こんにちは。
今回は、予定より遅れたペペロミア属の観葉植物「ペペロミア・オブツシフォリア」の植え替えの様子をご紹介します。
ペペロミア・オブツシフォリアは順調に生長していたので、前回、今後について読者のみなさまにアンケートさせていただき、その中で最も投票が多かった「今より大きめの鉢へ植え替えをする」に決定させていただことにしました。
しかし前回のご紹介時にはUCHIへ迎えて1年(9月)には判断したいとお伝えしており、またその1年(9月)を迎えたその時にはもう植え替えがご意見の多数を占めていました。
そこで鉢を買うのではなく、オリジナルの鉢を作ろうと考えていましたが、なかなかその作業ができず、そういった事情から植え替えもできずにいました。
ですが今でもペペロミア・オブツシフォリアは生長を続けていて、このままではいつ転倒してもおかしくない様子です。
そこで様々な事情もあり、結局植え替え用の鉢を買って植え替えをすることにしましたので、遅れながらペペロミア・オブツシフォリアの植え替えをした様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのペペロミア・オブツシフォリア
- ペペロミア・オブツシフォリアの植え替え
- 少しだけ生長した子株のペペロミア・オブツシフォリア
- 植え替えたそれぞれのペペロミア・オブツシフォリア
UCHIのペペロミア・オブツシフォリア
UCHIのペペロミア・オブツシフォリアは2020年7月26日に、生長して次の対処も必要な様子をご紹介しました。
そして冒頭でもお伝えしましたが、このご紹介後の約1ヶ月半ほどの9月5日にペペロミア・オブツシフォリアはUCHIへ迎えて1年になるので、その時に読者のみなさまにアンケートで頂いたご回答によってその後の方向性を決断したいと考えていました。
因みにこちらが生長したペペロミア・オブツシフォリアの今後についてアンケートさせていただいた結果で、本日締め切り、下記のような結果になりました。
- 今より大きめの鉢へ植え替えをする。 (7 票)
- 切り戻しで株姿を整える。 (3 票)
- このまま育てる。 (1 票)
- 選べないが楽しみ。 (1 票)
合計で12票も投票していただきました。
ご協力していただきありがとうございます。
切り戻しや、このまま育てるといったご意見も決して間違いではありませんが、この結果からも植え替えが妥当かなと考え、ここで少しインパクトを狙ってオリジナルの鉢を作って植え替えをしたいと考えていましたが、なかなか鉢の制作ができず、このような事情から植え替えもできずにいました。
しかしその間もペペロミア・オブツシフォリアは生長を続けていて、さすがにもうこのままでは鉢の形状から本当に転倒してしまいそうです。
そこでどうするか悩み、一旦鉢の制作は諦め、鉢を購入することにしました。
ペペロミア・オブツシフォリアにはどんな鉢が合うかと考えたところ、以前他の観葉植物で使った鉢がペペロミア・オブツシフォリアに合うのではないかと思い、その鉢を良い品が多く販売されているアノお店に買いに行ってきました。
それでは早速植え替えをしたいと思いますが、その前に手間取った間に生長を続け、今にも転倒してもおかしくない姿になったペペロミア・オブツシフォリアの現在の様子をご紹介します。
こちらが今にも転倒してしまいそうなぐらいに生長した、前回のご紹介から約3ヶ月が経ったUCHIのペペロミア・オブツシフォリアの様子です。
この方向からではわかりにくいと思いますが、なんとなく今にも転倒しそうな様子だということがお分かりいただけると思います。
そして方向を変えた写真がこちらで、なぜ転倒せずにこの鉢が持ちこたえれているのか不思議なぐらい、ペペロミア・オブツシフォリアの茎が生長して重みで横向きに傾いてしまいました。
この様子から、もうこのままではこの鉢で耐えることはできそうにありません。
また葉が大きいのでそろそろホコリも目立ち始めています。
こういった様子もあるので、この機会にお手入れも含めて作業をしたいと考えました。
そこでオリジナルの鉢は一旦諦め、どういった鉢が合うかと考えていると、以前ノリナ・グアテマレンシスに使ったこの素焼きの鉢がいいのではないかと思い、早速購入してきました。
※因みにノリナ・グアテマレンシスはこの後の様子をご紹介していませんが、今でも元気にトラブルなく過ごしています。
それでは遅れながらペペロミア・オブツシフォリアの植え替えを始めたいと思います。
ペペロミア・オブツシフォリアの植え替え
この素焼きの鉢と今植えている鉢では高さはあまり変わりありませんが、今植えている鉢の底は水受けですので、深さはかなり違います。
また間口も大きく土の量としては2倍は軽く増えるので、ペペロミア・オブツシフォリアはしっかりと根付くことができると思います。
植え替えのためにペペロミア・オブツシフォリアを鉢から抜き出しました。
しばらく水は控えていますので、このように土が結構乾いた状態で、簡単に抜き出すことができました。
あとは古い土を取り除き新しい鉢へ植え替えるだけです。
※ペペロミア・オブツシフォリアの植え替えをする時季として秋はあまり妥当だといえません。
やはり春から夏の間に植え替えをするのが無難だと思います。
次に子株のペペロミア・オブツシフォリアも元気に過ごしていて、少しだけ変化がありますのでその様子をご紹介したいと思います。
少しだけ生長した子株のペペロミア・オブツシフォリア
こちらが少しだけ生長した子株のペペロミア・オブツシフォリアの様子です。
あまり大きさは変わっていませんが、以前と比べ1番上の葉が上向きから横へ向き、シャキッと開いた様子に変化しました。
そしてまた新たに新葉が出てきています。
実は以前新葉が出てきている様子はご紹介していますが、その新葉はなぜか生長せず枯れてしまい、そのあとこの新葉がまた新たに出てきました。
以前の新葉が枯れた原因はわかりませんが、このように新たな葉が出てきているので状態はまずまずだと思います。
そこで親株の鉢が空きましたので、この鉢に子株を植え替え育てたいと思います。
作業した様子を撮影しましたが、親株同様の作業なので割愛させていただきます。
それでは植え替えた親株のペペロミア・オブツシフォリアの様子と併せ、親株の鉢へ植え替えた子株のペペロミア・オブツシフォリアの様子もご紹介します。
植え替えたそれぞれのペペロミア・オブツシフォリア
こちらが植え替えたUCHIのペペロミア・オブツシフォリアの様子です。
なかなかいい雰囲気に仕上がったと思います。
また茎を上向きに立てるには支柱がいるかと考えていましたが、鉢のふちに支えられているのか、今のところ支柱なしで茎は上向きになりました。
このように茎が上向きになって、葉が横へ広がるような姿のペペロミア・オブツシフォリアの様子が好きです。
しかし葉水もたっぷりとして仕上げたのに、葉のホコリが若干残っているので、最後にホコリをキレイに取り除くため表面は拭き取りたいと思います。
その前にこちらが親株の空いた鉢へ植え替えた、子株のペペロミア・オブツシフォリアの様子です。
やはりまだ子株の大きさから鉢とはアンバランスですが、この鉢に植えた親株の雰囲気はなかなかいい感じだったので、またあのような姿へとこの子株が生長してくれることを期待したいと思います。
そしてこちらが表面のホコリを拭き取ったペペロミア・オブツシフォリアで、ようやく仕上がったといった感じです。
ペペロミア・オブツシフォリアの今後について前回アンケートさせていただき、早い段階で結果がでていましたが、予定より作業が遅れて申し訳ありませんが、このように植え替えをさせていただきました。
一応ホコリを拭いている最中も茎は倒れるような様子はありませんが、やはり多少グラグラはしていましたので、今後しっかりと太く生長してくれればいいのですが、おそらくまた生長すれば垂れ下がるような姿になると思いますので、その際はカットして整えてこのような株姿を維持したいと考えています。
今後寒くなるにつれ、生長は遅くなると思いますので、冬越しを終えた後に新たな変化がありましたら、機会を見てその時のそれぞれのペペロミア・オブツシフォリアの様子をご紹介したいと思います。
そして作業が遅くなりましたが、アンケートにご協力いただきありがとうございました。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
84日後の様子をご紹介します。