こんにちは。
今回は、生育期を迎えてからおこなったパキラ属の観葉植物「パキラ・グラブラ」のお手入れの様子と併せ、その成果をご紹介します。
パキラは冬に多くの葉が枯れ、UCHIではこれまで早々に枯れ始めた葉は取り除いていましたが、今季はこれまでのある印象から、このまま冬越ししてみようと思い手を付けづにしていました。
そして地域にもよりますがパキラは4月(春)辺りから生育を始め、そろそろかと思い、全体的に葉が小さなことが気になっていたので、4月上旬にお手入れをして大きな葉へと育てる準備を始めました。
すると今では葉の数は減ってしまいましたが、準備した成果なのかは定かではありませんが、葉はこれまでより大きく育ち、これからのより活発な生育期での変化に期待が持てそうな気がします。
そこで現在のパキラの様子と合わせ、冬越しを終えてからおこなった、4月上旬のお手入れをした様子を併せてご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIのパキラ
- 生育期を迎えからおこなったパキラのお手入れ
- 葉がこれまでより大きめへと変化を始めたパキラ
UCHIのパキラ
UCHIのパキラは2020年11月21日に、穏やかな生長をしていたので、時季的に適期とはいえませんでしたが植え替えをした様子をご紹介しました。
このご紹介後は特に植え替えの影響を感じることなく冬を迎え、順調に冬越しもできていましたが、2月の上旬辺りから葉が変色し始め、2月下旬には多くの葉が枯れたり変色してしまいました。
しかしすぐには対処せず、枯れた葉などはそのままにして春まで待つことにしました。
それは冒頭でもお伝えしたように、これまでのある印象から、そういったことを試してみたのですが、それは枯れ始めた葉を早々に取り除くと、別の葉が枯れ始めてしまうといったような気がしていたからです。
そしていよいよ4月に入り、気温も上がってきたので枯れた葉を取り除いて、全体的に葉が小さなことが気になっていたので、そういったことの改善も目的として追肥することにしました。
すると今では、これまでとは違って理想としていたパキラらしい大きな葉へと変化を初めている様子が感じられましたので、前回のご紹介から6ヶ月が経った、理想としていた大きな葉へと変化を始めている現在のパキラの様子をご紹介します。
こちらが理想としていた大きな葉へと変化を始めている、UCHIのパキラの様子です。
このパキラの葉は、これまで比較的小さめの葉が数多く付いていた印象でしたが、ようやくパキラらしい大きめの葉が出てきてくれました。
もちろん好みもあり、小さな葉が詰まった様子も悪くはありませんが、やはりパキラといえば大きめの5枚葉が魅力ではないかと思っていますので、こういった変化を期待していたのでとてもいい成果が表れてくれたと思っています。
それではこういった変化へ繋がったのかは定かではありませんが、4月上旬の生育期を迎えてからおこなった、枯れた葉のお手入れや追肥などをした様子をご紹介します。
生育期を迎えからおこなったパキラのお手入れ
こちらが生育期を迎えた2021年4月4日の、UCHIのパキラの様子です。
多く(特に幹よりの中心部)の葉が全部枯れてしまい、傷みだしている葉もありますが、外側へ茎が伸びている大きめの葉にはきれいなものが残っていることがお分かりいただけると思います。
こちらがまだきれいな葉の様子で、こういった葉を残したかったので、冬に枯れた葉を早々に取り除かずそのままにしていました。
これはあくまで自分なりの見解ですが、養分が足りていないのか、水が足りていないのか、それとも気温などが影響してなのかはわかりませんが、以前春前には葉が全て枯れ落ちてしまった経験があり、その時は枯れた葉や傷んだ葉を早々に取り除いていたので、傷んだ葉を残すことで全ての葉を失うようなことが回避できるのではないかと思い、傷んだ葉を残すことにしていました。
するとこのように全て枯れてしまうことはなく、一応こういった様子で何枚かきれいな葉が残ったまま生育期を迎えることができました。
そしてもうこの葉への影響はないと思いますので枯れた葉を取り除きたいと思います。
この枯れた葉などを取り除いて、次は残っている葉や葉の大きさの改善に着手したいと思います。
枯れた葉はこのような状態なので、簡単に手で取り除けます。
そしてこのような新芽が出てきているので、残っている葉もそうですが、こういった新芽などに栄養がしっかりと行きわたるように追肥をしたいと思います。
そこでまずマルチングで使っているココヤシファイバーを取り出しました。
すると白っぽく変色している部分があります。
そこで鉢の土の様子を確認してみると、このように土の表面が白っぽくなっていることに気が付きました。
これはおそらくカビなので、カビが発生している土は取り除きたいと思います。
このようにカビが発生している土は取り除きました。
そして、このような緩効性化成肥料を与えます。
一応幹に干渉しないように鉢の隅に2個緩効性化成肥料を置き、土を足して作業は完了です。
そしてこの後、先ほどご紹介した姿へとパキラは変化しました。
それではもう1度改めて、このお手入れをした約2ヶ月後の、葉がこれまでより大きめへと変化を始めた、今朝のUCHIのパキラの様子をご紹介します。
葉がこれまでより大きめへと変化を始めたパキラ
こちらが改めてご紹介する、葉が大きめへと変化を始めた、UCHIのパキラの様子です。
これまでと違って、葉には横幅もあり、このように大きめな葉がようやく姿を見せてくれました。
これはお手入れをして、肥料を与えたことでの成果なのかはわかりませんが、こういった変化が現れたのはとてもうれしいことです。
またこのように最近開いた新葉もあり、こういった葉がどこまで大きくなるのかとても楽しみです。
しかし残念ながらこれが先ほどお手入れ時にご紹介した新芽の生長した姿なのかがわかりません。
また大きめの葉も残っていた葉が追肥の効果があって、あのような姿になったのかもわかりません。
それはこの葉がこれだといったような目印になるようなものがないことに今気がつきました。
また以前の様子と比べ、かなり葉が減っていることもとても残念で、これはUCHIは冬がかなり寒いので、かなり水も控えめにして対処していましたが、上手に冬越しできないことが1番の原因です。
しかし今このように理想としていた大きな葉を付けるようにUCHIのパキラは変化を初めています。
そしてこれからはさらに活発な生育が期待できますので、夏前にもう1度追肥して育て、尻つぼみな部分もありましたが、今の様子はお手入れと追肥の成果だと前向きに捉え、次回は今年の1番暑い日でないかといった頃に、UCHIのパキラはどのような生長を遂げているのかをご紹介したいと思います。
今回ご紹介したパキラの基本的な育て方はこちらでご紹介しています。
また過去のパキラの様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。