こんにちは。
今回は、モンステラ属の観葉植物「モンステラ・デリシオサ」の瞠目する気根の様子をご紹介します。
モンステラは前回のご紹介から3年以上が経っているのでお伝えしたいことは山ほどあるのですが、なかなか近況をご紹介できずにいて、そのことが気になっていることから自分に朝から2、3発ムチを入れて思い腰を上げ、葉のホコリをすべてふき取り、近辺の植物を移動させて撮影スペースを確保するなど、撮影までに3時間以上かけて準備しました。
そして山ほどあるお伝えしたいことの一番の様子は気根で、モンステラの気根がすごいことになっていますので、株姿を整える作業と併せそのモンステラの瞠目するほどの気根の様子などをご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのモンステラ
- モンステラの株姿を整える
- 株姿を整えたモンステラ
UCHIのモンステラ
UCHIのモンステラは2021年5月5日に意思決定したものの躊躇いが現れた様子などをご紹介しました。
その躊躇いから生まれた株姿は寂し気なものでしたが、そんな時はあっという間に過ぎ、3年2ヶ月とい長い時間をかけ、今では思い描いていた迫力のあるインテリアグリーンへと育てられています。
ただその姿は美しい(カッコイイ)迫力のある姿とはいえませんが、そこは手を加えることで改善ができ、またそういったモンステラの様子とは別に、とにかく冒頭でお伝えした気根の様子が気に入っています。
それでは”その後が気になる”も予定の100を超え160も頂いていますので、早速モンステラの様子と併せ、その気根の様子もご紹介していきたいと思います。
UCHIのモンステラは年中このような新葉が開いて増えていて、今現在ももうすぐピンと開こうかといった若葉の様子がうかがえます。
ただこういった様子より気になるのは、後ろの方にぼやけて見える何やら上向きの茎のようなものです。
それは気根で、何故かUCHIのモンステラはある時から気根が上向きに伸びる傾向があります。
このような上向きの気根はここ最近の傾向ですが、前回のご紹介から気根が次から次へと伸びて今では気根がすごいことになっていて瞠目してしまいます。
その様子がこちらです。
これでも何本か枯れて減ってしまいましたが、このように気根がいくつも伸びて、気根がすごいことになっています。
この気根でモンステラ自体を自立させたいのですが、さすがに現実的には全くといっていいほど支えられる強度はなく、株を立たせるためには支柱が欠かせません。
そしてこちらが前から見たUCHIのモンステラの現在の様子です。
アノ大き過ぎた鉢が今では小さく見えるぐらいの迫力のある姿へと生長しましたが、カッコイイ見た目とはいいがたい姿をしています。
その原因のひとつは下の方に葉が集まっていることではないかと思います。
またその影響などからか以前葉焼けさせてしまった葉などがより痛み始め、今では黄色く変色してしまっていたりします。
そこでそういった葉を今回は躊躇せずに取り除いて、株姿を整えたいと思います。
モンステラの株姿を整える
まず変色した葉を取り除くのですが、このような比較的新しい葉でも開ききらず変色してしまうことがまれにあります。
これはどういったことが原因なのかわかりませんが、栄養不足や日当たりなどが原因ではないかと考えています。
こういった葉は残しておいても見た目が損なわれるのでこの機会に取り除きます。
このように茎の付け根付近から3枚の葉をカットして取り除きました。
次に支柱がモンステラの重みで傾いているので、すべての麻ひもをほどいてしっかりと見た目を整えつつ株が立ち上がる様子にしていきたいと思います。
ただ今のモンステラが支柱一本で支えられる重みでないので、支柱を支えるためにもう一本支柱を挿すことにしました。
ことばでは簡単なのですが、なんだかんだで1、2時間程、あれこれと作業しました。
それではどのような感じに仕上げられたのか、株姿を整えたモンステラをご紹介します。
株姿を整えたモンステラ
まず気を使ったポイントとして、株に負担をかけないように無理なく立たせるということ、そしてそれぞれの葉をできるだけ重ならないよう分散し、日の光がそれぞれの葉全体に当たるということ、そしてこの気根の迫力を損なわないことで、気根はあくまで後ろ側でなかなか人には見えない部分ではありますが、このように長さが際立つ瞠目するといった様子は維持できました。
そしてしっかりと株を立てたことと、以前葉焼けさせた大きな葉は株の一番下の部分の葉なので、その2枚を取り除いたことで、このようなわき芽が何度も出てきては枯れてを繰り返していますが、今後はこのわき芽にも日が届くようになるので、またこれまでとは違った変化の様子が感じられるのではないかと考えています。
そしてこちらが株姿を整えた、UCHIのモンステラの様子で、鉢の形状と合わせ逆三角形ぽく仕上げてみました。
葉がすべて今すぐ思いの方向に向くわけではありませんが、いい感じに分散でき、それぞれに日が当たりやすくなったのではないかと思います。
また今思いの方向に向いていない葉も、今後、日の当たる方向へ自然に向いていくと思います
そして少し写真では伝わりづらいのですが、より迫力のあるインテリアグリーンへと仕上げられたことにとても満足感があります。
雰囲気も良く、リビングを彩ってくれていますが、今後どうにか気根で自立できるようにできないかと思いを巡らせています。
そして土も、もういい加減入れ替えをしてあげないといけないのですが、ちょっと勇気がないのと場所の問題もあるのでもうしばらくはこのまま育て、またそういった作業をする場合か目新しい様子が感じられれば、その時の気根の様子と併せモンステラの様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。