こんにちは。
今回は、最小の被害で冬越しを終えたフィカス属の観葉植物「ウンベラータ」の様子をご紹介します。
ウンベラータは前回、葉が変色を初めてしまった様子をお伝えし、その後簡単にできる対策をしました。
その対応の成果があったかは定かではありませんが、今回の冬は前回の冬と比較すると、最小の被害で冬越しを終えることができたと感じています。
また今後の生長を促進するため、簡単なお手入れと少し早いですが追肥をしたいと思いますので、現在のウンベラータの様子などと併せてその様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのウンベラータ
- ウンベラータへお手入れと追肥
- お手入れをしたウンベラータ
UCHIのウンベラータ
UCHIのウンベラータは2020年1月18日に、夏前から綺麗な状態を維持できていましたが、寒さの影響なのか葉が変色を始めた様子をご紹介しました。
このご紹介では簡単な対応として、エアコンの稼働していない夜中から朝方の冷気の入り込みでの影響を防ぐため、窓から少し遠ざけるといった対処をしました。
この対処が効果的だったかはわかりませんが、ご紹介した状態から考え、また前回の冬と比較すると、最小の被害で冬越しを終えれたと思います。
しかし全く葉に影響がなかったわけではありませんので、まずは無事に冬越しを終えたUCHIのウンベラータをご紹介します。
こちらが無事に冬越しを終えたUCHIのウンベラータの現在の様子です。
去年の今頃は、葉を全て失っていたので、このような状態で冬越しができて良かったです。
しかし冒頭でもご紹介したように、全ての葉をきれいな状態で冬越しができたわけではなく、前回ご紹介した水分が無くなり丸まり始めていた葉は、両端がご覧いただいているよに、茶色くなり枯れてしまいました。
また同じような状態だったもう1枚の葉は、自然に茎ごと落ちていました。
また一部が変色し始めた葉は、ご覧いただいている程度で進行が止まりました。
夜中から朝方の冷気を避けるため、若干窓から遠ざけ、より水を控え葉水で水分を補うといったことがよかったのかはハッキリとしませんが、多少なりと効果はあった可能性があります。
しかし葉のホコリがそろそろ目立ちます、また後程ご紹介しますが、ウンベラータには早めに追肥しておきたい理由があります。
そこで、葉のヨゴレのお手入れと、少し早いですが、今後の生長へ期待を込めて、追肥をしたいと思います。
ウンベラータへお手入れと追肥
それではいつもの要領で、葉のホコリやヨゴレへのお手入れを始めます。
まず葉に付いたホコリを葉水前に、軽く払い取ります
そしてタップリ葉水して、払って取り除けないホコリやヨゴレを流すようにします。
最後にティッシュペーパーで、葉水では取れなかったホコリを取り除きます。
このやり方で、同じ作業を一枚一枚、全ての葉にお手入れをします。
次にUCHIのウンベラータは、底石でマルチングしていますので、この石を一旦避け、化成肥料を土へ埋めるように与えます。
ウンベラータに肥料を与えるのは5月ぐらいから適期となりますが、去年は4月ぐらいから生長スピードは速くなったので、よりよい生長をしてもらうために与えます。
土へ埋めるように与える方法が正しいのかわかりませんが、こうでもしないとこの肥料は匂います。
後は底石を元に戻して、今回のお手入れは完了です。
それではお手入れをしたウンベラータをご紹介します。
お手入れをしたウンベラータ
こちらがお手入れをしてスッキリとしたウンベラータです。
ちょうど光が差し込んできたので、とての清々しい印象です。
完璧にホコリやヨゴレを取り除くことはできませんが、かなりきれいな状態に仕上げることができました。
今回は両端が枯れた葉や一部が変色(枯れた)葉は取り除かず、残すことにしました。
自然に落ちるか、今後の様子を見て取り除くか考えたいと思います。
そして早めに追肥した理由ですが、このように新しい葉が先日開き始めました。
淡い色合いの葉はまだ完全に開いておらず、しわくちゃな様子で、奥の小さめの葉はそれより前に開いて生長した新しい葉です。
また新しい葉はもう一方の茎の方にも付いています。
このように新芽が生長を初めているので、少し前にご紹介したハイポネックスでも問題はありませんが、以前同じ化成肥料を与えているので、ウンベラータには早めに同じ化成肥料を与えることにしました。
暖冬だった影響もあって、最小の被害で冬越しを終えることができたウンベラータは、去年とは違った変化が期待できると思います。
追肥もしてより生長を促す準備も整いましたので、日にしっかり当たるよう、より窓際の場所に戻し、今後の変化を楽しみにしたいと思います。
お手入れをしたウンベラータは、また夏頃により立派に生長した様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
456日後の様子をご紹介します。