何もせずにはいられないパキラ

こんにちは。

今回は、またも葉の変色が日に日に進む、パキラ属の観葉植物「パキラ・グラブラ」に何もせずにはいられないので、枯れ始めた葉にお手入れをした様子をご紹介します。

パキラの葉が変色して枯れてしまうのは、そもそも管理の仕方が悪いからだと思いますが、以前もUCHIのパキラは葉が全て無くなってしまったので、今回こそこの状況を食い止める努力をしてみたいと思います。

しかし葉が枯れる原因は以前ご紹介したように様々で、また複合的にも起こってしまいます。

考えているお手入れは的確な処置とはいえませんが、今以上の進行を止めることができれば、今後の経験にもなりますので、何もせず見ているでけではなくお手入れをしてみたいと思います。

今回の目次

  • UCHIのパキラ
  • パキラのお手入れと葉が変色した原因
  • お手入れをしたパキラ

 

UCHIのパキラ

UCHIのパキラは2019年6月8日に、葉が大きく生長し、生気がみなぎる様子をご紹介しました。

 

このご紹介から半年以上が経ち、秋に差し掛かった辺りから、葉の先が徐々に変色し始めました。

その時は枯れ始めたのは2枚ほどで、あまり気にしていませんでした。

しかし次第に他の葉も変色して、このままではまた以前のように、葉が全て落ちてしまうのではないかと思うほどにまで、葉の状態が悪くなりました。

 

そこで効果があるかわかりませんが、枯れた部分をカットし、て緑の葉を少しでも長く維持できればと思います。

まずは作業前に、現在のパキラの様子をご紹介します。

 

 

こちらが葉の変色が目立つUCHIのパキラの現在の様子です。

半年前の生気がみなぎる様子とは、かなり様変わりしてしまいました。

 

 

最初に変色が始まったのは、UCHIのパキラでも1番大きなこの葉だと思うのですが、先端こそ切れていますが、なんとか一応残っています。

 

 

残念ながらご覧いただいているように、ほぼ全ての葉が変色して枯れ始めています。

 

 

このような小さな新しい葉もい開いたのですが、その後は生長もせず、葉に斑点が付いたような状態になってしまいました。

 

 

幹はしっかりと硬さがあるので、根腐れはしていないようです。

しかしマルチングしているバーグチップが白くなり、カビが発生しているような状態なので、お手入れの際にすべて取り除きたいと思います。

 

それでは少しでも葉を維持できるように、枯れた部分をカットする作業と、カビているようなバーグチップを取り除きたいと思います。

 

 

パキラのお手入れと葉が変色した原因

パキラの葉は枯れていると、手で触れるだけで取り除けます。

数枚の葉は触れるだけで落ちましたが、大きな葉がついた茎は、茎ごと付け根から取り除きました。

 

 

次に効果があるかわかりませんが、これ以上の進行を止めればと思います。

そこでまだ枯れていない部分をピンクの線でカットし、枯れた部分を取り除きます。

 

 

このように枯れた先端をカットして取り除きました。

因みに挿し木するときも、残っている葉をこのように先端をカットする処理をするようです。

 

 

そしてカビかどうか正確にはわかりませんが、白く変色しているバーグチップを取り除きます。

 

 

バーグチップを取り除き、葉のホコリを落とすため葉水して今回のお手入れは完了です。

 

冒頭でもご紹介しましたが、パキラの葉が枯れたり変色するのには様々な要因があり以前ご紹介しました。

しかしUCHIのパキラは、当初先端が枯れ始めたのはリビングに置いていたので、衣類などが葉に触れ、そこが痛み枯れてしまったものだと少し安易に考えていました。

 

しかし場所を移し、その後に衣類が触れた葉ではない葉も枯れたことから、原因は他にありそうです。

UCHIの環境から考えて、肥料の与え過ぎ、もしくは日照不足、または水が不足しているといった3つのどれかが主な原因ではないかと考えています。

 

この3つに絞ったのは、UCHIのパキラはもう1年以上同じ環境で過ごしているので、季節は別としても環境に順化しており、そして目に付く害虫は一応見当たりません。

また水に関しても、基本的に乾かし気味に管理するようにしていますので、水の与え過ぎも考え難いです。

 

そして変色が始まったのも9月の上旬当たりからなので、季節的な要因は考えにくいですが、バークチップの様子もあり、複合的な要素も考えられます。

的確な答えを出すことはできませんが、今後は生育期に与える肥料の量を少し控え、パキラは耐陰性が強いですが、もう少し日当たりの良い場所に置くよう改善したいと考えています。

 

それでは話が長くなってしまいましたが、お手入れしたパキラをご紹介します。

 

 

お手入れをしたパキラ

苦肉の策ですが、一応処置をしました。

この処置で葉が枯れるのを食い止められるかはわかりませんが、何とかこの状態を維持して冬越ししたいと思います。

 

 

カットして葉水をしホコリを洗い流しました。

 

 

雪とアナの女王の、オラフのような茎と葉も枯れさせないよう、なんとかこのまま状態を維持したいと思います。

 

 

もし葉が全て落ちても、以前の経験から根腐れしていなければ、また春ぐらいに新しい葉が生長します。

しかしできれば、新しい葉が育つまでは今季は現状を維持したいです。

 

パキラの葉がこのような状態になったのは2度目で、基本的にはパキラは丈夫ですが、なかなか葉を美しい状態に保つのは難しいと感じています。

そしてこれからの時季は、間違っても水の与え過ぎだけには気を付け、まずはこの冬を無事乗り越えたいと思います。

 

また手を加えたパキラの葉や、パキラ自体に変化の様子がありましたら、その様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

189日後の様子をご紹介します。