88日前に仕立て直しをした虹の玉

こんにちは。

今回は、88日前に仕立て直しをしたセダム属の多肉植物「虹の玉」の様子をご紹介します。

理想をいうのならばもっと根元までといった期待もありましたが、あまりに欲張りすぎるとその時の様子さえも失ってしまうことも経験しています。

そこで88日前に仕立て直した虹の玉が、今、ほぼ全体が真っ赤に紅葉して見頃ではないかと思いますので、どういった様子なのか現在の虹の玉をご紹介したいと思います。

今回の目次

  • UCHIの虹の玉
  • ビニールポッドの虹の玉
  • 88日前に仕立て直しをした虹の玉

 

UCHIの虹の玉

UCHIの虹の玉は2021年11月26日に、気根が伸びてまるでひげだらけといった姿だったので、その様子と併せ、仕立て直しをした様子をご紹介しました。

 

多くの多肉植物同様にセダム属の虹の玉を仕立て直しする時季としては少し遅めで、秋の期間でいうなら理想は10月上旬頃から遅くても11月中旬が適期ではないかと思いますが、作業したのは11月下旬だったのでした。

その適期だと考えている時期からすると、やや遅れての作業となりましたが、そういいった影響もなくすぐに無事に根付き、今も元気に過ごしています。

 

そして冒頭でもお伝えしているように、今、仕立て直した虹の玉はほぼ全体が真っ赤に紅葉して見頃ではないかと思います。

ただほぼといった表現をしているのには理由がありますので、まずはそういった様子からご紹介したいと思います。

 

 

こちらが前回のご紹介から88日(約3ヶ月)が経った、ほぼ全体が真っ赤に紅葉して見頃を迎えている、UCHIの虹の玉のほぼとお伝えしている理由の部分です。

紅葉するにはしっかりと日に当てる必要があるものの、以前は比較的下の方だけ色づいたこともありましたが、日が当たりにくい部分はこのように緑系の色合いが残っているようです。

根元付近は仕方がないとしても、上部の方の葉が赤く色づいていないのは日が当たる向きと反対側になっていることが原因で、こういった様子からほぼ真っ赤と表現しました。

 

 

そして全体をご覧いただく前に対処しておきたいことがあります。

それはこのように水を控えめにしていたこともあり、縮れて枯れてしまっている葉があることです。

 

 

できる限りより良い姿をご紹介したいので、縮れて枯れた葉などはこのように取り除きました。

またこういった様子はこの株とは別にビニールポッドに挿し木した株にもありますので、同じように対処しました。

 

それではUCHIの虹の玉をご紹介する前に、先にビニールポッドにほぼ高さを揃えて挿し木した虹の玉の現在の様子からご紹介します。

 

 

ビニールポッドの虹の玉

こちらが88日前に、ビニールポッドにほぼ高さを揃えて挿し木した虹の玉の様子です。

挿し木して間もなく冬を迎えたことと、しっかりと日当たりの良い場所に置いていたこと、そして生育が鈍っていることもあり、このように茎は伸びることはなく挿し木した時の高さのままです。

 

 

そしてこちらが前回撮影したのと同じ角度の、挿し木した虹の玉を上から見た様子です。

挿し木した時もやや赤く染まり始めていた葉もありましたが、紅葉が深くなり、より濃い赤へと色づいたことがお分かりいただけると思います。

 

 

ビニールポッドではやや見た目の印象に物足りなさがあり、またやはり日に当たる方向から見て反対がやや緑系の色合い部分も残っていますが、11月末に挿し木して無事に過ごしているだけでも満足です。

またそれはある意味、アノ気根の力も働いたのかもしれません。

 

それではお待たせしましたが、88日前に仕立て直しをした虹の玉の現在の様子をご紹介します。

 

 

88日前に仕立て直しをした虹の玉

こちらが88日前に仕立て直しをした、UCHIの虹の玉の様子です。

こちらもビニールポッドの株同様に、時季的なこともあり茎が伸びたりするようなことはほとんどなく、仕立て直しをした時の高さのままです。

 

 

そしてこちらが上から見た様子です。

特に上部の葉が濃い赤(深紅)といった色合いにまで色づいていることがお分かりいただけると思います。

 

 

その濃い赤(深紅)に色づいた葉は見事な色合いをしていますが、その下辺りには部分的に葉を失って茎が丸見えになってしまっている部分があり、こういった部分までしっかりと葉を残せなかったのは残念です。

原因としては水を控え過ぎたことなどが考えられます。

 

 

88日前に仕立て直しをしたUCHIの虹の玉はこのようにしっかりと紅葉して、濃い赤(深紅)に色づいた姿を見ることができました。

また暖かくなり生長が活発になると、しっかりと日に当て育てていても、また茎が伸び、気根も伸びだしてしまうことも考えられ、見た目を整えた状態を維持するならこまめに仕立て直しをするしかないのかと思いますが、それがある意味で虹の玉を育てるといったことで、うらを返せば自分好みに何度も仕立て直しやすいともいえます。

 

そこで今後さらに虹の玉のより良い姿をご紹介するため、なるべく高さを揃え、部分的に葉も失うようなことがなく葉が詰まった姿に育てたいと考えていますので、その為に試行錯誤して、その中で何か気が付いたことがあれば経験談としてその時の虹の玉の様子と併せご紹介したいと思います。

 

今回ご紹介した虹の玉の基本的な育て方はこちらでご紹介しています。

また過去の虹の玉の様子を一覧で追ってご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。