こんにちは。
今回は、こだわりが報われたフィロデンドロン属の観葉植物「フィロデンドロン・バーキン」の純白の葉の様子をご紹介します。
こだわりや追及が必ずしも結果が伴うものではありませんが、こだわったからこそ報われた時の喜びは他と一線を画すものがあります。
フィロデンドロン・バーキンは白にこだわりをもっているのですが、基本的なこと以外で何か特別なことをしたわけではありませんができることをして育てていると、その思いが伝わったかのような結果が表れましたので、それがどういった様子なのか、現在のフィロデンドロン・バーキンの様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのフィロデンドロン・バーキン
- フィロデンドロン・バーキンの純白の葉
UCHIのフィロデンドロン・バーキン
UCHIのフィロデンドロン・バーキンは2022年11月13日に、翹望の白と、白の斑が入った葉が出てきた様子をご紹介しました。
その後も室内のレースカーテン越しに日が当たる棚に置いていたこともあり、冬の間もゆっくりと生長を続けている様子が感じられていました。
そして今年の2月頃に、前回ご紹介した筒状の新芽が開きだし、そしてついに理想としていた斑が半分ほどを占めるのではないかといった葉が開き始めました。
それではその葉が無事に開き、そして理想どおりだったのか、前回のご紹介から5ヶ月半が経った、フィロデンドロン・バーキンの様子をご紹介します。
こちらがUCHIのフィロデンドロン・バーキンの様子です。
前回のご紹介時に出てきていた赤みの強い新芽が冬の間も伸び、活発な生育期でないのにとても勢いを感じていました。
そしてその新芽が開いたのがこの理想としていた斑が半分ほどを占める、これこそフィロデンドロン・バーキンといった葉です。
とても美しく満足しているのですが、他の葉と比べて小ぶりなことが少し気になっています。
ただ、この葉の様子でも十分満足していますが、さすがに純白というには少し大げさでないかと思われたかもしれません。
そこでご覧いただきたいのがこちらの様子で、茎の部分が他のものの緑系の色合いをしたものと違って白系の色をしたものがあります。
これは先にご紹介した斑が半分を占める葉が開くと同時進行で出てきていた筒状の新芽が生長したもので、この写真の後ろの方に映っている、前の新芽より赤みが濃い新芽が生長したものです。
もしかするともうお気づきの方もおられたかもしれませんが、実はこちらの葉が純白とお伝えしたいフィロデンドロン・バーキンの新葉です。
ただこの葉はまだ完全に開いていませんので、枯れる可能性も捨てきれないこともあり、もう少し開いてからご紹介することにしました。
そしてこの撮影から2日が経った今朝、まだサイズ的には小さめですが、ほぼ開いたといえる様子にまで生長しましたので、この葉の様子をご紹介したいと思います。
フィロデンドロン・バーキンの純白の葉
こちらがUCHIのフィロデンドロン・バーキンの純白の葉の様子です。
まさかこのような葉を見ることができるとは思ってもいませんでした。
先端付近とわずかにちらほら緑系の色合いがありますが、ほぼ白一色といってもよい見た目をしていてまだ新葉だということもあり透明感と光沢もあるので純白と表現しました。
購入してから次々と変化を楽しめ、初めて白の斑を感じられたのが左側の葉で、そのあと続いて右側の白の斑が大半を占める葉を見ることができ、そしてついにはほぼ白一色の、純白の葉までを見ることができました。
ただこの純白の葉は今のところ他の葉より厚みが薄くかなり小ぶりで、他の品種でも比較的にこのような葉は枯れやすい印象があるので、今後も維持できるかは少し不安に感じていますがこのような体験ができたことに感動と喜びを感じています。
UCHIのフィロデンドロン・バーキンは育て初めて1年も経たない、8ヶ月半といった比較的短期間でこのような経験ができ、やっぱり植物を育てるといったことには頬を緩めるような喜びがあるということを改めて感じました。
こだわりが報われたというと何か特別なことをしたように思われるかもしれませんが、UCHIではとにかく基本的な日当たり(置き場所)と肥料、そして水の与え方と風通しには気を配るようにしただけで、もちろんこのような状態の株を提供してくれている農家さんや園芸店の努力も感じられずにはいれませんが、このような体験をさせてくれたフィロデンドロン・バーキンに感謝しています。
ただ今回ご紹介した純白の葉も斑が半分以上を占める葉も他の葉より小ぶりなので、より難しい課題となると思いますがこういった個性的な葉も他の葉に負けないサイズにし、そして増やして、フィロデンドロン・バーキンのより良い姿をご紹介できればと考えていますが、今はそれぞれの葉を良い状態で維持することに専念し、そしてまた活発な生育期を迎えるので、その間に新たな変化を感じられれば、その時の様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
203日後の様子をご紹介します。