は残っています。
このように残骸を土から抜き出しました。
抜き出したものを見ると完全に根まで枯れていることがわかります。
これで病害虫の元となる可能性のある枯れた株の除去ができました。
後はホコリが多少付着していますので、霧吹きで葉水をしてホコリを洗い流せば作業は完了です。
ここで作業を終えたグランディフローラムをご紹介する前に、子株の様子に異変がありましたので、その様子をご紹介します。
グランディフローラムの子株の異変
こちらが夏にカットして葉挿しにした子株の現在の様子です。
この角度からだと全くといっていいほど変化なく感じます。
しかし逆向きにしてみると、心配な異変があります。
ピンクの円で囲った部分ですが、黒いシワのようなものがあります。
長い方をより近くで確認してみると、くぼんでいて、黒く変色しているような印象です。
同じことが短い方の根元にも同じ症状があります。
これはどういった症状なのかわかりませんが、あまりよい状態ではないかと考えられます。
だからといって対処の仕方がわかりませんので、心配ですがこのまま様子を見守りたいと思います。
それではお手入れをしたグランディフローラムをご紹介します。
お手入れをしたグランディフローラム
一見あまり変化はありませんが、枯れた葉(茎)を取り除き、ホコリを葉水して取り除きましたので、スッキリとした印象になっています。
底に穴がないので、水の与え方にはかなり慎重に管理しています。
このまま根腐れをさせないよう乾かし気味を維持して、冬を無事乗り切りたいと思います。
UCHIのグランディフローラムは冬でも、置き場所など環境が適しているのか生長を続けています。
枯れた葉(茎)も取り除き、親株の気になる部分の対処はできました。
しかし子株には異常な症状もあるので、またそれぞれのグランディフローラムに変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
44日後の様子をご紹介します。