こんにちは。
今回は、大きくなり自立できなくなったモンステラ属の観葉植物「モンステラ・デリシオサ」に伸びた気根を使って自立へ向け準備をした様子をご紹介します。
UCHIのモンステラは、前回巨大化して自立できなくなり、株を支えるため、太めの緑の支柱で株を支える作業をしました。
しかしできれば支柱を取り除き、自立してもらいたいのですが、そこで以前からご紹介していた気根がかなり長く伸びてきました。
ですが、その気根は鉢の外側へ伸びていて、この気根だけでは大きくなった株を支えることは難しいですが、その伸びた気根を鉢の内側へ入れ込み、モンステラの自立へ向けた準備をしたいと思いますので、その作業をした様子と新たに出てきた新芽の様子も併せてご紹介します。
今回の目次
- UCHIのモンステラ
- 大きくなったモンステラへの自立の準備
- 自立へ向け準備をしたモンステラ
UCHIのモンステラ
UCHIのモンステラは2019年12月28日に、約1年で自立できないほどに巨大化した様子をご紹介しました。
その翌日にマルチングをやり直しました様子もご紹介しています。
このご紹介から2ヶ月半が経ち、モンステラはリビングに置いていることもあり、無難に冬を過ごしました。
冬の間も生長を続け、今では茎が伸びて新しい葉がもう直ぐ開くのではないかと思うほどです。
しかしモンステラは巨大化して自立できない様子には変わりなく、前回挿した緑の支柱はもちろん取り除くことはできません。
そんな中、以前からご紹介していた気根がかなり伸びたので、この気根だけでは自立は難しいと思いますが、鉢から飛び出た気根を鉢の内側へ入れ直し、大きくなったモンステラの自立に向けた準備をしたいと思います。
まずは、気根が長く伸び、新しい葉が開きそうな、冬の間も生長を続けたUCHIのモンステラをご紹介します。
こちらがUCHIのモンステラの現在の様子です。
気根がかなり長く伸び、中心部に淡い色の新芽がある様子がうかがえます。
こちらが筒状になったモンステラの新しい葉で、もう数日で大きく開くと思います。
そしてこちらが自立を手助けしてくれるであろう、長く伸びた太めの気根です。
ここまで伸びたのはいいことなのですが、鉢の外側へ伸びてしまいました。
これではもちろん大きくなった自分の体を支えることはできませんので、まだ長さ、硬さともにも、多少調節ができる間に、鉢の中へ入れ込み、伸びる方向を調節したいと思います。
大きくなったモンステラへの自立の準備
外側へ伸びた気根は、鉢の内側のピンクの円で囲った辺りへ伸びるように調節します。
気根はかなり長く伸びたので、鉢へ入れ込む際に、折ったり、傷をつけたりしないよう慎重に作業を進めました。
無事、長く伸びた気根を傷つけず、鉢の内側へ入れ込むことができましたが、まだ土まで届く長さではありませんでした。
植え替えた時、若干土が少ないかと考えていたことが、ここでその影響がでてしまいました。
しかし気根は今も生長を続けているので、直ぐに土までたどり着くと思います。
左右に多少余裕を残すため、マルチングで使っているココヤシファイバーで、無理なくできるだけ中央よりに向けました。
それでは、自立に向へ準備したモンステラをご紹介します。
自立へ向け準備をしたモンステラ
こちらが自立へ向け準備をしたUCHIのモンステラです。
無事、伸びた気根を入れ込むことができましたが、さすがにこの太さでは、大きくなった現在の株を支えるのは無理そうです。
しかし今後気根が生長して、自然に自分の今の状態を把握し、必要に応じて太くなればその可能性はあるのではとも思います。
こちらが以前ご紹介した、切れ込みの先まで切れずに繋がった、一番大きなモンステラの葉です。
今でも無事状態を維持できていますので、今後もこの状態を維持したいとお思います。
こちらも大きくなったモンステラの葉ですが、切れ込みの先端の繋がった部分は切れています。
また奥の古い葉は若干その切れた部分が茶色く変色し、枯れ始めた様子があります。
しかしこれぐらいなら問題ないと思いますが、もしこの葉に今後何らかの変化があればご紹介します。
大きく生長したモンステラを自立させるため、長く伸びた気根を無事鉢の内側へ入れ込み、自立へ向けひとつの準備ができました。
ただ現実的にはこれだけでは自立は難しいと思います。
しかしモンステラは今も日々順調に生長をしていますので、入れ込んだ気根の今後の生長に期待し、また新たな気根が伸びて、複数本の気根で大きくなった体を支え、いつか緑の支柱は取り除くことができればと思います。
また今後、モンステラに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
69日後の様子をご紹介します。
