こんにちは。
今回は、自然に葉が立ち上がり、少し株姿がよくなり始めたエケベリア属の多肉植物「桃太郎」の様子をご紹介します。
エケベリア属の多肉植物は、葉が上向きになったきれいなロゼット状の株姿が魅力の多肉植物ですが、育て方(多分日照不足)や季節的な要因でか、葉が立ち上がらず外側へ開いたような状態になってしまいます。
好みによってその姿が理想ならば問題はありませんが、UCHIではやはり葉が立ち上がり中央へ集まるような株姿にしたいと考えています。
桃太郎も購入当初は園芸展の確かな知識と管理により葉が上向きで理想的な姿をしていましたが、室内で育てていると葉が外側へ開きなかなか購入当初のような姿へと戻すことができませんでした。
しかし1株を屋外へ移動させてみると、やや葉が上向きになり、その後室内管理していた株も屋外へ移すと、やはり自然と葉が立ち上がり、株姿が少し理想へと近づきました。
些細な変化ですが、ここから桃太郎はどのような変化をしていくのが楽しみなので、その様子の初めとして、変化があった桃太郎の様子をご紹介したいと思います。
今回の目次
- UCHIの桃太郎
- 桃太郎のこれまでの様子
- 葉が自然と立ち上がりだした桃太郎
UCHIの桃太郎
UCHIの桃太郎は2019年12月1日に、室内と屋外での違いをご紹介しました。
そしてこのご紹介から約2ヶ月が経ち、素焼き鉢に植えた桃太郎も屋外へ移動させたことで、寒いですがより日当りを確保したことで、葉が引き締まったのか自然に葉が上向きになる変化がありました。
些細な変化ではありますが、今回は葉が上向きへと変化した桃太郎の様子をご紹介したいと思います。
まずはその前に、これまでの桃太郎の様子を簡単に振り返りたいと思います。
桃太郎のこれまでの様子
UCHIの桃太郎は2019年4月5日に、以前からほしいと考え、やっと手に入れた様子をご紹介しました。
そして2019年4月7日に、早々と植え替えと株分けをした様子をご紹介しました。
今でもこの時に植え替えた、素焼きの鉢や、リメ鉢を利用しています。
それから2019年6月6日のその後の様子では、すでに葉が開いています。
葉が開いた原因を水の与え過ぎだとこの時は考えていました。
しかし今の経験から、この葉が開いた原因を考えてみると、窓際で十分に日当たりがあると考えていたのですが、それでは足りていなかった可能性があるとも考えています。
その後桃太郎は、秋の中旬辺りから屋外と室内に分けて育て始め、2019年12月1日にその違いについてご紹介しました。
それでは葉が自然と立ち上がりだした桃太郎をご紹介します。
葉が自然と立ち上がりだした桃太郎
こちらが自然に葉が上向きへと立ち上がりだしたUCHIの桃太郎です。
この角度からでも多少は以前と違った様子がうかがえます。
室内で育てていたこともあり、葉がやや伸びて外側へ開くような株姿でしたが、より強めの日当たりを確保し、寒さの影響もあるのか葉が上向きへと変化しました。
内側の比較的新しい葉は、ツメと呼ばれる先端の部分が淡いピンク系で、とても綺麗な色をしています。
しかし外側の葉には、人間でたとえるとそばかすのようなシミが目立ちます。
こちらは以前(春に)強制的に葉を上向きに変え、その後何とかそのカタチを維持出来ている桃太郎です。
葉の向きは維持できていますが、まだその他の課題が解決できていません。
その一つとして、この時季にしては比較的水をしっかりと与えていますが、葉のシワや凹凸が今もまだ消えていません。
凹凸が消えないということは、葉に厚みがないということです。
2つの桃太郎を並べてみました。
リメ鉢の桃太郎と比べ、素焼きの鉢の桃太郎は、外側の葉が伸びてしまったことによりかなり株姿が違います。
今後生長することによって、この2株はどのような個性の違いを見せてくれるのか、ある意味楽しみです。
大きな株と同じ日当たりの良い場所に置いている、小さなリメ鉢に植えた、小さな桃太郎は、外側へ向いた葉には変化がありません。
桃太郎は淡い緑色と、葉先のピンクに色づいたツメのコントラストが魅力です。
この魅力を維持するにはやはり日当たりが重要で、時季にもよりますが、室内の窓際より屋外の日が当たる場所が今は良さそうです。
置き場所を変えたことで、いい感じに変化があった桃太郎。
今回はまだ些細な変化ですが、このまま屋外の日当たりの良い場所に置いて、引き続き株姿の変化を楽しみにしたいと思います。
しかし桃太郎は基本的には丈夫ですが、株の状態を見て異変があれば、早めに室内へ移動することも考えています。
現在の様子から今後も桃太郎はより良い変化をすると思いますので、また新たな変化がありましたら、その様子をご紹介していきたいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
80日後の様子をご紹介します。