こんにちは。
今回は、葉先が色づき膨らみも増したセダム属の多肉植物「セダム・アリスエヴァンス」こと春萌の植え替えの様子をご紹介します。
セダム属は品種によっては日当たりの良い場所に置いていても徒長したりすることもあり、理想とするような見た目のままで育てることが難しい場合があります。
そこでより日当たりの良い場所などに置いたりして対処しようとすると葉焼けしたりとなかなか品種によっては最適な場所を見つけるのに苦労することもありますが、春萌は夏も日当たりの良い場所に置いて育てていますが葉焼けはすることなく過ごしていて、今ではよく日に当てていたことがよかったのか葉先が色づき始めてくれました。
またその葉は以前よりも膨らみも増していることもあり、時季的にはまだもうしばらくは活発な生長が期待できますので、かわいさは残しつつもしっかりと丈夫な株へ育てようと春萌を植え替えすることにしましたので、葉先が色づき膨らみも増したその葉の様子と併せ、植え替えの作業の様子などをご紹介します。
今回の目次
- UCHIの春萌
- 春萌の植え替え
- 植え替えた春萌
UCHIの春萌
UCHIの春萌は2022年7月30日に、幼気な様子のまま育てたいとその時の様子をご紹介しました。
このご紹介後はずっと屋外の日の当たる場所に置いて育てていますが、時間帯などによっては日が遮られることもあるのでそのこともあってか葉焼けなどすることもなく過ごしてくれています。
そして秋を迎え、気が付けば葉先がほんのりと色づいていて、その葉をよく観察すると前回ご紹介した時よりも葉が増え膨らみ(厚み)も増しています。
こういった様子なのでしばらくはこのまま育てても問題なさそうですが、もうしばらくは活発な生長が期待できる時季でもありますので、あまり大きくはしたくはないのですが、この機会にしっかりとした丈夫な株へ育てようと思いますので、今植えている鉢からやや大きな鉢へ植え替えようと思います。
それでは作業を始める前に、まずは前回のご紹介から2ヶ月半が経った、葉先が色づき膨らみも増した春萌の現在の様子をご紹介します。
こちらが葉先が色づき膨らみも増した、UCHIの春萌の様子です。
いい感じに生長しているのですが、ご覧いただいているようにまだまだ小さな株であることは間違いありません。
ただ春萌などのセダム属は品種にもよりますが、屋外の日当たりの良い場所でも徒長したりすることもありますが、今置いている場所の日当たりと風通しなどが春萌に最適なのか、前回のご紹介時と比べても茎がより目立つような様子はありません。
そしてこちらが葉先が色づき膨らみも増した春萌の葉の様子です。
葉先が赤系に色づいていることが一見しただけでもお分かりいただけると思いますが、よく見ると葉が以前より膨らんでいて、理想としている幼気な様子は残しつつも生長していることも実感できます。
先にお伝えしているようにこのまま育ててもしばらくは問題ないとは思いますが、葉もまだ数枚ですが徒長するようなことはなく詰まったまま増え始めていて、この様子ならより多少大きく生長させてもかわいい見た目のまましっかりと丈夫な株へ生長してくれるのではないかと考え、今は植え替えの適期でもあるので、希望的観測が強めですがこの機会により良い生長に期待して植え替えたいと思います。
春萌の植え替え
春萌を植え替える鉢ですが、多肉植物には少し前にハオルシア属のムチカで使ったようなオリジナルの円柱型のようなプラスチック鉢へ植え替えるようにしています。
しかし春萌のかわいい雰囲気をなるべくより引き出したいと思い、フィロデンドロン属のバーキンで使ったような、より丸型に近い見た目でかなり小さめのこのような丸型の鉢を昨夜用意しました。
そしてその中でも今の春萌のサイズ感に合った、こちらのより小さめの方の丸型の鉢へ植え替えたいと思います。
それでは春萌の植え替えを始めます。
まずはこのように今植えている鉢から春萌を抜き出しました。
そしてこちらが鉢から抜き出した春萌の根鉢の様子です。
まだ根が側面にまで張り巡っているとまではいえませんが、多少根が見てとれる程度までは伸びています。
そして葉が落ちたり傷を付けたりしないように気を付けながら、丁寧に古い土を振るい落として取り除きました。
あとは赤玉土(小粒)4.5と日向土(細粒)3.5とピートモス2のやや日向土が多めのブレンドのいつ土で植えて、そして水を与え、しばらく風通しの良い場所に置いておきました。
それではこの作業からまだ4時間程しか経っていませんが、わずかだけは土の表面辺りだけは乾いてきていると思いますので、植え替えた春萌の様子をご紹介したいと思います。
植え替えた春萌
こちらがオリジナルの丸型の鉢へ植え替えた、UCHIの春萌の様子です。
小さめの鉢を選びましたがそれでもまだ今の春萌のサイズからするとやや大きめなようでした。
茎の部分をどの程度にするか悩みましたが、今後多少茎も伸びることも考え土に隠れるようにしました。
あとはこのようにしっかりと日が当たる場所に置き、そして紅葉が深まると葉がどの程度まで色づくのか、そしてどのような色合いへと変化するのか楽しみにしたいと思います。
丸型の鉢へ植え替えたUCHIの春萌は、今のところやや鉢が大きいかなといった様子ですが、根の様子やこれからも屋外の風通しの良い場所に置くこともあり、水の与え過ぎによる根腐れなどは回避できると思います。
そしてしっかりと根付いてくれれば残りの秋の間に今よりしっかりと丈夫な株へと生長してくれると期待が持てると思います。
まだ気温が高めですが、今後寒くなるにつれ葉の色合いなどに変化があると思いますので、その時に植え替えたことでどういった変化があったのか、徒長させず葉が詰まったままで理想としているような幼気な様子も残せて育てられているのかなど、その時の春萌の様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
210日後の様子をご紹介します。