こんにちは。
今回は、思うように育てられなかったセダム属の多肉植物「虹の玉」の変化した様子をご紹介します。
セダム属は比較的に育てやすく、丈夫といった品種が多い印象ですが、UCHIではそのセダム属全般をうまく育てられていません。
もちろんその事には原因があり、それは置き場所で、置き場所を変えたことで、苦労していた虹の玉にもまずまずの変化を感じれるようになりました。
そこでその変化を感じられている虹の玉の様子と、少し前に、新たな子株を使ってもりもりとしたボリューム感を出すために作業した様子を併せてご紹介します。
今回の目次
- UCHIの虹の玉
- 虹の玉の子株
- 20日後の虹の玉
UCHIの虹の玉
UCHIの虹の玉は2019年8月15日に、暑い室内で耐えるいた様子と、リメ鉢へ植え替えた様子をご紹介しました。
その後は思うような変化ではなく、むしろより貧弱な姿になってしまいました。
そして前回のご紹介から約10ヶ月が経ち、春秋型の多肉植物ということもあり、春前から貧弱な姿になっていた虹の玉は、置き場所を変えたことも良かったのか、葉が上向きになり、色が濃くなり、それそれの株がしっかりと生長を初めている様子がうかがえます。
それではそのしっかりと生長を初めていると感じられる、2019年5月19日の様子をご紹介します。
こちらが2019年5月19日のUCHIの虹の玉の様子です。
まだ背丈が低く、もりもりした様子ではありませんが、冬に置き場所を室内から屋外へ移したことで、風通しと日照不足が改善でき、また今は春の生育期ということが合わさって、貧弱な様子からこのような姿へと変化してくれたのだと思います。
かなり時間はかかりましたが、冒頭でもご紹介したように、葉が上向きになり、色が濃くなって、以前の様子よりそれぞれの株がしっかりとした様子がうかがえます。
しかし上から虹の玉を見ると、まだかなりスカスカという表現が正しいかわかりませんが、物足りない様子です。
次に合間に元の親株(屋外に置きっぱなしの株)から新たに挿し木にした子株をご紹介します。
虹の玉の子株
このご紹介している子株は、UCHIの虹の玉のさらに親株から新たに挿し木にした数株のうちの、1番株姿がきれいな子株です。
この株はビニールポッドに挿し木にして、屋外の日当たりの良い場所に置いていました。
また根元には新たにわき芽が生長していて、この株はとても順調に生長していると思います。
こういった様子から、この株は別の鉢へ植え替えてもいいのですが、そこで思いつきました。
それはこのUCHIの虹の玉の中に、この子株を植えて、少しでもボリューム感をアップできるのではないかということです。
そこで早速子株をビニールポッドから抜き出しました。
しかしこの作業をする朝に水を与えてしまったことで、土が乾いておらず、うまく抜き出すのに苦労しました。
そして作業は思うように進まず、虹の玉は手が触れてしまっただけでも簡単に葉が落ちる場合もあるので、ポロポロと葉が落ち、考えていたようにできず微妙な仕上がりになりました。
しかし春は虹の玉にとって生育期です。
そこですぐにご紹介はせず、さらにより良い変化を期待してしばらく様子を見ることにしました。
そしてまずまずの様子へと生長しましたので、まだまだ物足りなさはありますが、ひとまずの20日後の虹の玉の様子をご紹介します。
20日後の虹の玉
こちらが子株をUCHIの虹の玉の鉢へ植え直し、それから20日経った、UCHIの虹の玉の現在の様子です。
以前より何株かは上へ伸びた様子もあり、葉の詰まり具合(間隔)から、徒長ではなく順調な生長を続けている様子がうかがえます。
虹の玉らしいもりもりした様子とはまだ言えませんが、見る角度によっては、ややそのような雰囲気も表れてきたと思います。
しかし上から見ると、やはりまだまだ物足りなさは隠しきれません。
ですがまだしばらくは活発な生育が期待でき、虹の玉はやや紅葉して赤く色づいた様子がかわいいので、秋にはもりもりになった、よりかわいい虹の玉の様子をご紹介できるのではないかと思います。
このように変化した要因は、やはり虹の玉の置き場所を変えたことで、日当たりももちろんその要因のひとつですが、風通しが良くなったことも、このような変化の大きな要因ではないかと思います。
しかし虹の玉は日照不足になると、ヒョロヒョロと徒長してしまいますので、引き続き同じ場所でしっかりと日に当て徒長させないよう育てていきたいと思います。
今後大きな変化がなければ、次回は秋から冬の紅葉する頃に、その時の虹の玉の生長した様子をご紹介したいと考えています。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
53日後の様子をご紹介します。