春を迎え明確な生長がうかがえる桃太郎と釣鐘型の花

こんにちは。

今回は、春を迎え明確な生長がうかがえるエケベリア属の多肉植物「桃太郎」と、その桃太郎の1株が、色鮮やかな釣鐘型の花を付けたので、その様子をご紹介します。

UCHIの桃太郎は去年の株分け後に、置き場所の問題からか、葉がだらんと外向きになり、魅力的な姿とは違った株姿にしてしまいました。

その後、置き場所を別の場所に移した株と、そのまま育てた株では株姿が違い、その経験から屋外(軒下)に全ての株を移しました。

するとそれぞれの株は、徐々に株姿に改善がみられるようになり、また春を迎えた今では、明確な生長すら感じれるまでになりました。

またその中でも、花を付けてくれた株があり、その色鮮やかな花は人を魅了します。

そして気づけば桃太郎はこの春でUCHIで丸1年を過ごしたことになり、その色鮮やかな釣鐘型の花の様子と併せて、2年目を迎えたそれぞれの桃太郎の生長の様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIの桃太郎
  • 小さな桃太郎の株姿を整える
  • 桃太郎の色鮮やかな釣鐘型の花
  • それぞれの桃太郎

 

UCHIの桃太郎

UCHIの桃太郎は2020年2月9日に、葉が立ち上がり、少し株姿がよくなり始めた様子をご紹介しました。

 

このご紹介から2ヶ月半が経ち、春を迎えた桃太郎には生長の様子がうかがえます。

また大きな株のうち、1株は綺麗な釣鐘型の花を付けてくれました。

そして冒頭でもお伝えしましたが、この春を迎えたことで、桃太郎はUCHIで丸1年を過ごしたことになります。

 

そこでまずは桃太郎の前回の様子とは違う、生長した様子をご紹介します。

 

 

こちらが明確な生長がうかがえる、UCHIの桃太郎です。

前回のご紹介では、側面からの様子では、外側の葉で内側の葉は見て取れませんでしたが、今では内側の葉が生長して大きくなり、その存在を示しています。

 

 

こちらが斜め上からの様子ですが、桃太郎は以前よりきれいなロゼット状の姿をしています。

 

 

そして桃太郎の生長した様子は、この小さな株からもうかがえます。

この小さな株も前回のご紹介時と比較すると、一目瞭然に葉の大きさや厚みが違うことがわかります。

※この桃太郎は小さなアイボリー系に仕上げた鉢に植えていますが、塗装の一部が剥げてしまっています。

 

そこでまずは、この株をより良い株姿に整えるため、簡単なお手入れをしたいと思います。

 

 

小さな桃太郎の株姿を整える

それではこちらの小さな桃太郎の株姿を整えたいと思います。

作業は簡単で、開いたようになった下葉を取り除きたいと思います。

 

 

このように6枚の下葉を取り除きました。

この葉は葉挿しにすれば、また桃太郎を増やすことに使えます。

 

 

因みにこちらが以前葉挿しにした桃太郎です。

もう元となる古い葉は、完全に枯れて取り除いていますが、ここまで生長すればしっかりと根付いていると思いますので、たっぷりと春の日に当てて大きく生長させたいと思います。

 

 

そして下葉を取り除いた小さな桃太郎は、茎がむき出しになりましたので、この茎の部分を覆うように新しい土を足します。

 

それでは次に、桃太郎の咲かせた、色鮮やかな釣鐘型の花をご紹介します。

 

 

桃太郎の色鮮やかな釣鐘型の花

こちらが花茎を伸ばし、釣鐘型の花を付けた桃太郎です。

 

 

こちらの桃太郎も、先ほどご紹介した桃太郎同様に、以前はまだ小さかった中央の葉が大きく生長して、凛と立ち上がっている様子がうかがえます。

 

 

そしてこちらが桃太郎の釣鐘型の花の様子です。

UCHIでは桃太郎の花を見るのは今回が初めてで、比較的小さめの釣鐘型の花をたくさん付けるようです。

その釣鐘型の花は、外側から見ると鮮やかなピンク系の色合いをしています。

 

 

全ての花が開いた状態をご紹介したかったのですが、そううまくいくかはわかりません。

また釣鐘型の花は、開く直前の姿もかわいいので、今のタイミングでご紹介しました。

 

 

こちらが花の内側で、少し離れた場所からでは黄色系の色合いに見えますが、より近くで見ると、オレンジ系の色合いということがわかります。

 

 

そしてこちらがご紹介したかった、釣鐘型の花が開く直前の姿で、あと数日で開きそうなこの姿がとても好きです。

 

 

また、このまだ開くまでに時間がかかりそうな花は、色合いからまるでイチゴのような印象です。

 

最後に先ほど作業した、株姿を整えた小さな桃太郎と、それぞれの桃太郎の様子をご紹介します。

 

 

それぞれの桃太郎

UCHIで1年を無事過ごしてくれた桃太郎は、去年迎えた時より葉は小さめですが、ようやくそれなりに育てるポイントをつかめた気がします。

そしてこの株は今春、花を付けていませんので、おそらく活力を温存していると思います。

そこで心地よい春の日にたっぷり当て、その活力を春の生育期に目いっぱい使ってもらい、どの株よりもしっかりとした株へ育てたいと思います。

 

 

そしてこちらの小さめの株は、下葉を取り除き株姿を整えましたので、むき出た茎を覆うように、赤玉土を足して仕上げました。

 

 

この小さな株は葉の厚みなどもまずまずの様子ですので、このままのかわいい株姿をできるだけ維持したいと思います。

 

 

そして色鮮やかな釣鐘型の花を付けてくれた桃太郎。

また来年もこのような花を見せてもらえるように、大切に育てたいと思います。

 

 

子株を除いてUCHIで育てている3株の桃太郎は、1年を無事過ごし、それぞれの新たな生長した姿を見せてくれています。

株分け後の夏は、葉が開き特にひどい状態でしたが、とにかく我慢してくれた桃太郎には教えられるものがあります。

 

また情報の正確性は未だにわかりませんが、多肉植物は花を咲かせると株が弱るといった情報もあり、UCHIでも多肉植物が花を付けたら、早々に花茎から取り除くようにしています。

こういったことから、タイミングを見て花は取り除くつもりですが、折角咲かせてくれた花ですので、この綺麗な桃太郎の花をもう少しだけ楽しみたいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

241日後の様子をご紹介します。