やっとそれなりの雰囲気が出てきたと感じている十二の爪

こんにちは。

今回は、やっとそれなりの雰囲気が出てきたと感じているハオルシア属の多肉植物「十二の爪」の様子をご紹介します。

十二の爪は初めてご紹介した時のような姿とはまだいえませんが、これからの春の生育期の間でまずまずな姿へと育てることができるのではないかと期待が膨らんでいます。

それは本当に時間がかかりましたが、やっと十二の爪にそれなりの雰囲気が出てきたと感じているからです。

そこで植え替えて今年の春で2年になりますので、より良い生長に繋げるために、土の入れ替えをしたいと思いますので、現在の十二の爪の様子と併せその作業の様子をご紹介します。

今回の目次

  • UCHIの十二の爪
  • 十二の爪の根の状態の確認と土の入れ替え
  • 土の入れ替え後に変化を感じた十二の爪

 

UCHIの十二の爪

UCHIの十二の爪は2019年12月10日に、葉焼けした赤みが引き、やっと新芽(新葉)が育ち始めている様子をご紹介しました。

 

このご紹介後も柔らかな日差しが届く場所に置いて過ごしていて、時に葉が赤っぽくなってしまうこともありましたが、動じることなくマイペースにゆっくりと生長しながら過ごしている様子でした。

そしてアッという間に約1年4ヶ月が経ち、かなり時間がかかりましたがやっと十二の爪といったそれなりの雰囲気が出てきたと感じられるように思えています。

 

しかしだからといって、初めて十二の爪をご紹介したちょうど2年半前の、2018年10月3日のような葉が積み重なるような姿にまでは戻せてはいません。

 

そこで十二の爪はそれなりの雰囲気が出てきたこともあり、春の生育期でまずまずな姿へと育てることができるのではないかと期待が膨らんでいますので、冒頭でもお伝えしたように植え替えて今年の春で2年になることもあり、より良い生長に繋げるために土の入れ替えをしたいと思います。

 

それでは土の入れ替え作業をする前に、まずは十二の爪の現在の様子をご紹介します。

 

こちらがやっとそれなりの雰囲気が出てきたと感じている、UCHIの十二の爪の様子です。

以前のように葉が積み重なるような姿までとはいえませんが、かなりそういった姿に近づき始めたと思います。

 

 

しかし葉先がまた赤茶系になり葉焼けしている様子があります。

UCHIの十二の爪だけかもしれませんが、冬でも日差しが強くなり始めるとより窓から離れた場所へ移動させる必要があり、なかなか日当たり具合には気を使います。

 

 

またその葉には、以前のようなシワが入り始めているような様子もあります。

これは以前水を与え過ぎたことが原因だと思いますが、根元付近の葉が半透明のような状態になり、株を枯らしてしまいそうになった経験から、寒い時季は断水して過ごしているからだと思います。

 

しかしこれからは十二の爪も活発な生育が期待できる生育期です。

 

そこで前回こちらの鉢に植え替えたのが2年前の春で、株の状態も良さげということもあり、春の生育期にはより良い生長が期待できるのではないかと思いますので、根の状態を確認しつつ、新しい土へ入れ替えをしたいと思います。

 

 

十二の爪の根の状態の確認と土の入れ替え

まず根の状態確認と土を入れ替えるために、十二の爪を鉢から抜き出しました。

 

 

そして古い土を取り除くと、このように根が生長していることがはっきりわかる状態です。

約2年も経っているので当然のことですが、この素焼きの鉢に植え替えた時とは別物です。

 

 

そして根の状態をさらによく観察してみると、ピンクの円で囲ったような最近伸び始めたような色合いの根があり、おそらくこういった様子からもより良い変化が期待できるのではないかと思います。

 

あとの作業は新しい土で植えるだけなのですが、そろそろもっとその植物にあった配合を考える必要もありそうですが、これまで通り赤玉土(小粒)1と日向土(細粒)1で植え直しました。

そして水もたっぷりと与え様子をうかがっていると、この作業から5日後の今朝には早速それなりの変化が感じられましたので、今朝の十二の爪の様子をご紹介します。

 

 

土の入れ替え後に変化を感じた十二の爪

こちらが土の入れ替え後に変化を感じた、今朝のUCHIの十二の爪の様子です。

 

 

おそらく土を新しいものへ交換したというよりは、葉に水分が行き渡った影響が大きいと思いますが、これまでの葉が内側へ寄るような姿から、今はやや外側へ開くような姿になりました。

結果的によりイキイキとした姿になったので良かったと思います。

 

 

また葉が外側へ開いたような姿になったことで、これまで気が付かなかった事に気が付きました。

それはピンクの円で囲った場所のように、葉の内側にも白い模様が表れていたことです。

この株は十二の爪としてご紹介していますが、もしこういった様子から「十二の爪」でなく「十二の塔」または別の品種だと断定できるようでしたら、ぜひご連絡いただければと思います。

 

 

葉に水分が行き渡ったことなのか、または暖かくなったことなのか、それとも土を入れ替えたことなのか、どのことが良い結果へと繋がっているのか今ははっきりとはわかりませんが、相乗効果でこのような変化が始まったのだと前向きに捉えたいと思います。

しかしだからといって水の与え過ぎはまたトラブルの原因となりますので、しっかりと土と葉の状態などを確認しながらなるべく多く与えるようにして育てたいと考えています。

 

やっとそれなりの雰囲気が出てきたUCHIの十二の爪は、ご紹介してきたような様子から春の間でより良い変化が期待できそうなので、そういった変化が感じられれば、その時の十二の爪の様子を改めてご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

700日後の様子をご紹介します。