アグラオネマ・アンニャマニーの未完成熟

こんにちは。

今回は、アグラオネマ属の観葉植物「アグラオネマ・アンニャマニー」の未完成熟の様子をご紹介します。

アグラオネマ・アンニャマニーは葉の色合いから毎年クリスマスやその前後でご紹介するようにしています。

そんなアグラオネマ・アンニャマニーですが、一時はもうダメかも、枯らしてしまうかもといった状態にまで悪化させてしまいましたが、約2年といった時間をかけ、満足できる様子もある状態にまで改善できました。

一方でまだまだ課題といえる改善すべき様子もありますので、少し大げさな言い方ですが現在のアグラオネマ・アンニャマニーの未完成熟の様子をご紹介したいと思います。

今回の目次

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UCHIのアグラオネマ・アンニャマニー

UCHIのアグラオネマ・アンニャマニーは2024年12月25日に、やや物足りないその時の様子をご紹介しました。

やや物足りないアグラオネマ・アンニャマニー
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その物足りない様子として、葉が小さいことや、斑の色合いとその斑が占める面積が少ないことで、全て解決できたわけではありませんが、もうすぐクリスマスといった今、満足できる様子もでてきています。

一方で冒頭でお伝えしているように、改善すべき様子もありますので、毎年この時期にご紹介していることもあり、前回のご紹介から約1年が経った、現在のアグラオネマ・アンニャマニーの様子をご紹介したいと思います。

 

 

こちらがUCHIのアグラオネマ・アンニャマニーの様子です。

去年の様子と比べれば結構葉が増えましたが、この角度からだとアグラオネマ・アンニャマニーの魅力がまだわかりにくいのではないかと思います。

 

 

アグラオネマ・アンニャマニーといえば赤に近いピンク系の色合いの斑が特徴で、状態と管理が良いと、成熟した株の葉なら9割近くピンクの斑が占めるような葉の様子が楽しめ、去年も回復してからは全体でいうと半分ほどが、斑が占める葉もありましたが、今年の冬はいよいよ9割近い葉や、このような8割から7割ぐらいまで斑が占める葉が増えてくれました。

 

 

そしてこちらが全体的な葉の様子です。

いかがでしょうか、去年と比較すると、コンパクトな株としては葉もやや大きくなり、まずまず満足できる、アグラオネマ・アンニャマニーらしさが出てきたのでないかと思います。

 

ただコンパクトな株としても、より良い姿をご紹介するためには、解決したい問題もあるので、そういった様子を未完、そして状態の良い株ならではの期待が持てる様子をやや大げさですが、改善し安定している株だからこそ見れている様子を成熟として、UCHIのアグラオネマ・アンニャマニーの未完成熟の様子をご紹介したいと思います。

 

 

アグラオネマ・アンニャマニーの未完成熟

まずUCHIなりに成熟してきているからこそ見れる様子として、冬といえどやはり今年は暖冬だということも多少あるのかと思いますが、今でもこのような、もう間もなく開こうかといった新葉があります。

そしてその新葉ですが、これは個体差もある可能性もありますが、状態がよくなるとアグラオネマ・アンニャマニーの新葉はふちが赤系の色をしていて、これは以前の回復途中では見れなかった様子です。

 

 

そしてこの時季でもこのような筒状の新芽も出てきていて、こういった様子からこのサイズとしてはそこそこ安定し始めているのではないかと感じています。

こういった部分が熟成とは大げさですが、株として生長し、安定に入れた様子でないかと感じています。

 

 

そして未完といいますか、課題として解決したいのはこちらの根元の様子です。

初期の頃の様子と見比べていただくと、茎が細く長く、頼りない様子をしていることです。

 

元々水挿しから鉢上げした時点でやや長めでしたが、どうしても置いている棚の位置が日の光を得るには低いのか、日が当たる高さへとヒョロヒョロと上に伸びてしまいます。

 

そのことでこのような頼りない様子をしているのだと思いますが、なかなかこういった問題は、置き場所の窓の高さ、棚の高さからなる問題で、高い棚を使うなどで対処できそうですが、棚の高さを上げると、カーテンの長から窓を開けるとカーテンがなびき、鉢ごと棚から落ちるなどの問題があり、未だに対処できずにいます。

 

置き場所の制約などから、今すぐ解決は難しいので、今後何らかの策を講じたいと考えています。

 

 

ただ葉の様子からしっかりと改善していることは確かで、その様子へと一役かってくれているのは2ヶ月置きに変えている、IBのチカラ グリーンそだちEX(緩効性肥料)の力でもあると思います。

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配合されているチッソやカリは、葉・茎の生長や強化に期待ができますので、今後、冬でも定期的に交換して引き続き与え続けることで補る部分はあると思います。

 

 

ようやく多少はクリスマスといった様子が感じられるようになったUCHIのアグラオネマ・アンニャマニー。

株として安定してきている様子が所々に感じられますが、まだまだ解決しないといけない未完の部分があり、そして何より華やかさが足りていません。

 

お伝えした課題である根元の様子や、改善したといっても葉の大きさや枚数も不足していることから、そういった印象を受けるのだと思いますが、改善できたことには満足して今年のクリスマスを迎えたいと思います。

 

また次は来年となると思いますが、次回はよりゴージャスになった様子をご紹介できればと考えていますので、そういった様子をご紹介できるように工夫して、アグラオネマ・アンニャマニーを育てたいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

良いクリスマスをお過ごしください。

 

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アグラオネマ・アンニャマニーの育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、アグラオネマ・アンニャマニーの育て方だけでなく、これまでにご紹介しているアグラオネマ・アンニャマニーの様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。