若葉だけは何とかしたいフィカス・アルテシーマの21日後

こんにちは。

今回は、若葉だけは何とかしたいフィカス属の観葉植物「フィカス・アルテシーマ」の様子をご紹介します。

UCHIのフィカス・アルテシーマは前回、葉が波打つようなカタチになってしまった様子と併せ、その原因を読者のみなさまにアンケートさせていただきました。

そのアンケート結果からもその原因は明白なのですが、置き場所の問題から室内の日差しが当たるものの最善とはいいがたい妥協した置き場所に置いていたのであまり変化が感じられず、そのまま変化の様子をご紹介しようと考えていた秋を通り越し、冬を迎えてしまい、寒さ対策のためその場所で冬越しをすることにしました。

するとこの間に付いた葉はクシャッとしたうえ丸まったようなカタチをしていて、最近出てきた若葉はこのようなカタチにはしたくはありません。

そこで今置いている室内の置き場所では、こういった事を改善することは難しいと思いますので、葉焼けは覚悟の上、思い切って屋外の日の当たる場所に置いてみましたので、その結果若葉は今どのようなカタチをしているのかなどをご紹介したいと思います。

今回の目次

  • UCHIのフィカス・アルテシーマ
  • 若葉がピンと開きだした頃のフィカス・アルテシーマ
  • 直射日光に21日間当てて育てたフィカス・アルテシーマ

 

UCHIのフィカス・アルテシーマ

UCHIのフィカス・アルテシーマは2020年8月10日に、新葉が波打つようなカタチをしたままの様子をご紹介しました。

 

そしてその改善を目的のひとつとして、読者のみなさまのご意見をいただくためにアンケートをさせていただき、その結果から、冒頭でもお伝えしたような室内の日差しが当たるものの最善とはいいがたい場所に置いて過ごしていました。

あまり改善がないまま秋を通り越し、冬を迎えてしまい、寒さ対策のためその場所で冬越しをして春を迎えて一応を無事に過ごしているのですが、問題の葉のカタチは以前よりひどい状態になってしまっています。

 

また読者の方から、その後のUCHIのフィカス・アルテシーマの状態についてお問い合わせもいただき、この頃一番最後に芽生えた葉がまずまずのきれいなカタチをしていたので、せめてこの若葉だけはなんとかしたいと考え、思い切って屋外に置いてみることにしました。

 

そしてこれからご紹介する葉は、前回のご紹介から10ヶ月が経った、今朝のUCHIのフィカス・アルテシーマの葉の様子です。

 

 

こちらがその波打つようなカタチというより、それを通り越してクシャッとしたうえ丸まったようなカタチの葉の様子の葉です。

しかしこの様子からだとクシャッというよりはまだ波打つような表現が近いのではと思われると思います。

 

 

またこちらが先ほどからお伝えしている若葉の様子です。

完全にピンとした様子とは言い切れませんが、それでもピンと開いているような状態に近いとはいえると思います。

 

しかしご紹介した2枚の葉は、21日前はこういった様子ではありませんでした。

 

それではこの若葉が出てきて、ピンと開きだした頃のフィカス・アルテシーマの様子をご紹介します。

 

 

若葉がピンと開きだした頃のフィカス・アルテシーマ

こちらが2021年5月21日の、若葉がピンと開きだした頃の、UCHIのフィカス・アルテシーマの様子です。

 

 

こちらがその若葉の様子で、若干湾曲した感じもありますが、まだしっかりと生長していない葉だと考えると、UCHIのフィカス・アルテシーマの葉の中ではここまではまずまずな状態で生長しているといえます。

 

 

またそれはそれ以外の葉を見ていただければお分かりいただけると思うのですが、淡い色の若葉より先に出てきたその前の葉は、これまで最もクシャッとしたカタチになってしまっています。

 

 

そして裏から見ると、より丸まったようなカタチをしていることがお分かりいただけると思います。

やはりUCHIの室内の日差しではフィカス・アルテシーマの葉はどうしてもこのようなカタチになってしまうようです。

 

 

これは先ほどご紹介した下の葉の様子ですが、UCHIのフィカス・アルテシーマの葉は大体こういった様子で、室内の日差しが当たる場所では日差しの強さもそうですが、日照時間も短いことも原因なのか、この期間に生長して伸びた茎は徒長もしています。

 

こういった原因は前回アンケートさせていただいた結果からも明白です。

こちらが前回、フィカス・アルテシーマの葉がピンと開かずクシャッとしたような状態になる主な原因についてアンケートさせていただいた結果です。

 

  • 日照不足 (22 票)
  • わからないが興味はある。 ( 20 票)
  • 水の量 (3 票)
  • 肥料不足 (3 票)
  • 根詰まり (2 票)
  • やはり複合的な問題 (2 票)
  • その他 (1 票)

このアンケートでは合計53票ものご回答をいただくことができましたが。

ご協力に感謝いたします。

 

そこでこのアンケートの結果からもおそらく日照不足が原因だと思いますので、ここは思い切って葉焼けは覚悟の上で、日照時間も十分に確保できる屋外の直射日光に当て育ててみたのが最初にご紹介した葉の様子です。

それでは改めて直射日光に21日(3週)間当てて育てたフィカス・アルテシーマの様子をご紹介します。

 

 

直射日光に21日間当てて育てたフィカス・アルテシーマ

こちらが直射日光に21日間当てて育てた、今朝のUCHIのフィカス・アルテシーマの様子です。

ここからでは分かりにくいと思いますが、少なくとも一番上の葉(若葉とお伝えしていた葉)はクシャッとした様子でないことだけはお分かりいただけると思います。

 

 

そしてこちらがその若葉の生長した様子で、まだ小さめですがそれなりに日にしっかりと当てたこともあって、カタチを維持しながら理想的な葉へ生長しているといった様子です。

またこの葉はフィカス・アルテシーマの葉らしい模様もくっきりと出ています。

 

 

そしてこちらがクシャッとした葉の様子で、ピンと張るまでの変化はありませんでしたが、以前よりは改善されている気がします。

一度クシャッとしたカタチになったり、波打つカタチになってしまうと改善することはできないと思っていましたが、多少変化が感じられていますので、このまま屋外で日にしっかりと当て育てると、完全には無理でも、今よりは改善が期待できる可能性もあるのではといった手応えがありました。

 

 

しかしやはり古い葉の一部には、このような葉焼けをしてしまっているような部分も現れてしまいました。

これは悩ましい問題です。

 

 

そしてこのように伸びた節間はどうすることもできませんが、日に当て育てることによって今後伸びる部分は改善することができます。

 

 

こちらがその様子で、これは室内に置いていた時から変化があったのですが、日差しに当たる高さにまで生長すればこのように次の葉が付く茎との節間が狭くなります。

これは屋外に置いていると間違いなくこういった様子を維持しながら上へと育てることができると考えられますので、なるべくこういった様子を維持したいと思います。

 

 

このように葉には明確な違いが表れ、読者の皆様にアンケートさせていただいた結果からも、フィカス・アルテシーマはしっかりと日差しに当て育てることで、美しい葉のカタチや模様が楽しめることがわかりました。

そして若葉はある意味ここまでは何とかできているので、今後は屋外で日にしっかりと当て若葉だけでなく他の葉も育てたいと思いますが、置き場所の問題と、これから夏場はさすがに葉焼けが心配ですので、置き場所を再検討して育てていきたいと思います。

 

強い日差しが差すようになるまで、もうしばらくは屋外に置いて育てていきますので、またフィカス・アルテシーマに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

71日後の様子をご紹介します。