マドカズラを苔玉に

こんにちは。

今回は、モンステラ属の観葉植物「マドカズラ」を苔玉にした様子をご紹介します。

今年は秋以降から12月に入った今でも日中は気温が高く、その影響から水挿し、発根が容易にできることもあり、季節外れにポトス・ライムを苔玉にした様子をご紹介していますが、同じぐらいの時期にマドカズラも仕込んでいました。

その水挿しで仕込んだマドカズラもそろそろかなといった頃合いだと感じますので、以前からお伝えしているように今年最後の苔玉として、苔玉マドカズラを作りたいと思いますので、その作業の様子などをご紹介したいと思います。

今回の目次

  • UCHIのマドカズラ
  • 苔玉に仕込みにくい子株のマドカズラの調節
  • 調節したマドカズラを苔玉に
  • 苔玉マドカズラと親株

 

UCHIのマドカズラ

UCHIのマドカズラは2025年9月23日に、酷暑が味方したのかと、葉がすべて枯れたあとの回復した様子をご紹介しました。

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このご紹介後はトラブルなく過ごしていて、今後はリビングに移して管理すれば無難に冬越しできそうな様子です。

そしてそんなマドカズラの伸びた茎をカットして水挿しにしている子株があり、これは冒頭でお伝えしているように苔玉にしたいと思っているからで、秋以降も気温が高い日が多いこともあり、無事に発根、そしてある程度の状態にまで生長してくれています。

 

そこで気温が下がる前に苔玉にしたいと思いますが、その前にこういった機会ですので、まずは親株の現在の様子からお伝えしていこうと思います。

 

 

こちらが前回のご紹介から約2ヶ月半が経った、UCHIのマドカズラの様子です。

 

 

大きく目立つ変化の様子はありませんが、茎の高さが揃い、葉の向きが変わり、日差しを受けやすくなったのだと思うぐらいの変化はあり、トラブルなく過ごしています。

 

 

そんなマドカズラですが、気になる部分があり、それは葉を失ったりした影響などからこのように根元付近に茎が目立ちます。

 

 

そしてこちらが、伸びた茎をカットして水挿し、発根させた子株のマドカズラの様子です。

10月の中旬辺りにカットして水挿しにしているので約1ヶ月半から2ヶ月といったところですが、秋からでも、このように無事に発根させることができています。

 

ただその時のままだと少し苔玉に仕込みにくいので、このご紹介の4日前に調節していますので、それがどういた様子なのかご紹介したいと思います。

 

 

苔玉に仕込みにくい子株のマドカズラの調節

まずこちらが4日前の少し苔玉に仕込みにくい、子株のマドカズラの様子です。

 

無事に発根している様子はお分かりいただけると思いますが、このような間口の広いペットボトルをカットしたものに入れているのには訳があります。

 

 

それはこのように茎が横向きになり、根が横に3カ所から発根していることです。

苔玉にするにはギュッとしっかりと水苔を硬めに握り丸めますので、このように横に広がっていると折れたりしてしまう可能性があります。

 

 

そこで苔玉にしやすいように中間でカットして株を整えました。

すぐに苔玉にすると断面から雑菌などが入る可能性があることを考慮して、改めて水挿しにして断面が自然に保護されるまで待つことにしました。

 

 

そしてこちらが4日後の様子です。

 

これで大丈夫とは4日なので断言しにくいですが、断面に変色がないこともあり、問題ないと判断して苔玉に仕込みたいと思います。

 

 

調節したマドカズラを苔玉に

まず用意するものはいつも通り水苔とステンレスワイヤーで、水苔は前日の夜から水に浸して戻しています。

 

あとは水を一旦切り、根を覆うように水苔で挟んで丸め、そしてステンレスワイヤーで固定するだけです。

 

 

こちらが完成したもので、当然吊り下げらえるように、ピンクの円で囲った輪っかも、ステンレスワイヤーで作りました。

 

それでは完成した苔玉マドカズラとこの間に見た目を整えた親株のマドカズラの様子をご紹介したいと思います。

 

 

苔玉マドカズラと親株

こちらが完成した苔玉マドカズラの様子です。

ちょっとボリューム感が少ないことが気になりますが、いい感じの角度で仕上げられました。

 

 

当然吊り下げるのは別の苔玉と同じダクトレール ライトのダクトレールで、このように吊り下げ飾ります。

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これで一応マドカズラも苔玉マドカズラとして育てる準備ができましたが、やはりボリューム感が気になります。

 

しかしそれは今後無事に根付いて生長を初めてくれれば葉も増えることが期待できますので、そういった様子をご紹介できるようにしっかりと管理して育てたいと思います。

 

 

そしてこちらが今回は出番が少なかったUCHIのマドカズラの様子です。

 

茎を鉢に入れ込んだりして調節したので、やや葉の向きが写真で見て正面向きになりましたが、やはり今後また日が当たりやすいように自ら調節してくると思います。

ただどうしても根元の茎の様子が気になりますが、そこは無理せず育て、今後次の植え替え時などに調節したいと思います。

 

一応予定通り今年最後の苔玉として苔玉マドカズラを作ることができました。

朝晩はともかくまだしばらく日中は気温もそこそこ上がるようですので、早めに根付いて、無事に冬越しできればこれまでのマドカズラとは違う様子がご紹介できるのではと考えていますので、機会をみて苔玉マドカズラ、そして親株のUCHIのマドカズラのその時のそれぞれの様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

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マドカズラの育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、マドカズラの育て方だけでなく、これまでにご紹介しているマドカズラの様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。