こんにちは。
今回は、ハオルシア属の軟葉系の多肉植物「ムチカ」のちょっと遅い植え替えと次から次へと出てきた子株の様子をご紹介します。
ムチカは室内の窓際に置いて育てているのですが、これまで室内で育てた多肉植物のような徒長はすることなく、なかなかいい感じの見た目を維持しながら元気に過ごしていて、その元気な様子として子株(わき芽)が次から次へと出てきている様子があります。
しかしこれから気温が益々上がっていくこともあって、今のビニールポッドのままでは室内では蒸れて根腐れしないかといった心配もあるので、ちょっと遅い気もしますが、通気性の良い鉢に植え替え、この機会に子株を採取して増やすこのにも挑戦したいと思いますので、その様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのムチカ
- ムチカの植え替えと子株の採取
- 植え替えをしたムチカと子株
UCHIのムチカ
UCHIのムチカは2021年4月30日に、存在感のある三角形の葉とその先端の半透明の窓の魅力的な様子を交え、初めてのご紹介をしました。
このご紹介後は冒頭でもお伝えしているように、室内の窓際に置いたまま育てていて、徒長はすることなくなかなかいい感じの見た目を維持しつつ、元気に次から次へと子株(わき芽)がでてくるといった生長をしながら過ごしています。
しかしこれから気温が益々上がっていくこともあって、今植えているビニールポッドでは、室内ということもあって蒸れて根腐れしないかといった心配があります。
そこで通気性の良い鉢へ植え替えたいと思いますので、まずは前回のご紹介から2ヶ月が経った、現在のムチカの様子をご紹介します。
こちらがUCHIのムチカの様子です。
室内で育てていますが、以前の様子と比べても徒長していないことはこの距離からでもお分かりいただけると思います。
多肉植物を室内で育てるのは基本的には難しいのですが、品種にもよりますがハオルシア属なら日当たりのある場所を確保できれば、比較的に育てやすいと感じています。
そして順調に生長しながら過ごしている様子としては、このように所狭しと、次々と出てきている子株の存在がそういった象徴ではないかと思います。
しかしこれからは気温が上がることもあり、室内管理なので蒸れて根腐れしてしまうことも考えられます。
けれども植え替えの適期は春の間で、今はもう7月に入ったので、余計なことはせず無難にこのまま夏越しをした方がといった感じもしますが、万が一、そういったことがあると後悔しますので、やや遅い気もしますが通気性の良い鉢に植え替えたいと思います。
そしてこの機会に子株を採取して、ムチカを増やすことにも挑戦したいと思います。
ムチカの植え替えと子株の採取
通気性の良い鉢とはこちらの以前アデニウム・アラビカムを植えていた素焼きの鉢のことです。
しかしハオルシア属系にはどちらかというと素焼きの鉢よりは、縦長なプラスチックの鉢の方が生育状態が良いようで、これは根の様子と保水性などが関係しているようです。
また素焼きの鉢を室内で使うとカビが発生しやすいのですが、この素焼きの鉢にムチカを植え替えたいと思います。
まず植え替えるために、ムチカをビニールポッドから抜き出しました。
するとすぐにハオルシア属らしい白系の太い根が目に入りました。
次に古い土をなるべく取り除きます。
このようにすると子株の様子がよりわかりやすいのですが、その子株から根が出ていないことに気が付いたので、子株を株分けするか悩みましたが、この機会に子株を採取して増やすことに挑戦することにしました。
子株を取る時はパキッといい音がします。
そしてこのように親株から8株(子株の右下は失敗した葉)の子株を採取できました。
あとは親株と子株それぞれの断面がある程度乾くのを待って、それから土へ植えたいと思います。
それではある程度断面が乾いてから土に植えて一晩置いた、今朝の植え替えをしたムチカの様子をご紹介します。
植え替えをしたムチカと子株
こちらが素焼きの鉢へ植え替えた、今朝のUCHIのムチカの様子です。
今朝水を与えたので鉢の色が濃い色合いへと変わっています。
また土は赤玉土(小粒)1と日向土(細粒)1といったいつものブレンドにしましたが、活発に生長を期待したい場合はもっと保水性を考慮したブレンドにしたほうがいいと思います。
しかしUCHIではこのムチカは今の状態のまま維持できればいいので、どれほどそういった効果があるかわかりませんが、結果的にこれで良かったのではないかと思ったりもしています。
そしてこちらが採取した子株を土に植えた様子です。
子株は活発な生長を期待したいので、ビニールポッドに赤玉土だけを入れたもので育ててみたいと思います。
そして秋に順調に生長しているようでしたら、大きめの鉢などに植え替えなどを検討したいと考えています。
UCHIのムチカはちょっと遅い植え替えになりましたが、なかなか理想的な仕上がりになったのではないかと思います。
先ほどもお伝えしましたが、できればこの株はこの状態を維持して育てたいと思うのですが、今後もまた子株が出てくることは間違いありません。
しかしそれはまたタイミングを見て採取すれば問題ないので、それよりか改善ができない徒長だけはさせないように気を付けたいと思います。
ムチカの活発な生長の様子としては、子株でそういった様子をご紹介していきたいと思いますので、また秋に親株のムチカはどれぐらい維持てきているのか、そして子株のムチカはどのような変化をしているのか、それぞれのその時の様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
70日後の様子をご紹介します。