選択を誤ってしまったのかコーヒーの木

こんにちは。

今回は、選択を誤ってしまったのかコーヒーノキ属の観葉植物「コーヒーの木」をご紹介します。

コーヒーの木は約15cmの苗を、1年と8ヶ月半程かけて42cmまでに育てられていたのですが、残念ながらその株は去年の秋に枯らしてしまいました。

ただその株と一緒に植えられていた小さめの株は別の鉢で今も枯れることなく過ごしているのですが、現在の様子はとても弱々しく何とか冬を持ちこたえたといった様子です。

しかしこれまでの経験からコーヒーの木も置き場所の気温(温度)次第では冬でもゆっくりと生長するので、現在の様子からだとおそらく選択を誤ってしまったのではないかと思います。

そこで予想はついておられるかもしれませんが、どのような選択を誤ってしまったのか、現在のコーヒーの木の様子と併せご紹介したいと思います。

今回の目次

  • UCHIのコーヒーの木
  • コーヒーの木へのお手入れと誤った選択
  • お手入れをしたコーヒーの木

 

UCHIのコーヒーの木

UCHIのコーヒーの木は2021年9月19日に、偶然なのかそれとも必然なのか大小それぞれの株が2cmずつ生長した様子をご紹介しました。

 

その後は冒頭でもお伝えしているように、42cmまで育てられていた大きめだった株は残念ながら秋に枯らしてしまいました。

 

 

今でも何故枯れて(枯らして)しまったのだろうかという疑問と後悔がありますが、今、目を向けないといけないのはこの株と一緒に植えられていた小さめの株の方です。

小さめの株は静かに冬を凌いでいるといった様子でしたが、徐々に下葉が枯れ、このままでは枯れるのではといった感じすらありました。

けれどもなんとか枯れずに冬を持ちこたえてくれましたが、今ではとても弱々しい姿をしていて、このような結果になったことは選択を誤ってしまったからでないかと考えています。

 

それではまずは今その小さい方の株はどのような様子なのか、前回のご紹介から約半年が経った現在の様子をご紹介します。

 

 

こちらが冬をなんとか持ちこたえた、UCHIのコーヒーの木の様子です。

一見しただけで弱々しい状態だということがお分かりいただけると思います。

 

 

コーヒーの木の特徴はデコボコ感と光沢のある深い緑色をした大きめの葉ですが、今はこのデコボコ感と光沢のない淡い色合いをした小さめの4枚の葉しかありません。

 

 

前回のご紹介時にあった葉は冬の間に枯れてしまったといえばまだ若干体裁がいいのですが、本当のことをいえば水の与え方が大きな原因だといえます。

しかしこうするほかこの株を枯らさない方法はなかったのではないかと思います。

またこれはおそらく選択を誤ってしまったからで、今後のことを考えると対処も必要でないかとも考えています。

 

それではそのことをお伝えする前に、葉のほこりなども目立つことからこの機会に枯れた葉を取り除きたいと思いますので、簡単なお手入れをしつつ、どのような選択を誤ったのかをご紹介したいと思います。

 

 

コーヒーの木へのお手入れと誤った選択

まず枯れた葉ですが、パリパリとしたようなしっかりと乾燥した状態だったので簡単に取り除けました。

因みに少し水がかかっているのは、誤って先にホコリへ対処しようと霧吹きでひと吹きしてしまったからで、アッと思い止まり、枯れた葉から対処しました。

 

そして改めて葉のホコリを洗い流すように何度も霧吹きでホコリを洗い流しました。

 

 

すると見て見ぬ振りしていたことが露わになりました。

それはピンクの円で囲った茎の一部の様子ですが、茎が茶系になるのは木質化ですが、これはそれとは違い黒くなっています。

元気だった株を枯らしてしまっているだけに、こういった事は気がかりです。

 

 

そして本題となる選択を誤ってしまったのではないかと思っていることは、今植えているこの鉢です。

鉢は元々植えていたプラスチックの鉢で特に悪いわけではありませんが、お伝えしてるコーヒーの木の様子から、植え替え時の株の状態(大きさ)と鉢とのバランスからこの鉢では大き過ぎたのではないかと思います。

 

この鉢へ植えた時は春だったこともあり、株のサイズ感から大きめとなるこの鉢でも活発に生長すればそれは問題ないと考えていました。

 

 

しかしその後の活発な生長が期待できる生育期にこの株も2cm程しか生長しなかったことから考えても、おそらくこの株に対してこの鉢は大き過ぎで、このことも生長を鈍らせてしまったひとつの要因となっているのではないかと思います。

 

因みにこのような結果となったことの原因として読者の皆様にもアンケートさせていただいています。

合計で14票のお答えをいただきました。

そしてその結果がこちらです。

 

コーヒーの木の生長が鈍った原因についてあえてひとつ選ぶなら

  • 今夏の天気や気温などの影響 (4 票)
  • 株の個体差などが原因で、今期の生育期はあまり生長しなかった (3 票)
  • その他 (3 票)
  • 植え替えたこと(やり方など)が原因 (2 票)
  • やはり複合的な問題 (1 票)
  • 原因はわからないが興味がある (1 票)
  • 肥料をきちんと定期的に与えなかったことが原因 (0 票)
  • 日(光)の当たり方がちょうどよい背丈(高さ)になったから (0 票)

ご回答いただいた内容では、植え替えた年の夏の天気や気温などの影響といったお答えが最も多く(4票)、もちろんそのことは影響があったいえると思います。

また割愛して個体差(3票)もそうですが、これまででは珍しく、その他へのご回答も3票いただき、植え替えたことや複合的なことへご投票いただきました。

 

ご協力ありがとうございました。

 

また生長が鈍ったとなると小さめの株の鉢は大き過ぎることとなり、そのことを考慮すると冬は根腐れを防ぐため水を控えるしかないと考え、土へ水を与えることを控えていたことで葉を枯らしてしまったのだと思います。

結果論となってしまいますが、期待し過ぎて株のサイズを考慮せず大きめの鉢へ植えるといった、鉢のサイズの選択を誤ってしまったことが今のコーヒーの木の弱々しい姿へ繋がっていると思います。

 

けれどももう冬は乗り越えました。

こういった様子から改善するため対処するなら春から夏の間が絶好の時季となります。

 

だた今すぐ判断するのはまだ時期尚早とはいえず、5月辺りまで(状態が良ければ4月から5月の短期間でもそれなりに生長して変化することは経験しているので)様子を見るつもりですが、その時このコーヒーの木がこのままの様子で変化がないのであれば、生育期でも十分な水は与えにくく、そのことによって生育に支障がでる可能性も考えられます。

またそのままで冬を迎えてしまうと今度こそ持ちこたえることはできないのではないかと不安もあるからです。

そこで株に合わせて小さめの鉢へ植え替えた方がいいのかとも考えていますが、これ以上選択を誤ることは致命傷となりますので、ここは読者の皆様のご意見もおうかがいしたいと思います。

 

このコーヒーの木の鉢について

  • 小さめの鉢へ植え替えした方がいい (55%, 12 票)
  • 選択はできないけど興味がある (18%, 4 票)
  • 今年はこのまま様子を見た方がいい (14%, 3 票)
  • 初夏まで様子を見た方がいい (9%, 2 票)
  • 晩夏まで様子を見た方がいい (5%, 1 票)
  • その他 (0%, 0 票)

合計投票数: 22

貴重なご意見をいただきありがとうございました。

※あくまで5月上旬辺りにこのままの状態もしくは変化が乏しい場合です。

 

それではお手入れをしましたので、改めて現在の大きさ(高さ)などと併せ、お手入れをしたコーヒーの木の様子をご紹介します。

 

 

お手入れをしたコーヒーの木

まずUCHIのコーヒーの木の現在の大きさ(背丈)ですが、約16cmでした。

前回の計測時は約17cmでしたので-1cmとなりましたが、これはやや傾いたりしていることもあってだと思いますのでほぼ変化していないと思います。

 

 

そして葉の様子ですが、枯れた葉を取り除き、ホコリを洗い流したのでスッキリとしました。

また少しだけホットする様子として、中心部に膨らみのようなものがあるので新芽も出てきているのだと思います。

 

 

UCHIのコーヒーの木は弱々しいながらも冬を持ちこたえたので、対処の仕方によってはまだ改善できる生命力は持ち合わせていると思います。

ただ対処を誤ると前の生育期のように生長を鈍らせてしまい、場合によっては枯らしてしまいます。

 

できるこのならばこのまま改善してくれることに期待したいのですが、読者の皆様のご回答の結果と、予定している5月頃の株の状態を見て鉢を小さめにするかなどの検討をしたいと思います。

そしてもし植え替えをする場合は、その時の様子と合わせ、作業の様子もご紹介したいと思います。

 

今回ご紹介したコーヒーの木の基本的な育て方はこちらでご紹介しています。

また過去のコーヒーの木の様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。