ムチカを室内の窓際で育てるためへの方針転換

こんにちは。

今回は、ハオルシア属の多肉植物「ムチカ」を室内の窓際で育てるために方針転換たので、何故方針転換したのかなどの様子をご紹介します。

室内で多肉植物を育てると、品種にもよりますが、比較的徒長したり、風通しの具合などから蒸れたりと、圧倒的に吹きさらしの屋外が育てやすいと感じているのですが、そんな中でもハオルシア属は、まだ室内でも育てやすい部類だと思います。

光の当たり方や、窓際などである程度の風通しが確保できれば、それなりに見た目を維持しながら育てられるといった手応えを感じているのですが、ここで重要なことが植える鉢の選択です。

そこで室内で育てているムチカをこのまま室内の窓際で育てるためには、生育期である今、方針転換することが最善ではないかと思いますので、そう感じた様子などと併せ、別の鉢へ植え替えた様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのムチカ
  • 置き場所を考慮したムチカの植え替え
  • 方針転換して植え替えたムチカ

 

UCHIのムチカ

UCHIのムチカは2021年7月3日に、ちょっと遅い植え替えと次から次へと出てきた子株の様子などをご紹介しました。

 

そしてこのご紹介では通気性の良い素焼きの鉢に植え替え、その後のムチカは変わりなく屋内の窓際に置いて育てていますが、徒長したり、状態を悪くしたりといったことはなく過ごしていました。

しかし今朝水を与え全体的な様子を見ていると、室内で素焼きの鉢を使っていることで表れる、気になる様子が鮮明に表れていることに気が付きました。

 

そこで前回のご紹介から、約2ヶ月が経った、現在のムチカの様子と併せ、その気になる様子もご紹介したいと思います。

 

 

こちらが夏に素焼きの鉢に植え替え、室内で徒長せずに過ごしている、UCHIのムチカの様子です。

 

 

植え替えの作業中に子株の採取もしましたが、そういったことでの影響もなく、変わりない様子で過ごしています。

このようにムチカには何ら問題はないのですが、もうお気づきだと思いますが、植えている素焼きの鉢には気になる様子があります。

 

 

それがこちらで、鉢の上部に白い固形物が付着していることがお分かりいただけると思いますが、これは肥料が水に溶けて染み出し、それが表面に出てきて固まった(結晶化した)ものだと思います。

 

またそれだけではありません。

鉢の下の方では黒っぽい斑点のようなものもあり、これはカビだと思います。

 

屋外で素焼きの鉢を使っていると、こういったことは比較的起こりにくいのですが、室内だと素焼きの鉢の性質上どうしてもこのようなカビが発生しやすいです。

白い肥料の結晶のようなものは美観を気にしなければいいのかもしれませんが、やはり下のカビは室内ということもあり、衛生的にも見過ごすわけにはいきません。

 

素焼きの鉢に植えたムチカは鉢の色合いと雰囲気、そしてバランス的にもとても気に入っていましたが、室内の窓際で健全に育てるためにはやはり方針転換が必要です。

そこでムチカはまだ素焼きの鉢に植え替えて約2ヶ月程しか経っていませんが、植え替えをするには今は時季的にも適期ですので、このタイミングを逃さないよう置き場所を考慮してプラスチックの鉢へ植え替えたいと思います。

 

 

置き場所を考慮したムチカの植え替え

ムチカはこちらの100円ショップのプラスチックの鉢に植え替えたいと思います。

 

 

今朝水を与えているので、土が乾いた状態より抜き出すのに少し苦労しましたが、このようにムチカを無事に鉢から抜き出せました。

 

 

そして前回処理した子株(わき芽)がまた出てきていたので、残していても問題ありませんが、枯れた葉の残骸のようなものと一緒に取り除きました。

またその前回採取したわき芽(子株)も元気に過ごしていますので、現在の様子をご紹介したいと思います。

 

 

こちらが前回採取して挿し木にした子株の現在の様子です。

結構葉に傷が付いていたので、同一の株だとわかりやすいと思います。

 

 

子株は元気に過ごしているのですが、やや暗めの場所に置いているので、やっぱり徒長してしまいました。

しかしムチカはこれから秋の生育期を迎えます。

この程度であれば目立たないように育てることができる可能性がありますので、これからはより明るい場所に置いて育てたいと思います。

 

それでは室内の窓際で育てるために方針転換してプラスチックの鉢に植え替えた、ムチカの様子をご紹介します。

 

 

方針転換して植え替えたムチカ

こちらが室内の窓際で育てるために方針転換してプラスチックの鉢に植え替えた、UCHIのムチカの様子です。

こうして撮影してみると、もう少し土を多めに入れた方がよかったこもとも思いますが、見た目は白いプラスチックの鉢ということもあり、無難な仕上がりです。

そしてプラスチックの鉢なので通気性が劣るので、基本的には赤玉土(小粒)4.5と日向土(細粒)4.5とピートモス1といったブレンドですが、気持ち日向土をやや多めにしました。

 

 

そしてこちらが斜め上から見た様子で、特徴の三角形の窓の様子などが見て取れ、これぞムチカといった姿だと思います。

 

 

あとはしっかりと日に当て育て、徒長させずにきれいな株姿のまま維持させたいと思いますので、植え替え時はこれぐらいの高さだと記録の意味も込めて撮影しました。

 

 

室内の窓際で健全に育てるために、雰囲気が好きな素焼きの鉢から方針転換して、UCHIのムチカはプラスチックの鉢へと植え替えました。

素焼きの鉢を室内で使うと、ご紹介したような鉢の状態になることは大方の予想ができていたので、やはり前回の植え替え時に室内で育てるならこのようなプラスチックの鉢に植え替えるべきだったと反省しています。

またプラスチックの鉢に植え替えたからといって、カビが発生しないわけでなく、特に底部分にカビが発生したりすることもあります。

また蒸れやすくもなるので、水の下限や置き方などを工夫して育て、今秋で植え替えたムチカをどのような生長を遂げたのかを晩秋辺りにその時の子株の様子と併せ、改めてご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

217日後の様子をご紹介します。

 

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ムチカの育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、ムチカの育て方だけでなく、これまでにご紹介しているムチカの様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。