こんにちは。
今回は、酷暑が味方したのか、葉がすべて枯れたモンステラ属の観葉植物「マドカズラ」の様子をご紹介します。
ようやく強烈な暑さが落ち着いた感じもあり、園芸日和でないかと感じられなくもない気温に近づきましたが、暑さを得意とするマドカズラは、その暑さが味方したのでないかといえる様子があります。
それはどういうことかというと、今年は暑さだけでなく、2月の強烈な寒さから多くの観葉植物を枯らしていて、葉がすべて枯れたパキラと同じ場所に置いていたマドカズラも同じ状態にしてしまいました。
しかし葉がすべて枯れたマドカズラもある様子から諦めず改善に取り組んでいますので、それはどういった様子なのか、そして無事に改善できたのかなど、その後が気になるも100を超えるまで頂きましたので、現在の様子をご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのマドカズラ
- マドカズラの改善に向けた作業
- 約半年後のマドカズラ
UCHIのマドカズラ
UCHIのマドカズラは2023年10月1日に、性質を活かしたこれまでとは真逆の飾り方をしたいとその時の様子をご紹介しました。

その後は冬も順調に育てることができていたのですが、そういった流れを一変させたのが置き場所を変えた後の、今年の2月の強烈な寒さで、生活環境の変化から置き場所を変えざるを得なかったのですが、多くの観葉植物同様に、もろにマドカズラにも被害が出てしまいました。
慌てて置き場所を移しましたが、日毎に黄色く変色する葉が増え、約1ヶ月後には葉がすべて枯れてしまうといった状態にまで悪化してしまいました。
それではそれがどういった様子だったのか、前回のご紹介から約1年半が経った頃のマドカズラの様子をご紹介したいと思います。
こちらが2025年3月25日の、UCHIのマドカズラの様子です。
状態を悪くしてからほぼ1ヶ月程で、葉がすべて枯れてしまいました。
こういった様子は前回ハンギングを目指して鉢上げした子株の方も同じで、子株は親株よりひどく、茎まで黄色く変色してしまっていたことから、3月の中旬に残念ながら諦めることにしました。
では何故、親株は諦めなかったかというと、茎の変色は部分的にあるものの、その他の部分では色合いは悪くなく、そしてピンクの円で囲っているような新芽となるような様子がみてとれたことです。
因みにこの写真のものはその後に新しく出てきたものです。
そしてこちらがその時に見て取れた新芽で、この時にはここまで伸びて生長しましたので、十分に改善に取り組めると確信し、この時できる作業をすることにしました。
それではマドカズラの改善に向けた作業の様子をご紹介します。
マドカズラの改善に向けた作業
まず手始めにこのように枯れた葉を全て取り除きました。
次に土ですが、表面にカビが発生してしまっていたので、元気なら植え替えも考えられますが、ここは状態を考慮して無難に表面から少し掘り下げた部分まで(中心までいかない程度まで)を取り除きました。
そして赤玉土(小粒)8、鹿沼土2程度をブレンドした土が残っていたので、そちらの土を使い入れ替えました。
これでほぼカビの影響がある部分は取り除けたと思います。
あとは気長に待つだけですが、春に緩効性肥料 IBのチカラ グリーンそだちEXも与えました。

それでは、葉がすべて枯れたマドカズラはどの程度まで改善したのか、この作業から約半年が経った、UCHIのマドカズラの様子をご紹介します。
約半年後のマドカズラ
こちらが約半年かけて改善した、今朝のUCHIのマドカズラの様子です。
前回のご紹介時の様子と比べ、葉は少なく密度的に寂しい気がしますが、葉がすべて枯れ、茎だけの状態からここまで改善してくれたので結果的に満足しています。
またその葉ですが以前と比べてやや小ぶりかとも感じていますが、色艶が良く、特徴の葉の穴は大きめで、マドカズラらしい様子はしっかりと楽しめています。
ただ気になるのはやはりこの根元辺りの様子で、枯れた茎や黄色系に変色した茎などが目立つので、新しい葉が出るのを待つか、もしくは枯れた部分などをカットし、植えなおしたりして調節が必要です。
UCHIのマドカズラは3月の時点で葉がすべて枯れ、茎だけの状態となってしまいましたが、新芽の様子から改善に取り組み、もしかすると酷暑もある意味味方してくれたのかもとも思うような状態に回復したので安堵しています。
そしてもうしばらくは気温が高めな日が続きますので、もうひと踏ん張り改善してくれることに期待が持てると考えています。
子株は残念なことになりましたが、今年はリビングに置き場所を確保できていますので、改善したUCHIのマドカズラは無事に冬越しできるのでないかと考えていますので、また機会を見てその時々のマドカズラの変化の様子をご紹介します。
最後までのお付き合いと「その後が気になる」100もありがとうございました。