光りが課題解決へと導いてくれたチワワエンシス

こんにちは。

今回は、光りが課題解決へと導いてくれたエケベリア属の多肉植物「チワワエンシス」の様子をご紹介します。

チワワエンシスは改善が順調に進んでいて、次の課題として傾きを修正しようと光の向き(日が当たる方向)を逆向きにして調節していました。

するとおそらくこれが功を奏したのかいい感じに傾きが改善して、チワワエンシスの課題を光りが解決へと導いてくれていると感じられる変化がありました。

そんなチワワエンシスですが、また光の当たる方向を変えようと全体的な様子を見ていると、わき芽が出ていることに気が付き、悪い事ではありませんがこのままにしているとまた株姿が崩れてしまいそうな気がします。

そこでそのわき芽を採取して挿し木にし、ちょうど良い機会なので土も入れ替えたいと思いますので、傾きが改善した現在の様子と併せ、そういった作業の様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのチワワエンシス
  • チワワエンシスのわき芽の採取と土の入れ替え
  • わき芽を採取して土の入れ替えをしたチワワエンシス

 

UCHIのチワワエンシス

UCHIのチワワエンシスは2021年1月27日に、改善して色づき始めた様子と併せ、次の課題として傾きを改善するために光の当たる向きを調節するといった事をご紹介しました。

 

このご紹介後はチワワエンシスが傾いている方を光が差し込む方向から見て奥側(逆向き)になるように置いていると、2ヶ月経った今、その傾きに明確な変化が表れています。

これはおそらく光りが課題解決へと導いてくれたのではないかと思います。

 

しかしまたこのままにしていると、またその方向へ傾いてしまう可能性もあるので、今後は水を与えるのと同じタイミングで少しずつ回しながら日を当てようと考えているのですが、そのためにチワワエンシスの全体的な様子を見ていると、2週間程前にご紹介した同じエケベリア属のピンクザラゴーサのようにわき芽が出てきていることに気が付きました。

ようやくチワワエンシスの株姿がいい感じになってきたので、この株姿をなるべく維持したいところですがわき芽が生長するとおそらく株姿はまた変わってしまうと思います。

そこでそのわき芽を採取したいと思いますが、春は活発な生育期ということもあり、こういった機会なので土の入れ替えもしたいと思います。

 

それでは作業を始めたいと思いますが、まずは前回のご紹介から2ヶ月が経った、チワワエンシスの現在の様子をご紹介します。

 

 

こちらが光りが課題解決へと導いてくれたと考えている、UCHIのチワワエンシスの様子です。

正確に真っすぐ上向きかははっきりとしませんが、おそらくそれなりに真っすぐと上向きへと変化してくれたと感じられる姿に変化しました。

 

 

そしてこのような幅が広い大きめの葉が出てきてくれたことも、ひとつの成果として感じています。

これまで同じエケベリア属の桃太郎と葉の色やカタチがよくにた様子でしたが、こういった幅の広い葉がチワワエンシスの特徴のひとつで、桃太郎との違いでもあります。

 

 

そんなチワワエンシスにもこのようにわき芽がでてきていて、これは順調に生長している証拠でもあると思いますが、先ほどもお伝えしたように、ようやく株姿がいい感じになってきているのでなるべく維持したいと考えているので、少し早過ぎる気もしますが、先手必勝ということもあり採取したいと思います。

 

またせっかく自力で株姿の改善ができたのですが、これから活発な生育期を迎えるといったちょうど良い時季なので、この際わき芽の採取と併せ土の入れ替えしたいと思います。

 

 

チワワエンシスのわき芽の採取と土の入れ替え

土の入れ替えをするのですが、チワワエンシスの一部の葉に気になる様子があり、それはこのピンクの円で囲った葉で、最近は鉢のサイズに合わせ株を一回り小さくするようにしています。

そこでこの葉は鉢に干渉していることもあり状態によっては取り除いて少し株を小さくしようかとも考えています。

 

それでは作業を始めます。

 

 

まずチワワエンシスをリメ鉢から抜き出しました。

 

 

次に古い土をもみほぐしながら振るい落とし、多少根も整理しました。

 

 

そして先ほどの鉢に干渉している葉の状態を確認すると、このように根元付近の厚みがなくなっていてあまり状態が良いとはいえない様子でしたので、わき芽を採取するために不都合なはなどと含め取り除き、株の大きさの調節しました。

 

 

しかし葉は3枚採取しただけでいい感じに株の大きさも調節でき、わき芽も無事傷つけることなく採取できました。

少し時間が掛かったこともあり根が乾き始めているので、ここからは手早く赤玉土(小粒)1と日向土(細粒)1で植え直しました。

 

それでは然程変わりありませんが、わき芽を採取して土の入れ替えもしたチワワエンシスをご紹介します。

 

 

わき芽を採取して土の入れ替えをしたチワワエンシス

こちらがわき芽を採取して土の入れ替えをした、UCHIのチワワエンシスの様子です。

葉を3枚しか採取していませんが、土がやや少なく下葉が鉢によって隠れてしまっていることも影響して、株がかなり小さくなったような印象になりました。

 

 

しかし鉢の周囲に作業前よりスペースができ、多少は土への風通しもよくなったのではないかと思います。

 

 

チワワエンシスはほんとに葉や爪の色合いが桃太郎とよく似ていて見分けが付きにくいですが、このような幅が広い葉へと生長してくれているので、今後はこのような葉がもっと多くなるように育てていきたいと考えています。

 

 

そして無事採取できたわき芽も、このようにビニールポッドに挿し木にしました。

無事に発根して根付いてくれることを期待したいと思います。

 

 

光りが課題解決へと導いてくれたチワワエンシスは、失っていた特徴の幅が広い葉も存在を示すようになり、より良い姿へと改善が進んでいるよに思えます。

しかしまだまだ理想的な姿とはいえませんが、これからは活発な生長が期待できる春を迎えますので、土も入れ替え準備万端といったところです。

 

さらに先日愛用している液体肥料のハイポネックスも購入してきましたので、生長を促すためにも適量を与えつつ、春の間により良い姿へと育てたいと考えています。

 

 

そして引き続き光の当て方も工夫しながら春の間に良い成果が表れましたら、その時のチワワエンシスの様子と併せ挿し木の様子もご紹介したいと思います。

 

今回ご紹介したチワワエンシスの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。

また過去のチワワエンシスの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。