こんばんは。
今回は、上へ積み重なるような生長をしたエケベリア属の多肉植物「イリア」の様子をご紹介します。
UCHIのイリアの前回のご紹介は1年以上前で、その時は鉢のふちに葉が干渉してしまうことから、株分けをして増やすことを選択しました。
しかしその選択は失敗で、株分けや挿し木にしたイリアは枯れてしまい、今では元のリメ鉢に植え直した株のみになってしまいました。
またその株はあまり変化がなく、とても穏やかに過ごしていましたが、去年の冬ぐらいからようやくゆっくりと生育(変化)を始め、今ではそれなりに生長(変化)した姿となりました。
けれどもイリアといえば表現が難しいですが、横へ広がる(群生する)ような姿がかわいいのですが、UCHIのイリアはどちらかというと上へ積み重なるような印象です。
また株が鉢の片方へ寄るような生長をしていますので、植え替えはせず、なるべく中央へ寄せるためのお手入れなどをしましたので、イリアの現在の様子と併せ、その様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのイリア
- イリアのお手入れ
- お手入れをしたイリア
UCHIのイリア
UCHIのイリアは2019年4月17日に、小さなリメ鉢に植えていたので、生長し鉢のふちに葉が干渉してしまうことから、思い切って株分けをした様子をご紹介しました。
今振り返るとこの時のイリアの姿は、とてもかわいい姿をしていたと思います。
そしてこの株分けから1年以上が経ち、冒頭でもお伝えしましたが、この間株分けした株や挿し木にした株は枯れてしまい、唯一元の鉢に植えた株だけが、今も無事元気に過ごしています。
しかしこのイリアは横へ広がる(群生する)ような生長ではなく、どちらかというと上へ積み重なるような姿へと生長している印象があります。
また鉢の中央ではなく、片方へ寄るような株姿になってしまいましたので、植え替えはせず、少しでも中央寄りに調節したいと思います。
まずはその前に、現在のイリアの様子をご紹介します。
こちらがUCHIのイリアの現在の様子です。
表現が難しいですが、なんとなく上へ積み重なるような姿へと生長をしている様子がうかがえます。
また葉は以前より大きく、厚みもあり、色合いもイリアらしい淡い緑系の色合いをしていますので、株としての状態はとても良いといえます。
しかしイリアは鉢の片方へ寄るような生長をしてしまいました。
そこで反対側には枯れた葉があるので、その葉を取り除き、できれば植え替えはせず、なるべくイリアを中央へ寄せたいと思います。
それではイリアのお手入れをしたいと思います。
イリアのお手入れ
まずイリアの枯れた葉を取り除きます。
枯れた葉はどちらかというと、鉢の空間がある方だけに偏っています。
ここで何故このような生長をしたのか気が付きました。
それはおそらく日がよく当たる向きの方が生長して、日が当たりにくい方の葉が枯れたのだと思います。
手始めに、株の位置の調節と、枯れた葉のお手入れがしやすいように、簡単に取り除ける表面の土を取り除きました。
するとピンクの円で囲ったイリアの太い根が現れてしまいました。
あまり根がむき出しで乾いてしまうといけませんので、ここからはなるべく素早く作業を進めます。
しかしこれで枯れた葉は取り除きやすくなりました。
枯れた葉はピンクの円で囲った場所のみだけですので、手早く作業ができます。
また枯れてしっかりと乾燥していたので、手で簡単に取り除くことができました。
またこの機会に2枚だけ、葉挿し用に葉を採取しました。
しかし今更ですが、なんとなく弱々しい葉を選らんでしまったと思います。
最後に小粒の赤玉土を足して、鉢のふちなどを軽くたたいたりして、なるべく株が中央に寄るように土を足すなどしました。
それではお手入れをしたイリアをご紹介します。
お手入れをしたイリア
こちらが枯れた葉を取り除き、わずかですが株を中央へ寄せた、UCHIのイリアです。
イリアは別名でクリスタルとも呼ばれていますが、この写真の様子は、何となくクリスタルが重なったイメージです。
あまり無理をして株にダメージを負わせたくないので、これぐらいでイリアの位置の調節は限界です。
しかし今後は時折鉢を回転させながら、イリアへの日当たりを調節して株姿を整えていきたいと思います。
イリアはやはり、以前のような鉢から溢れるような、モリモリとした様子の株姿がかわいいと思いますので、今後は多少鉢に干渉してもそのまま育てたいと思います。
また葉挿し用に葉も採取しており、葉の状態はやや弱々しいですが、葉挿しにするには時季的には悪くないので、発根することを期待したいと思います。
また葉挿しの経過などと併せ、上へ積み重なるような姿になったイリアに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
163日後の様子をご紹介します。