様々な経緯を乗り越え立派に生長したクララ

こんにちは。

今回は、様々な経緯を乗り越え立派に生長したエケベリア属の多肉植物「クララ」の様子をご紹介します。

UCHIのクララは本当に様々な経緯を乗り越えてきたといえる、経験豊富な生き方をしています。

もちろんその原因はUCHIの管理の仕方が問題ですが、なんとか乗り越えてきたおかげで様々な経験をさせてもらいました。

そして前回のご紹介ではとてもかよわいといえる様子だったクララは、屋外(軒下)で春にしっかりと生長して、夏もトラブルなく過ごし、秋を迎えた今では見違えるほどに生長したといえそうです。

そんなクララには予想外な事もあり、今後の生長のためにその事へ対処しましたのでその様子と併せ、もうかよわいとは言わせないといった勢いを感じるクララをご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのクララ
  • クララの株分け
  • 株分けしたクララ

 

UCHIのクララ

UCHIのクララは2020年1月14日に、かよわい印象だがしっかりと紅葉を始めた様子をご紹介しました。

 

このご紹介後も軒下でずっと過ごしていて、今では見違える程に生長したといえそうです。

またちょっとした予想外な事もありますので、まずは前回のご紹介から約9ヶ月程が経った、クララの現在の様子をご紹介します。

 

 

こちらがしっかりと生長したUCHIのクララの様子です。

前回のアノかよわいと感じるような様子から、約9ヶ月程でこのような立派な姿へと生長しました。

 

 

クララはエケベリア属なので、このようなロゼット状に広がるような株姿が一般的です。

しかしこれからもっと肉厚で大きな葉となり、今後寒くなるにつれ、引き締まるようにもっと上向きになると思います。

 

 

そして予想外な事とは、このわき芽のことです。

置いている向きからはこのわき芽は見えず、いつの間にかわき芽が出て、このサイズにまで生長していたようです。

 

クララは立派に生長したといえそうですが、先ほどもお伝えしたようにまだまだこの秋の間に生長が期待できそうです。

そこで秋という株分けにはちょうど良いタイミングなので、それぞれをしっかりと生長させるためにも株分けをしたいと思います。

 

 

クララの株分け

今回株分けを早めに決断できたのは、秋という季節的なことと、ピンクの円で囲った部分にはわき芽の茎が見て取れるということです。

これならこの部分をカットして挿し木にすることで、今なら比較的成功率は高いのではないかと考えたからです。

 

それでは株分けの作業を始めます。

 

 

早速、清潔なハサミで先ほどの茎をカットしました。

親株にも負担がなく簡単にこのわき芽を取り出すことができました。

 

 

しかしわき芽をカットすると親株はややグラグラするようになりました。

そこで根元の枯れた葉などを取り除き、きれいな状態にして土を足して安定するようにしました。

 

 

次にカットしたわき芽はこちらのクララを購入した時に植えられていた黒のプラスチックの鉢へ挿し木(挿し穂)します。

 

 

そして挿し木にしようと切り口などを見てみると、これまで見ていた反対側に短めですが根が生えていることに気が付きました。

この根が根付くかはわかりませんが、こういった様子から成功することがより期待できそうです。

 

それでは株分けした親株のクララと子株のクララそれぞれをご紹介します。

 

 

株分けしたそれぞれのクララ

こちらが株分けしたUCHIのクララの様子です。

土を根元付近にも均等に足したので、以前桃太郎で強引に葉を上向きに向けた時のような姿になってしまいましたが、無理してこのような姿にしたわけではありません。

 

 

ですがこれでクララはよりしっかりと生長できる環境は整ったと思います。

あとは秋の日差しにしっかりと当てれば、葉はもっと肉厚になり、よりしっかりとした株へと生長してくれるのではないかと考えています。

 

 

そしてこちらが購入した時のプラスチックの鉢へ挿し木にした、わき芽(子株)です。

しばらく日陰気味の場所に置いて根付くのを待ち、状態次第で日の当たる場所へ移したいと考えています。

 

 

徒長し、根腐れもして状態を悪くし、ギリギリの状態で挿し木した経緯を乗り越えながらも何とか持ちこたえ、アノかよわい様子だった株がこのような姿へと生長を遂げてくれたのはとてもうれしいことで、今後はこの鉢いっぱいに広がるように育てたいと思います。

 

 

UCHIのクララは本当にたくましく、もう以前のように何とかこの状況を乗り越えてほしいといった心配をする必要はないと言っても過言ではなさそうです。

しかし油断は禁物で、やはり苦手な冬をなんなく乗り越えるには、秋の間にたっぷり日差しに当てて、液体肥料なども与えながら、よりしっかりとした株へと生長を促したいと思います。

 

そして楽しみなのは紅葉した姿なので、またクララの色合いに変化がありましたら、挿し木の様子も含めて今より生長した親株のその時の姿をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

95日後の様子をご紹介します。