羸弱な様子にしてしまった桃太郎

こんにちは。

今回は、羸弱な様子にしてしまったエケベリア属の多肉植物「桃太郎」の様子をご紹介します。

エケベリア属の多くは丈夫で比較的に夏もそのまま屋外で夏越しできる品種だと認識していたのですが、去年もやや苦労しましたが、今年の夏は想定以上に多肉植物を枯らしてしまう厳しい夏にしてしまいました。

UCHIでは桃太郎で4株を屋外で育てていましたが、2株は枯れてしまい残りのひと株は小さな株だったこともあり室内に退避、そしてもうひと株はそのまま屋外でやり過ごしたものの、以前の面影を全く感じられないぐらい羸弱な様子にしてしまいました。

そこでその桃太郎はどのような様子なのか、そして室内に退避した株もどのような様子なのか、現在のそれぞれの様子と改善に向けた作業の様子を併せてご紹介します。

今回の目次

  • UCHIの桃太郎
  • 桃太郎の改善のための植え替え
  • 植え替えをした桃太郎

 

UCHIの桃太郎

UCHIの桃太郎は2022年2月28日に、まだキュッと引き締まってくれないと、その時のそれぞれの株姿などの様子をご紹介しました。

まだキュッと引き締まってくれない桃太郎
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それから3年後、いや2年後の夏がこのような高温になると考えすらしていなかったのですが、桃太郎を含め多肉植物の夏越しのやり方にこれまでとは違った対処が必要になった気がしています。

 

そんな桃太郎は冒頭でお伝えしているように、UCHIでは4株を屋外で育てていたのですが、ずっと状態がよく去年も暑い中耐え抜いてくれたので今年も大丈夫だと思っていたのですが、エケベリア属の中でもかなり丈夫な品種だと思っていた桃太郎も、今年の夏に残念ながら2株枯らしてしまいました。

 

また一番日の当たる場所に置いていた小さな株は室内に退避させていたので、やはり日当たり問題から徒長は避けられていませんが、枯れずに過ごしています。

そしてとにかく何とか改善しないといけないのが、そのまま屋外で過ごした株です。

 

そこでそろそろ気温も落ち着き、今が絶好のタイミングでないかと思いますので、それぞれの桃太郎の様子をご紹介して、改善に向けた対処をしていきたいと思います。

 

 

こちらが前回のご紹介から3年7ヶ月以上た経った、UCHIの桃太郎の様子です。

もうかなりギリギリの状態で夏をやり過ごしたことがお分かりいただけると思います。

 

 

これが6年育てた桃太郎かというような羸弱な状態にしてしまいました。

しかしここまで弱りながらも、よくぞあの夏を耐えてくれたと思います。

 

 

また始め見た時カイガラムシかと思ったのですが、これも葉焼けなのでしょうか、これまで見たことのない斑点もできていて、本当に過酷な夏となりました。

 

とにかくここまで持ちこたえてくれた桃太郎、気温もようやく落ち着きましたので、改善に取り組みたいと思います。

 

 

そしてこちらが室内に退避させた小さな桃太郎で、窓際に置いていましたが、やはり徒長してやや葉が伸びてしまいました。

ただあの夏を乗り越えるためだったので仕方がありません、ここから改善していけばいいので、この機会に一緒に植え替えしたいと思います。

 

それでは改善に向け桃太郎の植え替えをしたいと思います。

 

 

桃太郎の改善に向けた植え替え

まず植え替える鉢ですが、こちらのリメ鉢を使いたいと思います。

ただ気になるのは奥の鉢だと思います。

 

 

この鉢はブログ初期の頃に作ったリメ鉢で、雨風にさらされ2度と再現できない独特の風合いとなったので、あえて手入れせず、このまま桃太郎に使ってみたいと思います。

 

 

早速今植えているプラ鉢から桃太郎を抜き出しました。

四角形の鉢なので根鉢が四角形と独特な様子ですが、ここでも気になる様子があります。

それは底石の様子で、ちょっとカビているのか、緑がかった色をしていることです。

 

 

次に底石や古い土を取り除き、枯れた根や簡単に切れるような根も取り除きましたが、なんだか以前土の入れ替え時の根の様子とは違い、まるで枯れているような色と質感なので、機能しているのか心配です。

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作業内容は同じなので室内に退避させた桃太郎も同じように作業しましたが、こちらの根も同じような状態でした。

 

どうするか悩みましたが、このまま先にご紹介した鉢に、赤玉土(小粒)6と日向土(細粒)1.5とピートモス2.5ぐらいの比率の土で植えました。

 

それではまだ植え替えをして1日しか経っていませんが、今朝のそれぞれの桃太郎の様子をご紹介します。

 

 

植え替えをした桃太郎

こちらが植え替えをした、UCHIの桃太郎の様子です。

鉢の大きさと株のサイズがアンバランスですが、これは改善していくと以前のような株姿になると生長した様子が想像できますので、そうなるよう期待したいと思います。

 

 

そしてこちらが室内に退避させた桃太郎で、こちらも鉢と株のサイズがいい感じとはいえませんが、それなりに仕上がりました。

 

 

UCHIの桃太郎は見るからに心配が絶えない、羸弱な様子にしてしまいましたが、耐えしのいでくれたことでこのように対処することができました。

根の様子からまだまだ気が抜けませんが、ここから1ヶ月程は過ごしやすい期間だと思いますので、この後肥料を与え、この過ごしやすい秋に改善できればと考えています。

 

そしてちょうどその後が気になるも82とちょうど良いペースですのでこのままリセットせず、次回はその後が100になった頃にそれぞれのその時の桃太郎の様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

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桃太郎の育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、桃太郎の育て方だけでなく、これまでにご紹介している桃太郎の様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。